My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

フォノ・イコライザ・アンプの球ころがし。~12AX7(E83CC/ECC83)~

2015-09-06 11:41:39 | 真空管プリアンプ

久しぶりに真空管プリアンプのフォノアンプ・ブロックの球を交換してみた。

ここに使われている真空管は3本とも高増幅管の12AX7(E83CC/ECC83)である。

マッキントッシュMC275の初段でも使われているので何種類何本か所有している。その手持ちの中から使えそうな球と交換してみた。

私の持っている12AX7は以前にも紹介していますが、今までの経験から使えそうな(良い音のしそうな)球は限られている。

この中から、入り口2本をJJのECC83Sから松下の12AX7に交換。

この松下製は、その昔、NHKの放送設備で使われていたというもの。ゲッターが斜めです。

これが帯域も広く、空間表現も良くて、なかなか良い音を聴かせてくれます!。

次に、出口をGenalex(Gold Lion)ECC83からTelefunken(テレフンケン)のECC83に交換。勿論ダイヤマーク入り。

なかなか締まったキリッとした優等生らしい音を聴かせてくれます。流石、テレフンケンらしい音です。

この1本をもう少し転がしてみます。

Mullard(ムラード)CV4004にしてみました。ボックス・プレートのものです。

音がかなり暗くなって、ヨーロッパ・テイストの柔らかい音になりました。MC275で使った時と同じ印象です。ロックを聴くには好みではないですね。

次に、MC275で特に良かったお気に入りのSiemensのE83CC 3Mica(3マイカ)に交換してみます。

やはり良いです!!!☆☆☆。 帯域もさらに広がり空間表現、艶も良いです。やっぱり良いものは良いです。

これに固定して音楽、レコードを楽しむことにしました。

ただ、MC275で結構な時間使ってきたので寿命が少し心配。。。今は大丈夫だが。

私のプリアンプの今の状態です。


付け加えておきますが、今まで使ってきたGenalex Gold LionのECC83も現代管の中ではなかなか健闘しています。

テレフンケンに迫る感じです。現代管の中では一番じゃないでしょうか。

本物かどうかわからないテレフンケンを手に入れる事を考えれば、安くて上手な買い物です。


Amazonでも売っているんですね。知りませんでした。

 

Genalex GOLD LION ECC83 GP ミニチュア/mT 双3極管 TGLECC83
←画像をクリックでAmazonに移動が出来ます。
Genalex GOLD LION


 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする