My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

NU製6SN7GT(ラウンド・プレート?)を入手、使ってみる。

2017-07-30 12:19:48 | 真空管アンプ

オークションでNational Union(NU)製の6SN7GTを入手。しかも、JAN印字なので軍用管です。

ガラス管壁が黒く塗られているので、ラウンド・プレートと呼ばれるものでしょう。

頭頂部分は黒塗りが空けられているので、ヒーターの柱の光は見る事が出来ます。

ゲッターは下側にあり有り、長方型です。


TUNG-SOL製のラウンド・プレートは、高音質で有名ですが、同じ様な構造が取られているこの球の音質はどうなんでしょうか?


早速、使って見ようと思いましたが、その前に、ピン足が結構汚れていましたので、丁寧に磨き掃除をして無水アルコールで拭き上げました後に、KT-88 PPアンプの2段目ムラード回路の6SN7に使ってみました。

なお、このアンプの初段SRPP回路には、すでにTUNG-SOL製ラウンドプレートの12SN7を使っています。

ヒーター電圧は12Vに変更しています。

これで、電圧増幅管は全てラウンド・プレートになりました。やり過ぎ?

 

暫く通電してから、音を出してみると、最初は何だか酔っ払った様な音。あれ~と思いましたが、暫く聴いていると、良い感じになってきました。

奥行があってコクのある音質です。高域は柔らかく、中域~低域にかけてが特徴的です。重心が低くてタメがあります。

しばらく映画音楽(洋楽)、OSTを聴きましたが、ティンパニの音がきちんと聴き取れてハリがあります。ずっしりと響きます。

クラシック・ボーカルも聴いていましたが、声が綺麗で伸びやかです。

 

コメント
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