My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

BDプレーヤーをUBP-X800にグレードアップしました。~コスパ良く、これは買いです!~

2018-12-16 21:19:45 | オーディオ

今まで使っていたブルーレイ・プレーヤーをグレード・アップするために買い替えました。

従来のプレーヤーは、2017年4月に購入した「ソニー製BDP-6700」です。購入時の記事がこちらです。

そして、今回購入したものが、同じくソニー(SONY)製の「UBP-X800」です。

このBDPは、以前からずっと気になっていて、いつ購入しようかと考えていました。

購入のきっかけは、前回のブログに書きましたが、デジタル出力をDAS-703ESで中継しES9018 DACにSPDIF入力したら、かなり音が良かったので、このES9018でももっと可能性があるのではと思った事です。今や市場はES9038が最新ですが、、、。

ソニーのBDプレーヤーは、DACを内蔵していませんので、別途DACが必要です。

HDMI入力TVや、HDMI或いはデジタル入力のある(DACを持った)AVアンプ、プリアンプでも可能です。

音楽を聴く分には、言うなれば、ネットワーク・マルチメディア・トランスポートといった所でしょうか。

 

注文後、翌々日に「UBP-X800」が到着しました。さすがAmazon!

(開封の儀)

 

 

今迄使っていたBDP-S6700と重ねてみました。大きさが全然違いますね。重さも0.9Kgと3.8Kg。

リモコンも少し大きくなり使い易くなりました。以前の物(右)は小さくて使い辛かった。

実は、新製品のUBP-X700と言う機種があり、仕様上ではDSEE HXの有無くらいなので、少し迷いましたが、X700は重さ1.4Kgと軽く、恐らく物量が違うのだろうと、結局X800に決めました。X700は廉価版でしょう。

一般論で言うと、企業戦略的に、初号機では技術、物量を投入して、市場に技術開発力、性能を見せつけ、利益よりも話題作りを優先します。X800はソニー初のUltra HD機種。その後、2号機では集積化、コストダウンを図り、価格を抑え、販売の裾野を広げ利益回収をします。X700がこれかな? HAP-Z1ES → HAP-S1もその例かな。

但し、1号機で技術性能的に充分満足が出来なかった場合は、2号機以降で更なる改良をします。しかし、これはオーディオ全盛期の頃の話です。DAS-702ES → DAS-703ESがその例かな。 私の勝手な思い込みです。

後面の端子です。

特徴的なのは、音声専用のHDMI端子が追加になっている事です。購入時はラベルで蓋がしてあります。

早速セッティングです。

ネットワークには、簡単に繋がりました。

まずは、最新のソフトウェアにアップデートです。

 

(オーディオ再生)

まず音声設定です。

今回は馴れもあり、割とすんなりと設定できました。

DSEEは「入」、PCM「192KHz」にしてみました。

これでCDを再生してみます。CDなので元データは、44.1KHz/16bit(CD-DA)です。

CDの場合は、アルバムの内容(タイトル、収録曲、ジャケット)をWebから拾ってきてくれます。

この機能自体はS6700でも同じでした。これは良い!。今や当たり前かな。

DACの表示。2倍の88.2KHzにアップサンプリングされました。

ビット数は表示されませんが、DSEE HX仕様では24bitに拡張の筈。

因みに、TV放送録画の48KHz AACは、96KHzとなりました。

次に、e-Onkyoからダウンロードしたハイレゾ音源192KHz/24bitを再生してみます。USB使用。

192KHzがそのまま再生されました。

次に、試しにDSD音源を再生してみます。

データはDSD5.6MのDFFファイルですが、176.4KHzの表示になりました。

PCMに変換されたのでしょうか。

どの状態で聴いても、音が良い!!! 

特に音の前後、左右への広がり、音の響きが良いです。

スタジオやステージの響き、余韻が良く出ています。レンジも広いです。

 

(映像関係)

手持ちのブルーレイ・ディスクを再生してみました。

映像が綺麗!!! 

細かい部分までよく見えます。映像のダイナミック・レンジも広い。黒がよく沈んでいます。

それも凄いのですが、さらに古いDVDの映像でも綺麗に見えます。素晴らしいです!。

Ultra HDも観てみたいのですが、手持ちのソースがありません。そのうちレンタルして確認しようと思います。

ただ残念なのは、ブルーレイ・ディスクで音源96KHz/24bitとなっているソフトでも、同軸(コアキシャル)音声出力は48KHzになります。これはディスク・コンテンツで規制が掛っている様です。

96KHz/24bitで出力するためには、HDMIの音声出力を使う必要がある様です。なるほど、そのためにHDMI音声専用端子が設けて有ったのですね。

しかし、AVアンプがあれば、そのままHDMIを入力すれば良いと思うのですが、わが家には無いので、何か工夫しなければなりません。HDMI→SPDIF同軸変換とか? これに関しては調査中ですが、なかなか良いものが見つかりません。

 

(レンダラー機能)

ホームネット・ワーク上にある簡易NASからWifi接続で聴いてみます。これも音が良い!

 ※簡易NASについては、今回ちょっと問題が発生しましたが、この事に関しては、別の機会に書きます。

   BDP側の問題ではなく、wifiルーターとNASの制約問題です。

勿論、別室のTVのHDDに保存した録画番組も再生する事が出来ました。

  

(ネットワーク・アプリ)

調子に乗って、Youtubeの再生、キャスティングを試してみます。

これは、PC上でYoutube動画を再生して、これをホーム・ネットワークを通して、UBP-X800に映すと言う方法です。

これも、サクサクと出来る様になりました。接続レスポンスがS6700よりも良いです。

X800は処理速度やwifi性能も改良されているのでしょう。

そして音は? これまた音が良い!!! 笑ってしまいます。

Netflix,Amazon Prime,Spotify,huluのアプリも有りますが、まだ試していません。


(その他)

・S6700の時は、起動時に本体から「カタカタ」と安っぽい機械音がしていましたが、この機種はその様な異音はありません。ファンではなくヒートシンク採用のためでしょうか。画質、音質にも効果が有るでしょう。

・起動は早いです。「高速起動モード」では0.5秒です。ストレスを感じません。

・スマホの無料アプリ「Video&TV Side View」を使って、このX800をコントロールする事が出来ました。

 このアプリでリモコン操作も出来ますが、どうも使いづらい。

  

いずれにしても、今回、これは「買って良かった!」と思います。良い買い物をしました。

ソニー SONY ブルーレイプレーヤー/DVDプレーヤー Ultra HDブルーレイ対応 4Kアップコンバート UBP-X800
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ソニー(SONY)

人気があるのか、Amazonでは入荷後1週間くらいで売り切れになることが多いです。

 

前回のブログDAS-703ESでは、懐古的な内容でしたが、今回は一気に最近のデジタル技術に跳躍してしまいました。

それにしても、やはりデジタルオーディオの雄、ソニーですね。

過去からのデジタル・オーディオ技術の蓄積が現代に生きています。素晴らしい!

最新のソニー製品では「ソニー デジタルミュージックプレーヤーSONY DMP-Z1」も気になります。この筐体で95万円とは?!

余談ですが、最近「ハイレゾ・オーディオ・ワイヤレス」なんてライセンスも制定された様です。


コメント (2)
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