さらに良くしようと、PK位相反転段の供給電源強化と電圧設定を変更しました。
①PK分割回路の電源に、CRデカップリング・フィルタを追加。
目的は、
・PK分割段の電源電圧を下げるため。
・初段(入力段)とPK段の供給電源がお互い影響を受けない様にするため。
です。
これはプリアンプでも実施し、効果は実証済です。
(回路図)
かなり贅沢な回路になりました。自作ならではの拘りです。
②同時にPK分割段の電圧設定を見直し。
本を参考にすると、ロードラインはもう少し寝かした方が良いらしい。
変更後のロードラインは、この様になりました。
初段は何も変わりませんが、PK分割段の電圧が下がり動作点も少し左に移動しています。
変更後の音は、確かに今までより落ち着いた音で、細かい音まで聴こえる様になりました。音数アップ。
さらに続きます。次はNFBの調整です。