色々と調べると、今の時代は、ネットワーク・プレーヤーでは無く、ネットワーク・ストリーマー(トランスポート)と言うのが主流の様ですね。
この世界からかなり遠ざかっていたので、時代の流れについていけてなかった。
CDをリッピングしてNASに保存して聴くのではなく、サブスクでストリーミング再生なのですね。
という事で、昨年の発売以来、巷で「コスパ最高!」との話題の「ifi ZEN STREAM」を購入候補に。
調査すると、この「iFi ZEN STREAM」は、9月1日から値上げ。しかも値上げ幅も半端ないです。49,500円が66,000円に!。悩んでる暇は有りません。値上げ前の駆け込み需要で在庫がなくなる前に購入しなくては!
と言う事で早速に注文しました。まだ在庫が有り、2日後には手元に到着。早い!
この機種の仕様や巷の評判はWebで調べてください。
特に、導入された方のレビューは沢山投稿されていますので、大変参考になります。
注意として、トランスポートなので、DACは搭載されていません。別途DACが必要です。
ifi STREAMは、UKで開発されていて、しかもハイエンド・オーディオ・メーカー「AMR」の新ブランドで、技術を継承しているらしい。期待が高まります。
到着した現物。
外装箱は欧州らしくシンプルですが、どこか中華製の感じもします。
本体です。小さい!
電源アダプター、LANケーブル(cat.印字なし)、調整棒、wifiアンテナ、英文の説明書が同梱されていました。
後面。
Wifiアンテナを取り付け。(我が家ではLANケーブル接続で使うので必要無いですが)
早速、我が家の環境に接続。
ルーター ~ ハブ(NETGEAR GS305) ~ NAS(LANDISK)、ifi STREAMをLANケーブルで接続しました。
マニュアルは、セットアップ方法が記載された英文の紙切れが1枚入っているのみ。
Webからダウンロードしてもランプやボタンの説明とLAN、WIFIへの接続方法の簡単なものだけ。
専用のコントロールアプリらしきものは現時点では無い様で、取り敢えず電源を入れて指定されたURLへアクセスしてみると、いとも簡単に繋がりコントロール画面が開きました。
この画面から簡単な設定を行いました。取り敢えず言語設定くらい。
Media Serverは、NASの「LANDISK」を認識していました。
従来のこの手の機器は、あれこれと面倒な設定が必要だった様に思うのですが、今回は全くストレスを感じませんでした。
いざ、曲を選択して再生してみると、あっさりと音がでました。
そして、一聴して音が良い!!!
一瞬手が止まり心臓が高鳴り鳥肌が立ちました。この価格と筐体から想像がつかない音には驚きです。ほんとヤバいです!。
デジタル・オーディオの進化を目の当たりにした感じです。
少し冷静になった後、そうだ!システム(ファームウェア)のバージョンアップ(更新)しなくてはと。
購入時のバージョンが「2.29.2(2021/8/12)」、更新バージョンが「2.31.7(2022/04/13)」でした。今後もバージョンアップされると思うので、都度確認が必要です。
音質に関して、PCオーディオは、USBケーブル接続で聴くとやはりノイズっぽい。音が良くなったと感じたのは、ノイズを聴いていたのかも知れません。
PCはノイズの巣窟ですから、ここでデジタル音源を再生するのは問題でしょう。
デジタル音源を再生するのは、今回のネットワーク・トランスポートの様に、オーディオ専用機に任せた方が良いに決まっています。
ホントに良い買い物をしました。
何度も言いますが、この価格でこの仕様、性能、音質には驚きです。
気になった方は、値上げ前の購入をお勧めします
初めてのネットワーク・トランスポートでしたので、他の高級クラスがどうかは分かりませんが、個人的には大満足です。
今後の予定としては、電源強化してみたい。
あと、使っていて少し気が付いたことを書き留めておきます。
・電源オフ---どこにも説明が有りませんが、ボタン長押しです。今や一般的だから書いてないのかな。
・電源投入しランプ点灯後、暫く(2分位?)は音が出ない。
次回は、実際に使ってみた感想、使い勝手などを書きたいと思います。