性懲りも無しにカソード・パスコンの変更。
今まではROE 220uF/63Vをパラ接続。
これをSpragueのExtralytic(タンタル?) 440uF/20Vへ変更。かなりの長さが有ります。
見た目がスッキリしました。
換装後にカソード電圧も測定して確認しておきました。Ik=46mAとなる様に微調整。さすがにWEの球ですので安定しています。
これにより、音に締りが出ると同時に輪郭がハッキリしました。
やっぱりコレですね。最近は好んでこのコンデンサをカソード・パスコンに使っています。
更に、初段のカソード・パスコンをSprague ATOM 250uF/16Vから、先ほど取り外したROE 220uF/63Vに変更しました。
(換装前) Sprague ATOM 250uF/16V 黒い円筒
もともとATOMは音が籠り気味になるため私はあまり好きでは有りませんが、かと言ってROEばかりでは音に締りが無くなるので、以前の状態では仕方なく使っていました。
しかし、出力段のカソード・パスコンをExtralyticに換装して音に締りが出てきたため、初段はROEに戻しました。
(換装後) ROE 220uF/63V
聴いてみると、中域~高域の音抜けも良くなり、良い塩梅となりました。低域もブヨブヨ感は有りません。
音質の微調整が出来ました。
それにしても、このWestern Electric 421Aは、芯が有って良い音がしますね。
今はリビング・システム用として、JBL LE14A + LE175を駆動しています。