My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

WE421A ppアンプのカソード・パスコンを変更。~音質の微調整~

2021-08-18 15:20:49 | 真空管アンプ

性懲りも無しにカソード・パスコンの変更

今まではROE 220uF/63Vをパラ接続。

これをSpragueのExtralytic(タンタル?) 440uF/20Vへ変更。かなりの長さが有ります。

見た目がスッキリしました。

換装後にカソード電圧も測定して確認しておきました。Ik=46mAとなる様に微調整。さすがにWEの球ですので安定しています。

これにより、音に締りが出ると同時に輪郭がハッキリしました。

やっぱりコレですね。最近は好んでこのコンデンサをカソード・パスコンに使っています。

 

更に、初段のカソード・パスコンをSprague ATOM 250uF/16Vから、先ほど取り外したROE 220uF/63Vに変更しました。

(換装前) Sprague ATOM 250uF/16V 黒い円筒

もともとATOMは音が籠り気味になるため私はあまり好きでは有りませんが、かと言ってROEばかりでは音に締りが無くなるので、以前の状態では仕方なく使っていました。

しかし、出力段のカソード・パスコンをExtralyticに換装して音に締りが出てきたため、初段はROEに戻しました。

(換装後) ROE 220uF/63V

 

聴いてみると、中域~高域の音抜けも良くなり、良い塩梅となりました。低域もブヨブヨ感は有りません。

音質の微調整が出来ました。

それにしても、このWestern Electric 421Aは、芯が有って良い音がしますね

今はリビング・システム用として、JBL LE14A + LE175を駆動しています。

 


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