私が使っているトールボーイタイプのスピーカーには、ダイヤモンド・ツィーターが使ってある。
元々のオリジナルは、ベリリウムを使った物であり、暫く1年位聴いていたが、ダイヤモンドを使ったものが発売になったので、プラス16,000円で交換したくれるというので、交換してもらった。なんでも、能率も合わせる必要があるため、それまで使っていたものと、同能率のもので物々交換となった。約2週間待った。
店員の話によると、ベリリウムに比べ、ダイヤモンドの方が、超高域までフラットな特性だそうだ。
実際に聞いてみると、高域が良く伸びて、フラットでしっかりした感じがする。
しかし、最初のうちは、やっぱりザラザラして耳障りに感じを受ける。
今は、使い始めてから、もう9ヶ月も経つので、耳障りな感じは無くなり、高域も心地良い。
市場では、ダイヤモンド・ツィーターは、かなり高価らしいが、この価格で買えたらお得である。
ダイヤモンドをこの形に整形するは、結構大変な様である。素材とその加工で、高価と思う。
ダイヤモンドとは初めて聞きましたが、硬度は最高なわけだから薄い振動板に加工してもたわまないということでしょう。
きっと正確無比で透明感のある音がするのではないでしょうか。一度聴いてみたいものです。
私は一時マグネシウムが気に入っていたのですが、やはり金属的な音でアルミとは逆にシャリシャリ感が無すぎで(内部損失の高さか?)今は冷めました。
結局シルクドームかホーンが自然な響きで気に入っています。
実際使用しているのはFostexのT-90A(MidはBeyma CP350Ti、LoはScanspeak 18W/8545-00)とFT96H(Fostex FF165WK)です。
ところで写真のウーファーはUSHERとお見受けしますが、私のScanspeakとそっくりで興味深いです。技術者が移籍して作ったのかも。このユニットと同じ物を試聴したことが有りますが、粘りがあってドラムなんかが良かったです。良いユニットです。
私のユニットもほぼ同等品なので12Wのアンプでは鳴らしきるには苦労しましたよ。
USHER AUDIOは台湾の台中にあるメーカーで、スピーカー設計でも世界的に有名なJoseph D'Appolito博士が全面な協力しています。CPがとても高いです。
エンクロージャーは、現地台湾の台中にある良質な木材が使ってあります。重量もあります。35kg/本。おしゃられる通り、とても粘り強く、人間味のある音がします。使い始めはそうでもありませんが、鳴らしこむにほどに、味のある音がします。
ダイヤモンドツィーターは、最初はシャリシャリと雑な耳障りな音でしたが、これも鳴らしこむつれ、落ち着いてきました。今では、気に入っています。高音が透明感がありとても気持ち良いです。
店も、音響に考慮した試聴した試聴室が4部屋もあり、お気に入りのCDを持ち込めば、ゆっくりと聞かせて貰えます。
私なんかは、持ち帰って聴いてから、ハイグレードのものに交換して貰いました。
この会社は、CPに優れたアンプ、CDPも販売しています。
現代スピーカーなので、確かにアンプのパワーが必要です。なので、マッキントッシュKT88PPでドライブしています。300Bでは鳴らしきれないと言われました。
やはり木材は大事ですよ。
あと最近のスピーカーと違って大きい箱でユニットを自由に動かしてあげているのが好感が持てます。放牧している牛と牛舎に閉じ込められている牛の差です。
私はギターの真似をしてバッフルにスプルース材、天板と側板はマホガニー材。背板、構造材、底板、台座はMDFで自作しました。
マホガニーはワシントン条約で制限される前の在庫しかないのでメーカーには絶対作れない自作の醍醐味100%です(笑)。
300Bで鳴らすには私みたいにスピーカーケーブルや出力トランスから端子までのケーブル、CDプレイヤーやアンプの電源ケーブルも極太にしてバイアス電流も多めに流してやるしかないですね。
お店の人もそんな方法知ってても勧められませんけど(笑)
やはりオーディオはリラックスできる音が一番なので高性能を追及し過ぎるのは間違いの元かもしれません。
私も一時は整流管までダイオードに換えましたが、結局真空管に戻しました。
台北に住んでおりまして、何の気なしに寄ったUSHERのお店で視聴して、Mini-X Diamond(ブックシェルフ型)を素人のくせに購入してしまいました。。
家では店舗で聞いた音よりかなり劣る気がしています。
アンプやCDPのランクが違うので当たり前だとは思うのですが、エージングにはどのくらい時間を必要としたか教えていただけますか?
台北は、オーディオの宝庫なので、存分に楽しんでください。
年二回の音響展に行くことをお奨めします。秋と冬。
Usherの店から、さらに中華北路を超えた通りに、よりディープな店がありますよ。
Mini-Xと一緒に、スピーカースタンドも買いましたか?
ベタ置きではダメですよ。音が篭りますよ。
エージングは、日々の稼動時間にもよりますが、Usherは時間が掛かると思います。半年くらいは様子を見てください。
素晴しいリアリティのある音になりますよ。
半年くらいのエージング了解です、気長に楽しみたいと思います。ベタ置きはだめですか、スタンドもゆくゆく検討します、ありがとうございました。
ブログを読ませていただきましたところ、USHERには、コストパフォーマンスの高いアンプやCDPも売っているとの書き込みを拝見しました。 このアンプは、日本で売っているONKYOやDENON等の30000円程度のプリメインアンプと比較して良いものなのでしょうか?また、USHERのCDPについてもご意見をいただければと思い、書き込みさせていただきました。お時間のあるときにお返事いただけると幸いです。
(DENON、ONKYO等のアンプは台湾で購入すると高いので、USHER製はどうなのかと考えています。)
自宅で聴いたことはありませんが、ネット上の評判では帯域が狭くて繊細な音ではないと書いてありました。
確かに、重量はありますし、トランス、出力トランジスタとも大きいものが使ってありますので、迫力はあると思いますが、音の繊細さ、解像度は別要素ですね。
聞くところによると、パワーアンプは中国製、プリアンプは欧州製か米国製らしいです。
USHERスピーカーは良いと思いますが、アンプはオーディオ展とかで、じっくり選んだほうが良いと思います。
ただ、このUSHERのスピーカーにはドライブ能力のあるパワーの大きなアンプが良いです。
台湾ブランドで良さそうなアンプも沢山ありますよ。
アンプを売ってるお店でUSHERのスピーカーを使ってる事を伝えて、アドバイスを貰ってください。
台湾ブランドの良質なアンプがあること、はじめて知りました。まずはアンプを売っているお店を見つけて、アドバイスをもらってみようと思います。
本当にありがとうございました。
言い忘れましたが、スピーカースタンドはUser製がお買い得ですよ。
以前は大理石ベースのものがあり、コスパが良かったですが、今はどうでしょう?
台湾音響大展、今年は8/14-17で開催されるようです。
是非行って見て下さい。
台湾音響協会主催です。
www.taiwanaudio.org.tw