また貴重な音源を入手する事が出来た。
1989年4月9日東京ベイN.K.ホールで行われた「サディスティック・ミカ・バンドの再結成ライブ」の音源です。
サディスティック・ミカ・バンドは、1stアルバムを発表してから今年で50年になるのですね。
これは再結成された第二期のもので、2日間だけ行われた大変貴重なライブ音源。
アナログ音源で現存するのは、このカセットテープのみ。当時、レコードでの発売は無し。
来週11月22日にリマスターした映像とLP BOXが発売される様ですが、当時の音をそのままにアナログ音源として収録したものは、このカセットテープのみ。
今度発売されるものは、恐らくデジタル加工、再ミキシング・マスタリングされた音源となるでしょう。先日発売された3枚組の1989 LP BOXも恐らくその音源が使用されていると思うが、とんでもない値段16,500円。
このカセットテープは「Dolby HX Pro」 + 「XDR」なので音質が良く、音に厚みがあり、ステージの雰囲気、臨場感が良く伝わってきます。
メンバーは当時の実力派メンバー。
(サディスティック・ミカ・バンド)
加藤和彦---ボーカル、ギター、キーボード
小原礼---ボーカル、ベース
高橋幸宏---ボーカル、ドラム、キーボード
高中正義---ギター、バッキング・ボーカル
桐島かれん---ボーカル
(ゲスト・ミュージシャン)
大村憲司---ギター
矢口博康---サックス
MICKEY CURRY---ドラム *CreditではMICKY CURRYとなっている。
TOM MANDEL---キーボード
(収録曲目)
SIDE Aは、殆どがアルバム「天晴」からの曲。当時聴いていなかったのであまり馴染みがない。
SIDE Bは、耳に馴染んだ曲が多く、聴きどころ満載。
1.ファンキーMAHJONG
2.UN COCO LOCO
3.賑やかな孤独
4.BOOGIE MELODY
サイクリング・ブギ
ピクニック・ブギ
ダンスはスンダ
5.黒船(嘉永6年6月4日)
6.タイムマシーンにお願い
7.塀までひとっとび
8.Boys & Girls
桐島かれんのボーカルが魅力的。2006年に再々結成された時の木村カエラよりも個人的に好印象。
余談ですが、スタジオ・アルバム「天晴(あっぱれ)」とライブアルバム「晴天(せいてん)」と順番を逆にしたのは意図的でしょう。
デジタルリマスターの映像も見てみたいですね。