My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

6AS7真空管アンプ出力を単管プッシュプルに改造

2011-10-30 11:02:51 | 真空管アンプ

6AS7は三極管の双極管で、私のアンプは元々パラレルプッシュプルになっていたが、管毎、ユニット毎の特性が揃えるのが難しいので、元の配線を生かして、簡単に双極の片方だけを使うようにして、L/R 計4本でシングルプッシュプル構成に改造していた。

しかし、これでは、管が勿体無いし、電力も無駄使いになるので、双極を旨く使って、単管プッシュプルとして、2本で構成出来るように改造した。

厳密にいうと、トランスのインピーダンスマッチングが変化する等もあるが、実際の音を聴いてみて決めることにする。

前段の管は負荷も軽くなって良い方向の様だ。

改造前の配線の様子

改造後の配線の様子

中よりの2本の管の配線が無くなってすっきり。

この2本を空きとしたのは、この後ろに電源トランスがあるため、熱源を分散させるためである。

ただし、ソケットにゴミが溜らない様に、管は着けたままにしておく。

表から見た様子。

出力管はRCAは勿体無いので、ちょっと休ませることにして、スベトラーナのC-ロゴに交換した。

中よりの2本はお休み中。

音は、RCAには劣るが、まあまあ無難な音である。

以前は電源トランスがブーンと唸ってたが、この音も小さくなった。

何より、低消費になったのと、真空管の無駄使いが無くなったので、経済的である。

今後、出力管交換するときは、2本購入すれば良いのである。投資が少なく済むので経済的。

GEの6080でも買ってみようかな~。


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