前回の東京出張時に、秋葉原で購入したパーツのひとつを使って、音の変化を確認。
今回使用するのは、オーディオ・マニアの間では良く知られたDale製の巻線抵抗RS-2Bです。
抵抗値は750Ω。桜屋電機で購入。実測値は2本共、748Ω。
これをCDプレーヤーの真空管出力の初段カソード抵抗に使ってみた。下の回路図のL204(R204)の部分。
巻線抵抗は、あまり抵抗値の大きなものは無いので、現在使用している機器の中で使えそうな所は、この場所くらいであった。その構造から抵抗値の大きいものは造れないのであろう。
現在のDale製RN65DからRS-2Bに交換。
出力のカップリングコンデンサは、Dynamicapに戻している。
交換後は、今のRN65D自体も優秀な抵抗なので、そんなに大きな変化は無いが、音が素直、ストレートに出てきている様な感じを受ける。
中域、高域のシンバルの音は、若干歪み気味でザラついた感じ。これは無誘導では無いから?
情報量は、RN65Dと同程度。全体の音色は、RN65Dのほうは若干色づけされたされた感じ。
今後、抵抗交換の楽しみとしては、先日友人に頼んで、秋葉原で購入し送ってもらった抵抗が何種類かあるので、これらを試して見たい。
OMITE無誘導巻線抵抗
タクマンREXとREY
Xiconカーボン抵抗。
あと、無誘導タイプのNS-2Bを入手し、この中高域の歪みがどう変化するかも試してみたい。背反として、今の力強さが失われるかも知れないが。
PS.
最近気になっているコンデンサ。
Auricapの新タイプAuricap XO。でも見るからに高そう。
Auricapのあのストレートでクリアーな音、特に強烈な高域がどうなったか?