My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

DAC DAS-703ESのランプ切れ修理 ~LED化しました。~

2021-03-12 14:47:10 | DAC

いつかは切れると思っていましたが、とうとうその時が来ました。

SONY製DAC DAS-703ESのモード表示ランプのうち、2個が切れてしまいました。

この際なので、LED化を施しました。 

 

分解してみると、もともと使われていたのは、Φ5mmのムギ球です。

このムギ球に色付きのビニールキャップを被せて発色させて有ります。

 

ムギ球を取り外したところです。

この機種が発売されたのは1986年頃。

その当時、流石に青や白色のLEDは存在してませんでしたが、緑や赤、橙のLEDなら存在した筈なのに、わざわざムギ球を採用したのには何か理由があるのかな? 

 

交換用に手配したLEDは白色LEDです。

これにムギ球に付いていたビニールキャップを同じ様に被せて発色させます。

LED自体は安価なので、色合いが気に入らない時のため、緑と橙発光のLEDも数量分手配しました。

回路図を見ると、供給電圧は8.8~9Vの様です。

インバータICで点灯を制御している様です。入力1と2は背反になっています。

 

LED化にあたり、VFとIFから簡単に計算しました。

白色のVFは一般的に2.8V位として、IFは15mAも流せば充分に発光するので、制限抵抗は470Ωとしました。

結構大雑把です。大雑把で良いんです。

LEDの足をフォーミングして基板に取り付け。

そして、キャップを被せました。

 

制限抵抗はシールドケース内のデジタル基板に有ります。

抵抗交換後↓。

わざわざ、DALE製の抵抗を使う必要もなかった。。。

 

元通りに組み上げて点灯確認。

問題なく点灯しています。

『MUTHING』のオレンジ発色も大丈夫です。写真では分り難いですが、肉眼ではオレンジ色です。

 

少し明るかったかも?

良く見えるし、新鮮な感じがして良いかも。そのうち馴れるでしょう。

 

気になる様だったら、緑、橙のLEDに交換して、その上から更にキャップを被せるかな。

 

 

コメント (1)
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