なんでこうも重松を読む機会だけはめぐってくるのか・・・。
対して好きではないというか
むしろ嫌いな作家なのに。
やはり売れっ子といったところか。
とはいえNHKのドラマをちょっと見てしまい
気にはなっていた作品。
主演が堤真一と小泉今日子でうまい配役だなぁ
と思っていたが
本を読んで改めて完璧な配役だと思いなおした。
内容もドロドロしたところなく安心して読める。
主人公のヤスが流星ワゴンのチュウさんとかぶってしまい、
ちょと苦笑い。
カシオペアの丘での社長といい、
重松はこの手の頑固おやじが本当に好きなんだな。
これはテレビドラマが原作を上回るという
レアのケースに当てはまるんじゃないかと思う。
貸してくれたT山くんはページをめくるたびに
涙がこぼれたそうな。
事実いたるところが涙の跡でグシュグシュになっており、
まぁ平たく言うと汚かった。