僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

のぼうの城(和田竜)

2012年10月31日 | よむ

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えぇそうです。

今をときめくベストセラーです。

つい読んじゃったんです。

基本売れた本は好きじゃないのですが、

印象的なイラストだし

長期間平積みされてるし

果ては映画化なんて言われてるし

そりゃ気にするなって方が無理ってものですよ。

と言い訳はここら辺までにして。

歴史ものとしては特に見るべきところのない

凡庸な内容だった。

ただどう考えても戦国時代の設定を借りただけの現代劇だし

歴史小説というより娯楽小説としての評価が必要なのだと思った。

そういう意味ではすごく万人向けの内容で楽しめる本。

映画の配役については

踊れるという意味では野村万斎でありだけど、

もっと漫画的な印象なんだがなぁ。

ワンピの魚人島三男坊みたいな。