さぁ今日も回るぜ諏訪大社。
諏訪湖越しの八ヶ岳が映える。
今思えば12年前に来たのはこの上社本宮だった!
本宮鳥居を背にしたこちらがむかーしの参道だったようす。
いまはなにもないけど。。。
この上社本宮は造りが変わっていて
下の案内のように
左下の参道から入って回廊を進み
階段を上って門をくぐり
180度転回してから参拝と
さながら要塞のようである。
さぁ湖畔の要塞へ繰り出そう!
って団体さん邪魔!
とまぁ団体さんとかち当たるとタイムロスなわけで。
時間調整して東口回廊から出直すことにする。
回廊の横にはいきなり本宮二の御柱。
回廊の暖簾はもちろん梶の葉ご神紋。
回廊脇に御柱祭りで使用された
御柱をひく道具が展示されている。
回廊を西へ進む。
回廊を抜けて階段を下りたところには本宮一の御柱。
御柱の表面が凸凹なのは引き回しの際の上部側で
下側はこんなツルツルになっている。
再度階段を上って
右側の入口から奥へ進む。
ここで180度転回して東側を向くと
ようやく参拝所へ到着。
残念ながら入れるのはここまで。
奥の拝殿は斉庭越しに遠く眺めるだけ。
なお、神殿はなく
ご神体は裏山なのだそうだが
どの山かははっきりしないとの説もある。
ご神紋となっている梶の葉。
一の御柱横の社務所でなにやらやっていたので
眺めていたら。
新蕎麦を大社に奉納する
新蕎麦献納祭を神楽殿でおこなったいた。
なお、
三の御柱を見たい方は
東口鳥居からお寺越しに裏手へ回ると
やや離れた位置からにはなるが見ることができる。
さて本宮から東へ車で5分。
上社前宮へやってきた。
本宮から前宮まで散歩がてら回る人も多いようす。
この前宮は諏訪大社の中で最も朴訥としており
大鳥居を抜けるというより
里山に入っていく。
といった感じを受ける。
2番目に鳥居を抜けると
ここでも神紋梶の木。
ただし、
この梶の木は諏訪の気候ではあまり大きく育たないのだそう。
前宮の案内図。
神楽殿を抜けてさらに深部を目指す。
前宮は神楽というより
なにかの道場のよう笑。
ようやく拝殿に到着。
横を流れる小川には
水眼の清流との名がついており飲むこともできる。
いよいよ本殿だが
他の3宮と比べてもかなりこじんまり。
狭い境内に御柱が並ぶのでとりあえず一周してみよう。
右手前から一の御柱。
左手前に二の御柱。
左奥に三の御柱。
そして右奥が四の御柱。
拝殿はまぁ朴訥。
上社前宮は諏訪信仰発祥の地とのこと。
確かに古ぼっちく感じる。
諏訪大社は出雲の国譲り神話で
天つ神に敗れた国つ神、
建御名方神が諏訪に幽閉されたことで発祥したと聞いている。
なるほど納得のちょとアンダーグラウンド感の漂う寂れた神社といった趣き。
来た道を駐車場まで戻る。
帰りの八ヶ岳サービスエリアで
名物の「信玄ソフト」を頂く。
八ヶ岳のジャージー牛ソフトに
信玄餅がのり
きな粉と黒蜜がかかっている。
これが大層うまいときたもんだ。
中央道上り八ヶ岳SAをご利用の際は
マストで頂くべきである。