梅雨といえば紫陽花。
紫陽花といえば鎌倉。
という何の捻りもない単純思考で
紫陽花梅雨時の
少ないお愉しみ
鎌倉の紫陽花鑑賞へやってきた。
アジサイ鑑賞のため臨時のイベント列車がでるほどの大盛況で
とんでもなくこむ北鎌倉で下車。
その中でもベストの込み具合と推察される
紫陽花寺をいえばの明月院へ。
紫陽花の他には
5代目執権
北条時頼のお墓があるが
インス映えしないせいか
あまり見向きされない。
こちら現存やぐらでは鎌倉最大ともいわれる
明月院やぐら。
古都鎌倉では墓地が少なく
代替措置として横穴を掘り供養塔をたてたのだとか。
有名なところでは
北条氏終焉の東勝寺の腹切やぐらが有名だね!
鎌倉10井の一つ
瓶の井。
まぁどうってことなくて
江戸時代に設定された観光スポットらしい。
開山堂。
花想い地蔵。
うーん
こうしてみると
紫陽花以外は
特に見るべきものの少ない名所かも・・・。
枯山水。
ここからいよいよ本番。
本堂へ向かう
紫陽花の植えられた
階段ゾーン。
は
花よりも
人!人!!人!!!
これが名高い明月院ブルー!
人がいなければ
それは美しかろうが・・・。
それでも人ごみの合間に時折顔を出す紫陽花は
どれも違った顔をみせてくれる。
他にも悟りの窓やらなにやら
有名どころは多いのだけれど
人ごみに疲れてしまい
小雨になったすきをついて
縁切り寺で有名な東慶寺へ。
東慶寺というより
さだまさしで有名かも!
山門をすぎると
中はこじんまりとして
参道から左右に枝路が分かれ
わかりやすい作り。
こちらのお寺は
・第5世住持は後醍醐天皇の皇女で
足利義直の命で鎌倉に倒れた兄、護良親王の供養のためだったり
・さらには第20世住持が豊臣秀頼の娘だったり
・江戸時代はこの門をくぐれは夫と離縁できる縁切り寺
(持ち物の一部が門をくぐればOK!)
だったりで有名!
本堂も小さく。
こちらも紫陽花が。
奥へ進むと
高台が墓地になっていて
参道の奥には皇女用堂尼の供養やぐらや
天秀尼の供養やぐらが並び
新緑と静寂で
この辺りだけ荘厳な雰囲気。
雨も上がったことだし
男子禁制の結界の外へ
鎌倉のお寺はどこへいっても境内が山に阻まれ
突き当りになるのが面白い。