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特選鳥玉手箱+鳥出し汁を頂く。
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こゆい!
ものすごくこゆい!
白米と茶飯を選べるとのことだが
ゴボウとお出しで...
につられて茶飯にしたところ
ひたすら濃かった。
茶飯の上に丁寧に海苔をひいて
ブリブリにでかいもも肉を
だけでなく
せせり、はつ、そぼろをまんべんなくちりばめた、
さらには卵黄を真ん真ん中にドカン!
と鎮座させた
まさに特選にふさわしい
親子丼。
せせりの脂身が珍しく
油濃いアクセントとなってかなり好み。
というか具材の一つ一つが際立ったアクセント。
個性派ぞろいのタレントを
まとめるための濃口なのかもしれない。
最初から茶漬けにするつもりだったので
茶飯にしたが
そのままだとやや濃すぎるかな。
茶漬けにしないなら白米がおすすめ。
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茶漬け用の鶏スープは
茶飯にあうのはもちろんとして
そのままでもじゅうぶんうまし。
しかしいい店を見つけてしまった。
返す刀で
東京一とも名高い
柳屋のたい焼きを頂いて帰る。
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ガンガンの炭火で一気に焼き上げる
餡がつまりに詰まったたい焼きは
絶品の一言。
大正からとあるので
もしかするとこの炭火は
100年絶えていないのかもしれない。
そんなわけはない。
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炭火はバリッと焼き上げた鯛は
薄皮でところどころ焼き目がついている。
とにかく薄皮でバキッ!
が特徴。
その秘密はたい焼きマシンに餡を包んだら
そのまま炭火にインしちゃう
この強烈な火力であろう。
鯛の中身は
サラサラとした
口当たりの柔らかな餡。
甘みが強いので
お茶が牛乳のご用意をお忘れなく。
行列が過ぎて
作り置きなんてありようもない。
常にバッキバキの焼きたてのみ!
すばらしい。