僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

そうだ、西塘へ行こう!

2009年05月02日 | 海外をぶらぶらする

5月1日。

新型インフルエンザで大々ディレイのカナディアンエアーを横目に

19時30分の中国国際航空で上海へ。

定刻の21時50分上海着。

3時間チョイの短いフライトのせいもあってかひどい機内食だった。

空港では巨大な五星旗がお出迎え。

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この時期中国もGW(←5・1節という)とは知らず飛行機だけおさえてしまい、

結果、どこの宿も満室という憂き目にあい、

後悔先に立たずの無宿状態に。

で今夜のベッドはここ!

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そう、空港の植え込み。

多少背中が痛いがおやすみなさい。。。

5月2日4時起床でしばらくボンヤリ。

こんな早朝に客待ちのタクシーなどいるわけもなし、

交通機関は6時頃からのため、

出発フロアで出発客の降りたタクシーをつかまえ上海の南京東路へ。

我ながらなかなか賢い。

終始アクセルをまじでベタ踏み。

人生初の、死を覚悟する速度のタクシー。

1時間ほどで南京東路のユースホステル、「上海旅行者青年旅舎」へ到着。

日本人旅行者と1時間ほど雑談し、

7時半に英語のわかるフロントがきたので明日以降のベッドを確保。

人民広場まで歩き、

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地下鉄で上海体育館へ。

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で、上海体育館に隣接する上海旅遊中心で9時発の「西塘ツアー」へ申し込む。

西塘の全施設料金こみ往復で150元。

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出発まで30分ありエアコン付きの観光バスへ乗り込むが、

東京駅のはとバスツアーのようで日本とまったく変わらないな。

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西塘まで高速道路を西へひた走る。

自動車工場が沿線に点在し、

そのすべてが「トヨタっぽい」のや「BMWかな?」といった車種で終始苦笑。

11時西塘到着。

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帰りのバスは16時発とのこと。

まずは宿探しだ。

この小さな水郷古鎮は「客桟」と呼ばれる小さな宿坊の宝庫。

町全体が宿坊といっても過言ではない程に客桟だらけ。

↑↑この写真の川の両側全部宿坊↓↓

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当初100元で探したのだが、

GWの強気な価格設定と荷物の重さに負けて5件目の「望河客桟」に200元で宿泊。

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高いことは否めないがなかなかに味のある宿で悪くない。

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トイレが流れてお湯がでるだけで上々だ。

部屋に荷物を放り込み、

12時観光開始。

あ、有料施設(バスチケットに入場料コミ)は記載に値しないレベルで全省略。。。

ひたすらに食い歩く。

名物の干し青大豆の唐辛子炒めを食いーの(3元。散歩のお供に最適)

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梅菜大肉麺を食いーの(8元。中華麺て汁に脂っけがなくまずい・・・)

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かき氷を食いーの(5元。感動を覚えるほど絶品!)

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名物の臭豆腐を食いーの(3元。動物園飼料の臭い!)

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名物の龍井茶を飲みーの(10元。薄い緑茶。セルフで湯を足してエンドレスティータイム!)

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名物の涼茶を飲みーの(1元。花だらけの薄~いメルヘン100%のお茶)

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で、たまには町はずれでボンヤリする。

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晩飯はザリガニ(バターと胡椒で超コッテリ!でも可食部が少ない...)

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とても小さな街で半日もあれば十分見て回れる。

そして18時を過ぎ、

帰りのバスもとっくに出て手持無沙汰になったころ、

街は夕闇に包まれ、

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日中とは違った表情を見せ始める。

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この時間この場所にいる人は宿泊なんだろな。

水路を舟が行きかい、

水面をロウソクが流れる。

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それぞれの場所から流れ始めたロウソクは、

時に交わり、交わっては離れる。

ユラユラとどこまでも流れるものもあれば、

突然トプンと沈むものもある。

ただ流れに翻弄される炎。

揺れる炎がそれぞれの人生のようだ。

などと思いながら緑雨ビールを飲んで寝る。

緑雨ビール

薄いっ!


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