僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

こゝろ(夏目漱石)

2019年09月15日 | よむ

明治という精神の一言に尽きる。
残穢のようにれんばする悲しみ。
透明の雪景色のような文体で
150ページ近い遺書を書けるって
漱石自身の心の病みが心配になっちまう。
精神的な意味で
並行世界のように交わらない人と人。
なお、
自殺したとは一言も書いていないので
もしかしたら
先生もどこかでグズグズと
惰性で生きているかもしれないと思うの。
最終的に
先生はクズ笑!

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