僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

朝倉5代の跡

2022年09月23日 | ぶらぶらする
今日は悪天の中
奈良から福井へ移動。
途中のラコリーナ近江八幡へ立ち寄り
ジブリの世界のような
里山まるだしの空間で
出来立てバームと
バームシェイクを頂く。
出来立てのバームクーヘンの切り分け作業が面白い。
バームシェイクはバームが入っているのかと期待したが
バームの『のった』シェイクだった。
残念。
ヘンゼルとグレーテルのような
和菓子・洋菓子のテーマパークで
立ち入り禁止すら
バームクーヘン。
近江八幡から
信長の越前侵攻のように
一気に鯖街道を北へ向かい
一乗谷遺跡へ。
信長に焼き尽くされた一乗谷の城下町を
そのまま復元している
稀有な遺跡。

城や寺社の遺構は世に幾多あれど
城下町をまるごと再現した遺跡は
他に類を見ない。
2022年10月には
新たな朝倉博物館もオープンして
歴史ファンをさらに楽しませてくれるようだ。
そんな一乗谷遺跡の中心がこちら
朝倉氏館跡。
文字通り朝倉家当主の館跡。
なお、戦国前期から続く街並みのため
城は山城、
城下町は街道沿いにという
古いタイプの都市構造。
城跡を見るには
1時間以上の登山が必要とのこと。
次にやってきたのは曹洞宗総本山
永平寺。
なお曹洞宗の総本山はこちらの永平寺と
JR東海道線鶴見駅横の総持寺の2山。
話がそれた。
こちらの永平寺は
ファンシーダンスのモデルとなった
厳しい禅の修行で知られ
愛知高校や
豊川高校といった学校も
修学旅行に訪れるのだそう。
横浜の総持寺と違って
こちらは冬になると雪に閉ざされる
山深い禅寺。

見学は16時までとのことで
この日は残念ながら参拝のみ。
それでも地名になるほどの巨大な宗教都市ということは
最短参拝路を歩くだけで
ヒシヒシと伝わってくる。

単純な寺としてもデカいが
先ほどの巨大私学を受け入れるだけの
宿泊施設と
修行施設があるということ。

巨大な法堂。
天皇家御用達の勅使門。
長い参道。
永平寺の横を流れる永平寺川。
もう少し下ったところで
福井県を代表する九頭竜川と合流する。
この辺りは奇麗な水が豊富で
蕎麦やごま豆腐、日本酒といった
喉越しのよい産業が盛ん。
というわけで
今夜は福井市きょうやさんで越前蕎麦を頂く。
越前蕎麦といえば大根おろしなのに
くるみ蕎麦が人気というし
太麺やら細麵やらあるというし
とにかく1回の来店では終わらないぞ。
な蕎麦屋さん。
逡巡した末に清水の舞台から飛び降りたつもりで
くるみ蕎麦(細麺)を頂く。
結論から申し上げると
これがとんでもなく旨かった!
味噌のようなくるみペーストを
自分で溶いた出汁の甘いこと甘いこと!
このくるみ蕎麦は初体験。
あまりの旨さに感動して
返す刀で
福井名物のおろし蕎麦を追加発注。
こちらのおろし蕎麦も
細麺に旨みを引き出したおろしをかけた『みぞれ』
と辛みを引き出したおろしに太麺をつけて頂く『おろし』
の2種が選べて
もうどないやんやんの世界。
混沌の中息も絶え絶えでどうにかこうにはおろしを選択。
辛み大根に太麺をザッザッとつけて頂くと
もぅ、男の子やなぁ。
と言わんばかりにキリリリとしまった蕎麦を堪能できる!
いやぁ近くにあったら毎週行ってしまうくらい
素晴らしく旨い蕎麦屋だった。

井出商店(和歌山)

2022年09月21日 | 麺をいただく

中華そばと早ずしを頂く。
めっっっちゃ臭い笑。
ここまで臭い店は久しぶりだな。
11時半オープンとあるが
20分着ですでにラスト1席。
駐車場は県外ナンバーだらけ。
早ずしというだけあって
まずは棒寿司だけスススッとやってくる。

なるほど。
うすーい〆鯖ののった
駅のホームで売ってそうな鯖寿司。

モグモグしながら着丼を待つことしばし。

まずスープから頂く。
ふむ。
パンチのない
たるんとした家系?
とろんとした強烈な臭いで
ひたすら細麺をすする。

旨いかそうでないかを超越して
もはや食べること自体に意味がある。
そんな老舗ラーメン。

七彩(八丁堀)

2022年09月17日 | 麺をいただく
限定の江戸甘味噌のつけめんと
きまぐれ飯を頂く。
本日のきまぐれ飯はラープガイ!
どれを頂いてもハズレなし
の七彩限定メニューだが
つけめんを頂くのは初めて。
八丁味噌によく似た赤味噌で
どっしり落ち着いた味わいと
ズーンとした深みが特徴。
これが七彩の平打ち麺と合うことあうこと。
味噌煮込みうどんよりも
さらに深い。
赤味噌党には間違いなくドはまりする一杯。
ラープガイは
タイのイサーンやラオスの郷土料理で
「鶏肉のピリ辛サラダ」という意味。
こちらをご飯に載せたもの。
これはこれで大変おいしく
江戸味噌+タイ料理で
山田長政なんかに思いを馳せたりなんかしたくなる。
リクエストするならば
米は日本米でなくタイ米で頂きたかった。

鳥や(三越前)

2022年09月16日 | いろいろいただく

13時半ぴったりに入店締め切りのこちら、
ふられる事2度で
実に3度目の正直。
焼鳥丼大盛を頂く。
焼鳥のボリュームに対して
ご飯の量が多すぎて
やや不細工になってしまった。

入店時にレバー大丈夫ですか?
と確認するお気遣い。
飛び抜けて
ってことはないけどどれも美味しい。
「焼鳥丼」として味わっていただくなら
ご飯は大盛にしないことをお勧めしたい。