僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

ネゴンボ33(西所沢)

2024年02月22日 | カレーをいただく

3種盛を頂く。
看板が地味すぎて
やっているのかやっていないのか
下手したらつぶれてるのか
よくわからん笑。

ソース大盛もライス大盛もあるが
3種盛でそれをやるととんでもない盛になるらしく
個性的な店主にストップされる。
店主を見ただけでわかる。
この店は当たりだ。
と。

ちなみにワンオペ。
まずはラムキーマ。

これはもうステーキと言っても過言ではない。
ブリンブリンのラム肉が素晴らしい。
沼のようにドはまりしそうな
濃い口肉。
続いてポークピンダル。

お肉にスパイスがビッシリ!

印度で食べた肉料理を思い出すほど。
甘酸っぱいトマト風味。
最後に別皿でやってきたオイスター。

牡蠣のカレーは初めてだ!
小ぶりの牡蠣がいくつも入っている酸味のかるカレーで
牡蠣好きなら間違いなく100点満点。
最後はもちろんごちゃ混ぜにして頂くが
ベースのカレーが似た者同士で
混ぜることでの化学変化は少な目。
ドリップコーヒーも豊富。
デザートをテイクアウトする人も多く
客単価4000円くらいいきそうなコーヒーとカレーの店。

満月うどん(武蔵村山)

2024年02月21日 | 麺をいただく

唯一駅がない東京で有名な
武蔵村山市で
肉つけうどん大盛
餅天入りを頂く。

並盛300g
大盛500g
とのこと。
餅の素揚げは多いけど
餅を天ぷらにしたのは珍しい。

地元の粉を使った地粉うどんで
褐色で固めの食感ながら
ツルッとしたのど越しもあるのが特徴。

また肉汁の肉といえば薄切りの豚バラと相場が決まっているものの
こちらではチャーシューのような分厚い
脂身たっぷりの豚肉が入っている。

ここは好みが分かれるところかも。
最後に蕎麦湯ならぬうどん湯が出てくるが
こちらはなくてもよいかな。

一九八四年(ジョージ・オーウェル)

2024年02月20日 | よむ

ザ・ディストピア小説。
行きつけの美容院の方からのお勧め。
まずこれが1949年に刊行されていることに
驚きを禁じ得ない。
村上春樹のIQ84もこの一冊がなければ
存在しなかったらしい。
たしかにビッグブラザーとリトルピープルだ。
幸いなことにここ日本での
1984年は国内はバブル前夜で
輸出に支えられた好景気で
世界は冷戦の真っ最中だった。
小説内での1984年は
現在のイギリスロンドンの管理社会が舞台となっており
南北米にイギリス・オーストラリアを含むオセアニア、
文字通りユーラシア大陸をほぼ網羅するユーラシア、
イーストアジアに由来すると思われるイースタシアの3勢力と
三竦みの空白地帯の計4ブロックに世界は分かれていた。
ただロンドン市民に直接的に関係あることではなく
目隠しされたまま中央局からの伝達事項として
一報通行に伝えられる程度のもの。
この辺りスターリンや毛沢東の統治に供するものがあり
戦争の延長線で統治をおこなうと
こんな世界がやってくるの
お手本のようであり、
また
現代も気が付かないだけで
この世界線を実は交わっているように思う。
愚者は経験に学び、
賢者は歴史に学ぶというが
個々が歴史に学ばず
考えるのをやめてしまったとき
ビッグデータという名のビッグブラザーに
我々が飲み込まれてしまう日も
実は近いのかもしれない。
救いなのは
文末付録のNEW SPEAKに対する注釈が
過去形となっており
ビッグブラザーによる統治が過去のものであることを
暗喩していること。

丘の上(三越前)

2024年02月19日 | いろいろいただく

麦とろ定食を頂く。

メニューは麦とろとスタミナ定食の2択。
扉を開けた瞬間
ツンと鼻をつく発酵臭。
ぬか漬けだ!
おばあちゃんの家に里帰りしたような香り。
着席するや否や
味噌汁に柚子を入れてよいか
ぬか漬けは大丈夫かのヒアリング。
ご飯はお好みで多めによそってくれる。

菊芋とかぼちゃのカレー煮と
根菜の炊きあわせが異彩を放っており
いいランチを頂いている気分に浸る。
お出汁でといたたっぷりのとろろを
麦飯にぶっかけて掻き込む。

野菜のみで構成された
日本のベジタリアン定食。
お出汁に魚とか使ってると思うけど。

野毛さんぽ(桜木町)

2024年02月18日 | いろいろいただく

今日は久しぶりの野毛さんぽ。
まずは桜木町地下飲み屋街の
太陽ホエール野毛本店でわらじを脱ぐ。
13時というのにすでに2軒目のグループが
ぞろぞいるという世紀末状態。
1杯目のメガハイボールが安いらしいので
早速行ってみる。

あては230円の焼き餃子。

小ぶりでどうってことない餃子なので
たれにじっくり漬け込んで頂くのがよい。
第2試合は
レモンサワーに目玉焼き5コ。

日本一に挙げられることの多いレモンサワーだが
どこが違うのかよくわからん。

目玉焼きは下に千切りキャベツが敷かれ
なぜかラーメンの味がする・・・。

全て半熟。
ノーマル・塩胡椒・醤油と
好きな味付けで召し上がれ。
ここまで頂いてお会計1230円。
なんて良心的。

食後は近所の梅やまで歩き
2階のイートインで

おやつを頂く。

むっちりと肉々しいもも肉タレ。

さっぱりもっちりジューシーなメンチ。

ぼんぼち塩はさすがに脂っ濃い!

生姜がガツンときいたねっとり感の
チューリップ100gをしゃぶり尽くしてごちそうさま。
こちら804円。
タクシーで乗り付けて
鶏肉を買ってサッと退散するマダムもいて
びっくりの鶏肉屋さん。
池内くんのご贔屓は閉店した様子。
この辺りに不似合いな煌びやかな地名を見ると
いつもちょっと暗い気持ちになってしまう。