毎年高齢、いやちがった恒例の母校OB会旅行が今年もありまして、参加してきました。といっても場所は伊東の某ホテルなので、車で1時間も走らせれば着いてしまう。
冒頭の冗談じゃないけれど、年々退職者やシニア社員が増え、おまけに新人社員が母校から入ってこないものだから、OB会は高齢化の一途をたどる。おまけに参加者が今年はとりわけ少なかったせいか、たいした盛り上がりもなく宴会、そして二次会またはマージャン大会が滞りなく行われる。ぼくは今年もマージャンに参加したが、やっぱり大負け・・・(_ _;こういう機会でしかマージャンなんてやらないから、上がり方がわかんなくなっちゃったよ。
で、2半荘やったあと温泉に浸かり、部屋に戻ってくると、二次会はまだやっていた。時間はもう深夜1時になろうとしていた。見ると、宴会のときにいたコンパニオンの女性が3人とも残っている。うちのOB会では二次会があって(ぼくはあまり参加したくないからマージャンに行ってしまうのだが)、夜更けまで飲んで食べて騒ぐわけだが、一部は疲れきっていて眠ってしまうものもいた。寝るにしても寝付けないからぼくもしかたなく参加することに。そのうちに、コンパニオンのひとりが、「ちょっと腰踏んでくれない」と言ってきた。人の腰を踏む(≒マッサージをする)なんて、子供のときに親に頼まれてやって以来だ。苦手じゃないからやってあげていると、なぜかこのコンパニオンに妙な親近感がわいてきた。自分でも不思議に思って、その人の顔をみて、はっとした。ぼくの叔母の若い頃に良く似ていると思ったからだ。顔つき、あごの形や、タバコを吸う仕草まで・・・(他の人には○ャガー○田似だといわれているそうだけど)。そういえば叔母にも、昔家に遊びに来たときに同じようにマッサージしてあげたことがあったなぁ・・・。
その後も時々肩や腰のマッサージしてあげたり、下品さも交えた(!)会話をしながら夜はさらに更けていく。そして気がついたら午前3時になろうとしていた・・・。
でもって翌朝、旅行は無事にお開き。マージャンの支払いで財布はすっからかん。しかたなく途中のコンビニに寄ってATMで預金をおろすことに。順番待ちをしていると、前にいた大柄の女性に、やはりどこかで見たという、デジャビュのような感覚をおぼえた。たまたま見えたカバンの中の携帯電話や、後すがたに、もしや昨日マッサージしてあげた、あのコンパニオンのお姉さんではないか・・・!?
しかし声はかけなかった。人違いであっては困るし、もし仮に当人であったとしても、彼女にとって昨日の宴会はあくまでも”仕事”であり、”サービスを提供”したあとのプライベートな彼女だから、こちらが昨日のノリで声をかけては、やはり迷惑でしかないのだろうな・・・、そう思ったからだ。
なんか複雑な心境になった昨日から今日のKouChanでありました。