ルーフの塗装とクリアーの準備

NSXの塗装はボディカラーとルーフ部分のブラックになりますが中期型からはルーフのブラックをボディ同色にも出来る事になった様ですがこの初期型では全てルーフはブラックになります。
この塗り分けを余り好まない方が結構いらっしゃいまして中期からはそうなった訳ですが、私はこの塗装を嫌いな訳じゃないのです。ご依頼者のご希望も同じだったのでこれ幸いとルーフ部分を塗装です。
まずはマスキングです。


ご訪問頂く皆様も経験が有るかと思いますがマスキングをしてから時間が経過するとマスキングテープが重なった部分が浮いてしまって塗料がボディカラーの部分に漏れてしまう事が有ります。
1/12の場合は大きい事も有りますし上記の通りマスキングテープが重なった部分が密着力が弱まるのでマスキングはテープだけに頼らない事も大切かもしれませんね。
色々有りますがさっさと塗ってしまうに限ります（笑）


夕方には完全硬化しましたのでボディ全体に2000番のバフレックスを当てて滑らかなボディ面を確保致します。
ボディが大きいからなかなか時間だけはかかりますね。1/43の様にあっという間に・・・と言う事はないですね。

4輪着地です

ストラトスのストラダーレは一足先に4輪着地をめざします。
と言ってもタイヤホイールを付けるだけですが・・・。
ただやはり気になるのはフロントフェンダーへの納まりでして塗膜や誤差で少しずつ左右のバランスが変化して来ます。
これはいくら精密に仮組をしてもやはりしょうがない事なのかもしれません。
ホイールの内側のオフセットを少しずつ削って左右合わせて同じ位の納まりにいたします。
さすがに左右均等にしたいので組み立て台の上でこの作業を行います。
好みの姿勢はフロントが少し下がり気味で今にも飛びかかろうとしている猛獣の様な姿勢ですね。
ちなみにサファリの方は車高を高めでラリーカーとしてフロントのサスペンションのストロークを長くとった感じにしたいですね～。姿勢は水平くらいかな～。


納まりが気になってしまいフロントカウルを取り付けてみました。
ついでと言ってはナニですがカウルのアウトレットグリルも取り付けてみました、取り付けはクリアボンドを使用しております。