Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

本日はサファリ中心に・・・

2012-03-23 18:32:17 | Lancia Stratos
ストラダーレのコクピットは一段落しましたので今度はサファリのコクピットに制作を移します。
サファリだからと言って特別他のラリーと大きく違う事は無い様ですがね。ここは基本に忠実に制作をします。
ダッシュボードは既に完成をしていましたので他の部分を中心に制作をしてゆきます。
本日の最初の作業はシフトレバーの制作になります。
シフトレバーのパーツはメタル製のグニャと曲がった部品が付いておりましてラリーどころか普通の運転でも強度が無く使えそうにない物が付いています。この部品は洋白線を使って作り直します。
使用する材料は0.5mmの洋白線で画像の物は先に内径0.6mm外径が1.0mmの真鍮パイプかぶせてハンダ付けしてあります。これを元に削って加工します。


シフトノブの部分をリューターを使ってまわしながらヤスリを当ててドリルレースします。
そう言えば昔鉄道模型を作っていた頃ドリルレースでしたね。
旋盤を持っていればこんな苦労は無いのに・・・と思いながら蒸気機関車の蒸気溜めのドームをドリルレースで作っていましたね。
旋盤ならあっという間に出来るのですがドリルはセンターも出ていませんでしたしヤスリで削っていればかなり時間がかかるのは容易に想像がつきますね。今でもそう精度を要求されない部品に付いてはこれで十分の様な気がします。
但し手間はしっかりかけなくては良い物になりません。画像はシフトレバーの部分を磨いてメッキの様に見せようとしている所です。
手間をかければ掛けただけ良く見えると思います。

先ほど作った部品を車体に合わせて長さを調整致します。
基部の金属部品はエッチング製の物が付いていてなかなか精密感が有りますが実車の部品はエッチングの様に平たい物じゃなくリング状に膨らみを持っておりますからここには金属製のリングを追加しております。これが1個有るだけで精密感が違うと感じるのは私だけ??

コクピットの中には左右のシートのシートバックの間とアシスタントの足元には消火器が付けられております。
シートバックの物は既に作ってありますが足元の物はまだ塗装も済ませておりません。
またこの消火器の注意書きのデカールもキットには付属していませんのでモンテカルロ仕様の物からデカールを印刷しなければなりません、まずはデータの制作です。


印刷するとこんな感じで


他のコクピット内の部品と言うと大きな物ではシートが有りますね。
このシートには4点式のシートベルトを取り付けて有りましたので本日はデカールを貼っておきました。


消火器は塗装にまわっていますのでこの当りでヘッドライトの方も作っておきたい所ですね・・・まずはライトを取り付ける台の部分からです。
ストラトスのラリー仕様はリトラクタブルライトを固定してあったのでしょうか??
本当の事はわからないのですが中央のライトポッドの付いた車両はヘッドライトも立ち上がっていた方がかっこいいと思いませんか?中央のが無ければライトを格納している姿の方が一般的でかっこいいと思いますが・・・私の慣れの問題でしょうか(笑)