Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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デカールの作り直し&ウレタンクリアー塗装

2017-10-12 21:00:00 | Ferrari 365GTB4 Daytona
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本日の山陰は昨夜から降り出した雨がず〜っと降っています
まるで梅雨の様にシトシトと降り続く感じですね〜雨量はそんなにたいした物ではなく前の側溝も溢れる事は無さそうですね。

昨日は失礼致しました。
制作した部分の画像をブログにアップしておくのを忘れて帰った為に制作の部分が更新出来ませんでした・・・。

本日の更新は昨日の物と本日の作業を合わせた物でお送り致します
と言うのもウレタンクリアーがまだ完全の硬化しておりませんので研げないのです。

ここからは昨日の作業ですね
昨日の朝目覚めると同時に思い出したのはデイトナの右フロントフェンダーに付くキルスイッチのマークですね
完全に忘れていた事を思い出したのです
このデカールは作っていたのですが中央部分の→の部分が赤なのに白いまま印刷を終了してしまったのです
もう一度データを作り直しまして→の部分が赤くなる様にしておきました

アルプスプリンターで印刷します
このプリンターですが古いですけどこうして元気に印刷してくれるのは有り難いですね
これが無かったらどうやってデカールを作るのでしょうか?

印刷が完了した物をドアップで・・・
今回は赤の部分を濃くしたかったのでイエロー1回とマゼンタを2回印刷してみました

反射して見難いのですがボディに貼ってみました
密着は問題無さそうですね〜
赤を濃くしたのでブルーの上でもくっきり見る事が出来ます、これで万が一の場合にもコースマーシャルの方が電源を切ってくれると思います(笑)

ウレタンクリアーをシンナーで薄めに溶かしてデカールの上にパラ吹きします
少しインターバルをとってから再びパラ吹き・・・数回繰り返してデカールの様子を確認し問題が無ければ次の工程に進みます
ウェーブのクリアーデカールにPCプリンターで印刷した場合ほとんど問題が出た事は有りませんがキット付属のデカールを使った場合はこの様に様子を見ながらクリアーを重ねてゆきます

次はデカールの上とデカールの段の部分を中心に少し多めに塗ります
艶がしっとりと出るか出ないか位ですね
全体が濡れる位塗ってしまいますと硬化まで時間が有りますからスジ彫りの脇にクリアーが寄ってしまいかえって段が付いてしまいます
段が付きますと研磨作業でミスが出る可能性も多くなりますからね

そして少し乾燥が進んで指紋が付かない程度になったら全体に塗り重ねてゆきましょう
この場合もドバッと塗ってはダメですよ、スジ彫りの脇に寄ってしまい研ぐのが大変になってしまいますからね。
塗料の性質を良くつかんで塗りましょう、そうしますと後の失敗が少なくなるのです


そしてここからが本日の作業ですね
先日メイクアップさんから発売されたトラストのスカイラインですがお客様のご要望で木製の台に付け直して欲しいと言われましたのでその作業を行っています
今回使った木製の台は木目が美しいこんな物を使ってみました

裏側はビスの頭が出っ張らない様にドリルを使って掘り込みます
貫通しない様に気をつけなければなりません

ネームプレートも外して両面テープを付け直して・・・
この位置で良いかな・・・!?

アクリル製のカバーを付けて・・・
なかなか良いですね〜
Uさん完成しましたよ〜!!

時を同じくして
ケースの入れ替えの依頼を頂きました
メイクアップ製のミニカーなのですがプラスチック製のケースでベースが黒い物の上に止められているのですが濃い色のミニカーでは見栄えが良くないと言う事でメイクアップ製のアクリルのベースで透明とホワイトの物に合わせて作ったベースを特注して入れ替えました

こちらの458GT2も同様に・・・

こちらも同じく
この車のボディカラーだとやっぱりホワイトの方が良いですね


本日は夕方から隣町の米子アサヒほろにが会の創立60周年の記念式典で出掛けますので取り敢えず予約更新をします(笑)
この所仕事がたて込んできましたね・・・ワタナベ8スポークホイールの再販準備もし無ければなりませんし・・・先日のホイールの塗装が始まりそうですね〜