Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

標識灯・リアフォグレンズ!?の製作とライトの取り付け

2018-02-24 20:21:05 | Ferrari 365GTB4 Daytona
本日の山陰は曇り?
PM2.5が飛んでいるのか遠くの景色が余り綺麗に見えませんね〜
黄砂なのかな?もし黄砂なら春が近くなったという事ですが花粉症の方にとっては嫌な季節かもしれません
私は今期まだアレグラを飲んでいません・・・もう花粉が飛んでいると聞きますが近年の体質の改善が進んでいるのか花粉症の症状が出なくなっています・・・老化でしょうかね!?


先日届いた修理ご依頼品の見積もりをします
F40や288GTOなどは作ってからずいぶん時間が経過していますのでウインドウなど手入れが必要になってきていますね
現在も相談だけは結構きますね〜
明日は見積もりを書いて発送したいですね。

リアのウインカーやスモールランプを取り付けました
昨日レンズの奥に反射板を取り付けておきましたのでレンズカットがよく見えますね

次はフロントのマーカーレンズを取り付けます
・・・とその前に実車のフロントマーカーをよく観察しますと
レンズの取り付け用のビスが4本ついていますね〜これは付けなきゃ!!

フロントマーカーレンズにマスキングテープを貼って位置を決めて穴を開けました

この部分にもアドラーズネストのプラスビスを取り付けています
実際にはプラスビスの頭は見えないのですが・・・ルーペを使えば見えますけどね(笑)

フロントマーカーレンズを取り付けました
これを付けると顔がデイトナになりますね〜
接着剤が硬化するまではマスキングテープの細切りで仮止めしておきます

まだ作っていないレンズがありました
リアのウインカーとスモールランプのレンズの上側に小さな赤い後付けのランプがついていますがこのレンズをまだ作っていませんでした
アクリルの丸棒の外径を5.0mm削っておきます
中央の部分を4.0mmのエンドミルで0.8mmだけ掘っておきます

次は3.0mmのエンドミルで0.7mmほど掘ります
次は2.0mmのエンドミルで0.7mm掘ります
最後に1.0mmのエンドミルで0.7mm掘りますと
穴の中央が段々に削られています・・・
内側に段をつけてレンズ状にしたいのです。

端から4.5mmの所を突っ切りバイトでカットします

段々に削った部分と反対側を削りたいのでカットした部分を逆向きに接着します
内側をよく見ますと反対向きに接着しているのがわかりますよね?
え〜わかり難い??

ペーパーを使って砲弾型に削ってゆきます
このために反対側の向きに接着していたのです

続いて取り付け用のプラスビスを付けるための凹みをつけています
この加工はフライスと割り出し円テーブルですね

最後に接着した部分を突っ切りバイトでカットしますとこんな部品になります
2箇所に取り付け用のプラスビスがつく段がついています

よく見ますと内側にはレンズ状に段がついているのがわかりますよね
何もないよりも段が付いている方がず〜っと良いですね

この時点で取り付けベースにきちんと収まることも確認します
なかなか良いんじゃないかな〜!?

次はヘッドライト本体を取り付けるためのステーを再現しておきます
洋白の帯金の0中央に0.5mm穴を開けてプラスビスでライト枠に取り付けましょう

取り付けステーをライトリングにつけるとこんな感じになります・・・
これとは別にライト本体をボディ側に取り付けるビスがつきます・・・
なかなか複雑ですよね(笑)

最後にライトをボディに取り付けました
いかがでしょう?
これでもか〜って感じのディティールですね


明日も最終組立てを続けます

AMR Chevrolet Monza Budweiser Watkins Glen 1978

2018-02-24 20:17:16 | 最近手に入れたキットのご紹介
私はアメリカ製の車も嫌いでは無いのですが今まで余り作った頃は有りませんでした、それはプロになってからも同じでしてまあ数から言えばアメリカの車のオーダーはかなり少ないですね。
圧倒的にヨーロッパ車の方が多いのです。
私が好むのはアメリカの車でもやはりスポーツカーとかレース用の車が多いですね。
70年代のカマロとかファイアーバードトランザムやマッハ1そしてスティングレーあたりは一度は乗ってみても良いかな〜と思ったり致します。
クラシックな所で言うとピアスアローでしょうかね〜
子供の頃二玄社が出した本の中にピアスアローに付いて書いた物が有りまして何度も読みふけった物でした。
色々読みましたがピアスアローかヨーロッパならブガッティが良いですね。
まあこれらの車は実車を買う事は出来ない程の値段がついていますので私がいくら好きでも実車に乗るのは難しいでしょう。
その値段は宝くじが1度当たった位ではなかなか手に入れる事が出来ないのです。

そんな夢を見させてくれた二玄社の本でしたが毎月でているカーグラフィックも何度も読みましたね
父が毎月本屋さんに頼んで配達してもらっていた物を父が帰ってくるまでに先に読むのが日課でした(笑)
そのカーグラフィックの裏表紙に当時広告が出ていたのがシボレーモンツァでした
その時は正直な所余り格好の良いスタイルとは思いませんでした、しかしこのキットがヤフオクに出て来たのでウォッチリストに入れていたのですが何週も入札無しでして全く落差値の気配がない・・・(笑)でも頭の片隅には当時の広告が有りまして・・・ついついポチッと入れてしまいました。
私が入札すると大体誰かが堰を切った様に入札して来られるはずなんですが・・・この時は確かそのまま落札してしまいました。
出品者の方には気の毒だったけど良い買い物が出来ました。

本日ご紹介するのはAMR Chevrolet Monza Budweiser Watkins Glen 1978です
ルフ氏はヨーロッパ車だけでなくアメリカ車も好きだったらしく意外と沢山のアメリカの車のキットを作っていますその中の一つが本日ご紹介する物です。

送って頂いたキットはこんな感じでして開封済の中古品です
ラベルも無くなったらしくPCで作った物が貼付けてありました、まあ僕は箱は気にしません中身だけ有ればOKな人なのです

ボディを取り出してみますと大きなフロントスポイラーとこれもまた大きなオーバーフェンダーが付けられていてオリジナルのスマートさとは全く正反対ですね。
顔つきがエイリアンとか地球外生命体に見えるのは気のせいかな??(笑)

デカールはボディと一緒に丸めていれられていましたが何とか大丈夫そうですね〜
肝心の白い部分も黄ばみは有りませんでした・・・後は巧く貼れる事を祈るだけです。
まあ貼ってみてダメならピンストライプの部分だけ使って後は塗装で作っても良いかもしれません。

インストを見ますとかなり部品が少なめですね
これでスッキリ作られるのであれば楽で良いかも・・・(笑)

塗り分けとデカールの指示はこんな感じです
コピーが余りはっきりしていないですが・・・
ゼッケンの色がゴールドだったりしてなかなかアメリカのレースカーで有るという事を主張していますね。
これでデカールがダメなら困りますね〜

他のパーツは仕方が無いけどこのタイヤはちょっとね〜
ABS樹脂を削って作った方が良いかもしれません1978年と言いますともうスリックタイヤでしょうからね〜。