昨日の予報では本日の山陰は大雪の予報が出ていまして・・・
朝は恐る恐る起床・・・所が余り降っていないのです5cm位でしょうか?
娘は本日日勤なので少し早く起床して雪掻きをした方が良いよなどと言っていたのに・・・
良い意味で期待はずれでした
お陰で出勤の準備が30分も早く終わって手持ち無沙汰です(笑)
インターネット上には日本海側に大雪とか書かれていますが雪はチラチラするだけで一向に積りません。
山陰を飛び越えて九州や四国などに雪が降っているらしいですね、付近の方はお気をつけ下さい。
アトリエに出勤してから雪掻きをしましたがそれでも5cm程で自宅と変わらなかったのであっと言う間に除雪終了です・・・運動にならないね。
なのでゆっくりとモーニング珈琲を頂いてから制作開始です
本日はリアのウインカーレンズの原型の内側中央(説明が長いですね)に有るレンズカットを作ってゆきます
このウインカーレンズは全体が昨日作った少しダルい感じの四角形のディンプルで中央の部分だけ円周状のレンズカットになっていますのでこのレンズカットを作ります
まずは真鍮の丸棒を旋盤に固定してセンターを出します
そして突っ切りバイトを斜め45度に当てて円周状に削っています
切り込みの深さは0.2mm一度削って刃物を0.3mm程移動してまた円周状に削ってゆきます
全体の厚みを0.2mmに押さえたいので溝の深さも最小限ですね
なぜ突っ切りを使ったのかと言いますとここはレンズなので綺麗にV型の溝を掘りたかったからです
一旦旋盤形外して溝の感じを確認します
少し浅い感じがしますが理論上はこれでいいはず・・・
このレンズ部分は外径が2.8mmしか要らないのです、レンズ原型の内側中央に掘った凹みは0.2mmの深さで直径が2.85mmのはずなのです
ですからその部分に丁度入る大きさとしてこの寸法なんですね
突っ切りバイトを使って0.2mmにカットしました
ほとんど真鍮板の厚みですよね・・・もう丸棒とは呼べません(笑)
そのカットしたレンズを600番のペーパーでさらに削り込んでゆきましょう・・・私の持っているいい加減なノギスでは0.18mmと言う厚みになっていますね。
ここまで削った物が・・・クシャミをした拍子に机の下に・・・さすがに慌てましたよ。
この部品ですが、実は先ほど旋盤でカットした時にも脱走しました・・・・
カットした時に旋盤の下に切り子が一杯有ったのですがコップ一杯分の切り子をピンセットでかき分けながら探しました・・・
色も同じ真鍮色、切り子は丸まっていて全部同じ部品に見えてしまいました(笑)
幸いな事に発見に至りましたので苦労が報われたのですが・・・所要時間1時間半・・・ウ〜ン作り直した方が早かった・・・かも。
それに細かな部品を作る時には掃除の重要な事がよくわかりますね。
やっと所定の位置に接着しました・・・
ここは無理してハンダ付けをしなくても良いのです余計なハンダが付くとシャープな造形が出来ませんからね。
しかも内側なので余分なハンダが取り難いですから、最初から汚さない事が大切です。
次はスモール/ストップランプのレンズです
コチラ側はEU仕様なのでレンズの中央には丸いリフレクターが付きます
リフレクターなのでそのカットは他の部分と違いシャープな掘り込みが必要になってきますのでフライスでレンズカットを作りましょう
こんなに簡単に出来るなら他の部分もフライスで作ったら良かったのに・・・と思われるかもしれませんがそれは間違いなのです
レンズカットの質感の違いを考えると中央部分とその周りでは作り方を変えておいた方が良いと思っています
まずはフライスのモーターを45度傾けておきます
高さを決めてスライドするテーブルを操作して削ります・・・同じ方向に線が入る様に縦横移動させています
次に割り出し円テーブルのハンドルを10回回して90度向きを変えて同じ様に削りますと小さなピラミッド状の凸部分を沢山並べた面が完成ですね
同じ作業の繰り返しなのでそんなに難しくは有りません
旋盤もフライスもそんなに習った事がない私が作っていますからね〜習うより慣れろという事でしょう。
その代わりと言っては何ですが・・・寝るまでどうして作ろうか手順を考えたりしていますよ(笑)
頭が良く無いのでね・・・
結構大きな面にリフレクターを作っていますが実際使うのは直径4.0mm程です
チャックを旋盤に戻して外周を削ってレンズに合わせてみましょう・・・これで大きさが良ければ突っ切りでカット出来ます
大きさが丁度良かったので・・・事前にノギスで確認していますから大丈夫では有るはずなんですよ
カットを始めましょう
目標の厚みは0.2mmですがウインカーのと比べますと直径が大きいので少し厚めに0.25mmです
と言うのも薄いと旋盤の刃物に負けてお椀型に変形してしまう場合も有ります特に柔らかい金属はそうなり易いですね
実際に使うのはたったのこれだけです
せっかく作った部品ですが6割程の面積は削ってなくなってしまいます・・・(笑)
でも自分で作れるだけ幸せかな・・・(笑)
目標が0.2mmから0.18mmなので0.05〜0.07mm程ペーパーで削ってやりましょう
ピラミッド型の凸のお陰で滑らないから削り易かったですね
これで原型とドッキングしましょう
他のモールドと45度傾きを変化させているのは「同じ物じゃないですよ」と言う自己主張ですね
つまりここは「リフレクターです」と部品に語らせている様な物です
さてテールレンズの原型が出来たのでキャストをしたい所ですが他にも作らなければならないレンズが有りますよね・・・
それがフロントのウインカーやヘッドライトのレンズなのですよ
テールランプとバランスを取りたいのでやっぱり作らなければならないじゃないかと・・・・
そう言えばヤフオクに今作っているキットと同じ物が出ていますね・・・本日終了とか!(笑)
出品しているのは私じゃ有りませんので・・・悪しからず。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f254436638
如何ですか!?これを買ってご自分で作ってみませんか?
私の所にオーダーを出すのは無しにしてくださいよ(笑)
ただでさえずいぶんお待ち頂いていますので・・・これ以上待って頂く訳にはいかないのです。
朝は恐る恐る起床・・・所が余り降っていないのです5cm位でしょうか?
娘は本日日勤なので少し早く起床して雪掻きをした方が良いよなどと言っていたのに・・・
良い意味で期待はずれでした
お陰で出勤の準備が30分も早く終わって手持ち無沙汰です(笑)
インターネット上には日本海側に大雪とか書かれていますが雪はチラチラするだけで一向に積りません。
山陰を飛び越えて九州や四国などに雪が降っているらしいですね、付近の方はお気をつけ下さい。
アトリエに出勤してから雪掻きをしましたがそれでも5cm程で自宅と変わらなかったのであっと言う間に除雪終了です・・・運動にならないね。
なのでゆっくりとモーニング珈琲を頂いてから制作開始です
本日はリアのウインカーレンズの原型の内側中央(説明が長いですね)に有るレンズカットを作ってゆきます
このウインカーレンズは全体が昨日作った少しダルい感じの四角形のディンプルで中央の部分だけ円周状のレンズカットになっていますのでこのレンズカットを作ります
まずは真鍮の丸棒を旋盤に固定してセンターを出します
そして突っ切りバイトを斜め45度に当てて円周状に削っています
切り込みの深さは0.2mm一度削って刃物を0.3mm程移動してまた円周状に削ってゆきます
全体の厚みを0.2mmに押さえたいので溝の深さも最小限ですね
なぜ突っ切りを使ったのかと言いますとここはレンズなので綺麗にV型の溝を掘りたかったからです
一旦旋盤形外して溝の感じを確認します
少し浅い感じがしますが理論上はこれでいいはず・・・
このレンズ部分は外径が2.8mmしか要らないのです、レンズ原型の内側中央に掘った凹みは0.2mmの深さで直径が2.85mmのはずなのです
ですからその部分に丁度入る大きさとしてこの寸法なんですね
突っ切りバイトを使って0.2mmにカットしました
ほとんど真鍮板の厚みですよね・・・もう丸棒とは呼べません(笑)
そのカットしたレンズを600番のペーパーでさらに削り込んでゆきましょう・・・私の持っているいい加減なノギスでは0.18mmと言う厚みになっていますね。
ここまで削った物が・・・クシャミをした拍子に机の下に・・・さすがに慌てましたよ。
この部品ですが、実は先ほど旋盤でカットした時にも脱走しました・・・・
カットした時に旋盤の下に切り子が一杯有ったのですがコップ一杯分の切り子をピンセットでかき分けながら探しました・・・
色も同じ真鍮色、切り子は丸まっていて全部同じ部品に見えてしまいました(笑)
幸いな事に発見に至りましたので苦労が報われたのですが・・・所要時間1時間半・・・ウ〜ン作り直した方が早かった・・・かも。
それに細かな部品を作る時には掃除の重要な事がよくわかりますね。
やっと所定の位置に接着しました・・・
ここは無理してハンダ付けをしなくても良いのです余計なハンダが付くとシャープな造形が出来ませんからね。
しかも内側なので余分なハンダが取り難いですから、最初から汚さない事が大切です。
次はスモール/ストップランプのレンズです
コチラ側はEU仕様なのでレンズの中央には丸いリフレクターが付きます
リフレクターなのでそのカットは他の部分と違いシャープな掘り込みが必要になってきますのでフライスでレンズカットを作りましょう
こんなに簡単に出来るなら他の部分もフライスで作ったら良かったのに・・・と思われるかもしれませんがそれは間違いなのです
レンズカットの質感の違いを考えると中央部分とその周りでは作り方を変えておいた方が良いと思っています
まずはフライスのモーターを45度傾けておきます
高さを決めてスライドするテーブルを操作して削ります・・・同じ方向に線が入る様に縦横移動させています
次に割り出し円テーブルのハンドルを10回回して90度向きを変えて同じ様に削りますと小さなピラミッド状の凸部分を沢山並べた面が完成ですね
同じ作業の繰り返しなのでそんなに難しくは有りません
旋盤もフライスもそんなに習った事がない私が作っていますからね〜習うより慣れろという事でしょう。
その代わりと言っては何ですが・・・寝るまでどうして作ろうか手順を考えたりしていますよ(笑)
頭が良く無いのでね・・・
結構大きな面にリフレクターを作っていますが実際使うのは直径4.0mm程です
チャックを旋盤に戻して外周を削ってレンズに合わせてみましょう・・・これで大きさが良ければ突っ切りでカット出来ます
大きさが丁度良かったので・・・事前にノギスで確認していますから大丈夫では有るはずなんですよ
カットを始めましょう
目標の厚みは0.2mmですがウインカーのと比べますと直径が大きいので少し厚めに0.25mmです
と言うのも薄いと旋盤の刃物に負けてお椀型に変形してしまう場合も有ります特に柔らかい金属はそうなり易いですね
実際に使うのはたったのこれだけです
せっかく作った部品ですが6割程の面積は削ってなくなってしまいます・・・(笑)
でも自分で作れるだけ幸せかな・・・(笑)
目標が0.2mmから0.18mmなので0.05〜0.07mm程ペーパーで削ってやりましょう
ピラミッド型の凸のお陰で滑らないから削り易かったですね
これで原型とドッキングしましょう
他のモールドと45度傾きを変化させているのは「同じ物じゃないですよ」と言う自己主張ですね
つまりここは「リフレクターです」と部品に語らせている様な物です
さてテールレンズの原型が出来たのでキャストをしたい所ですが他にも作らなければならないレンズが有りますよね・・・
それがフロントのウインカーやヘッドライトのレンズなのですよ
テールランプとバランスを取りたいのでやっぱり作らなければならないじゃないかと・・・・
そう言えばヤフオクに今作っているキットと同じ物が出ていますね・・・本日終了とか!(笑)
出品しているのは私じゃ有りませんので・・・悪しからず。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f254436638
如何ですか!?これを買ってご自分で作ってみませんか?
私の所にオーダーを出すのは無しにしてくださいよ(笑)
ただでさえずいぶんお待ち頂いていますので・・・これ以上待って頂く訳にはいかないのです。