Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ボンネットのフィッティング&シャーシのフィッティング

2018-03-21 19:55:14 | 40th Anniversary mini Pickup truck
昨日は予定外のキットのご紹介になってしまいました。
想定していなかったので・・・色々アタフタしていました。

本日の山陰も冷たい雨が降っています
関東方面・・・特に箱根の辺や八王子では雪が降っている画像が朝のニュースで出ていましたね、大変寒そうでした。
山陰はそこまででは無くて冷たい雨くらいですが、県境の山間部の方では雪が降っているのかもしれませんね。

本日は春分の日という事でCafeの方もアトリエの方も通常営業です
この頃ずっと週休二日制にしておりますと体にそんな癖がついていまして何となく体がだるい様な気がします。
まあお休みでも私のやっている事はあまり変わらないのですけどね〜
昨日はお休み・・・外も雨なので草取りは休憩してこんな物を作っていました、自動車の模型ファンの方には余り馴染みが無いかも・・・しれません。
シートベルトのモールドは消しておきます
これは後で1/43用のエッチング製の金具や布のベルトを使って作り直す予定です

そして塗装です・・・
もうわかりますよね〜Eさん!

これは本業ではなく遊びなので軽く流します(笑)


さて本日の制作です
一昨日はボンネットのヒンジを作る所まででしたね
今日はヒンジにボンネットを取付けてゆきます

開けますとこんな感じです・・・
レース用ではキャッチピンで留められていますのでこんな風に開閉を考えなくても良いのですがせっかく作るのですから・・・
普通の様にヒンジで開閉して欲しい物です

問題はボディ側に取付けられたヒンジがボディのインナーに当たらないかどうかという部分ですね。
エンジンルーム内のバルクヘッドの両端にはヒンジを避ける為のU型の切り欠きを付けておきました
バルクヘッドの上側を良く見ますと真鍮色が見えていますがこれはカットした時に少し余分にカットしてしまったらしいのでバルクヘッドを延長してボディとの間に隙間が出ない様にしているのです。

この切り欠きでボンネットのヒンジを避けています
この通りに開閉には問題が出ないですね

エンジンルームインナーを他の新しいボディから削って作ったのですがフロントのタイヤのシャフトを支える部分も新たに調整しなければなりません・・・
少し車高を下げ気味になる様に位置を慎重に決めています
画像の様に少し小さめの穴を開けてここから少しずつ削ってゆくのが最良の方法ですがその度にシャーシからこの部品を取り外さなければなりません・・・取り外すだけなら簡単なんですがビス2本で取る付けられていますから結構大変なんですよね。
余り何度も脱着しますとビスの山も摩滅してしまう可能性が有りますからそう何度も脱着する訳にもゆかず・・・

やっと4点着陸が出来ました!
ここまででも時間がかかりますね〜。

次はエンジンを納めます
エンジンはピラニアモデルのキットに入っている物をベースにしてタペットカバーを削り落としました
タペットカバーって知っていますか?
DOHCやSOHCの場合はカムカバーと言います。
ミニの様にOHVの場合はここにカムがは入っていませんからカムカバーと言わずにタペットカバーって言うのです。
ここで言うタペットというのはオーバーヘッドヴァルブにする為にリンクがついていますがこれをタペットと言います。

こちらがメッキ製のタペットカバーを付けた状態ですね
ピラニアのミニの場合は色々なエンジンの仕様が有ったらしいですね
この様にタペットカバーがエンジンと別体の物と当初の様にタペットカバーが一体に整形されているものが有ったみたいです。

他にもシリンダーヘッドがこの様に別部品になっているパーツも入っています
形状が良くないのでわかり難いのですがこれはウェーバーなどのサイドドラフト型のキャブを付けた物でしょうか?
記憶が定かではないのですが・・・。

エンジンを納めてもボンネットに当たる事も無いのはさすがですね・・・
但しモールドがちょっと甘いですが・・・(笑)
まあ全て良いと言う事はなかなか無い事でしょうから、贅沢を言ってはいけません。

もしもダメならメイクアップさんのご提供のこのエンジンをコピーして載せれば良い訳ですから

それにミニの場合はSUツインキャブが良く似合う様にも思いますし・・・。


明日はこのエンジンを分解してコピーをしようかと思っています。