Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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BBR 1/18 Ferrari F12 TDF分解編

2018-12-25 21:02:23 | Wさんの1/18Ferrari
本日の山陰は大変天気が良くて青い空から太陽ががんがんに照らしてくれますので外で仕事をしますとかなり暑かったですね。
これで本当にクリスマスか!?
12月とはとても思えません・・・

今日は定休日なので自宅の2Fの大掃除を始めました。
と言っても煤払をしまして丁寧に掃除機をかけただけですけど何となくいつもよりも綺麗になった気がします。

出勤したら畑ブログで書きました通り来年の春に収穫のスナップエンドウとレタスの苗を植えておきました。
少し前までは黒豆を植えていた所なのですが苦土石灰を撒いて耕して有りましたので・・・今日が今年最後のチャンスという事で植えてしまいました。

午後からは数日前に中国から届いたBBRの1/18Ferrari F12 TDFのミニカーの分解を始めました・・・
ちなみに届いた時はこんな荷姿でした・・・

中身を出しますと見覚えの有るBBRのパッケージと中箱’(発泡スチロール製)です
レジン製のBBRの1/18Ferrari F12 TDFではレザーベースの台とクリアーのカバーで大変高級そうに見えますがダイキャスト製の物はこの発泡スチロール製の箱に入っていまして見栄えが良くないですね〜。

しかも中身はビニールでぐるぐる巻きにされた状態で入っています。
ウ〜ン
中が良く見えませんね。

ビニールを開いてみますと・・・
リアフェンダーのエアのアウトレットの部分にはワックスかコンパウンドらしき物が付いたままで余り綺麗じゃないですね。
今までBBR製のミニカーは何台か買いましたがどれも綺麗に掃除がされていました。
この様な状態の物は見た事が有りません。

しかもドアやサイドウインドウには手垢がいっぱい付いていまして艶消し状態です。
これはちょっと酷いですね〜
でもまだ良いですよ
どうせ分解してしまいますからね〜(笑)
僕にとってミニカーは素材ですから・・・。

分解は始めますがまだ制作は始まりません
実はまだ見積もり段階なのです・・・
見積もりをするのも実際に分解して部品が使えるかどうか検証してから見積書を書きます。
まずはボディの裏側に有る4本のビスを緩めましょう
・・・もうどこにもビスが無いのにシャーシの部分が外れません・・・
何ヶ所か良く見ますと後の方でまだどこかが止まっているみたいです・・・
と言う事でリアのディフューザーを外しますとしたから2本のビスが出てきました・・・危ない危ない・・・。

やっとシャーシ部分が外れました
内装にレッドを塗った物が付いたのでしょうけれどフロントのホイールハウスの中側が赤いのはちょっと変ですね
ここはフラットブラックで塗っておいて欲しいな〜(笑)

内装の部品はFホイールハウスの上側でカシメで止められています。
これを外す為にはリューターで削らなくてはなりません。
熱が回るとプラ部品が溶けてしまうので様子を見ながら削ります。

前側のカシメを削っても内装が取れませんのでどうした物かと考えていましたら・・・
トランクの床の部品が別部品である事が判明致しました
外してみますとこんな部分に隠しネジが有りました・・・またまた危ない。

グリルやダッシュボードなどの部品を次々に外します
と言っても簡単では無くネジやカシメを探しながらの分解ですね。
組み図が無いので手探り状態なんです。

やっとFウィンドウガラスが外れましたよ
このガラスが綺麗に外れるかどうかで見積もりの値段が変わります
ウインドウは作るのが大変なのでこれが壊れてしまいますと高くつきます。
今回はセーフですね(笑)

ボディの中で特徴的なディティールで有るFフェンダーの後部ですがこのように取り外せます
この部分には一部カーボンの部分がありますので別部品になっていた方が貼りやすいですよね。
ただ塗料を剥がしてしまいますとカーボンの部分の幅がわからなくなりそうなので寸法を測っておかないといけないですね。

ヘッドライトやフロントグリルのインナーですがこれらも裏側から焼き留めしてありまして、その部分をリューターで削って取り外すことになります。
削り過ぎることはほぼ無いですけど削りたく無い部分に刃先が行かないように気をつけなければいけないですね〜。

次はサイドのリアウインドウですね。
裏側から指で押し出してみました
接着剤かな?と思ったらなんと両面テープでした
一部は爪のようなものがありましてひっかけられていましてその反対側の部分で両面テープで接着ですね。

バラバラに分解したボディはこんな感じになります
ホットホイールのミニカーと比べますとかなり部品点数が多いですね
それはイコールお客様の車に近づける加工しますとかなり高価になる可能性があるということですね。
それは加工できる範囲もかなり広いことを意味しますけどね〜

使えないのはこの部分です
エンブレムが全てメタリック調のデカールらしきものでして・・・再利用ができないのでエッチングで作り直しとなりますね。
これもコストダウンのためでしょうかね〜?
エッチングを作るよりも安いということなんでしょうね。


明日は見積もりをします。