Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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LSR最終組み立てVer.1

2018-12-01 21:02:53 | その他
本日の山陰は天気が良いらしいとの予報だったはずですが・・・霧なのかPM2.5なのかよくわかりませんが1日中すっきりしない天気でしたね。
今日は朝からタイヤ交換でした
まずは自分の車ではなく母親の車です・・・
とりあえず冬用のタイヤに交換してエンジンオイルを交換しています。
ほんのちょっと親孝行の真似事ですね。

続いて軽トラックのタイヤ交換とこちらもエンジンオイルを交換しました
毎日乗るわけではありませんので走行距離は大した事はありませんが時間が一定以上経過しますと交換しなければなりません。

そして本日の仕事ですね
そういえば・・・昨日間違えて画像だけのブログをアップしてしまっていました。
これはアベンタドールが完成に近づきまして接着剤の硬化待ちや塗装の乾燥待ちなどで作業が進まないときに少しずつではありますがLSRの組み立てを進めておいた画像だったんですね。
今日はそれにプラスして本日進めた制作をご紹介致しましょう。

まずは1929年のブルーバードですが、足回りの組立を行いましょう
シャーシに下にスペーサーを入れてシャーシを展示ベースにビスで固定しておきます
それに足回りを含めたタイヤ・ホイールを接着します
この方法ですと必ずタイヤ4本が展示ベースに密着しますよね。
そのまま接着剤が硬化するのを待ちましょう。

ついでにフロントホイールの後ろ側に付きます整流板を取り付けましょう
これもまた位置をよく確認してマスキングテープで仮組しておきます

次は1935年のブルーバードです
フロントスクリーンを取りtけます
これはホワイトメタル製の物を取り外して塗り直してからつけただけですので特に問題はありませんね。

次に1929年のブルーバードのボディ側ですね
リアのホイールの前後にある整流板を取り付けましょう
元の位置に接着しますがタイヤとのクリアランスがあまりありませんのでボディにこれを先につけますとタイヤを外してからでないとボディがつかないかも・・・
まあなんとかなるでしょう。

1935年のブルーバードですがこちらの車軸の受けはボディ側にあります
ボディ側だけで車軸の取り付けが出来ると思うのは早計ですよ
完成後にスペーサーを使って固定するのはシャーシなのです。
シャーシが斜めではボディ全体がねじれてしまう恐れもあります・・・
ですから先にボディとシャーシを組み合わせてスペーサーを使ってボディの姿勢を確認しておきましょう。
そしてもう一度分解して硬化時間の長めのエポキシ系の接着剤を車軸に塗ってからもう一度シャーシを組み付けた上で木製ベースに固定します
勿論ですがこのときにはきちんとスペーサーを使って固定します。

1929年のブルーバードはボディとシャーシを組み立てました
ついでにコクピット周りのレザー部分をフラットブラウンで塗っておきます

次はウインドウのスクリーンの取り付けです
小さいスクリーンなのでこれでかなりのスピードに耐えられるのか少々心配なのですが・・・(笑)

次はまた1935年のブルーバードにもどります
最後に排気管を取り付けましたら完成ですね

1929年のブルーバードもあと少しですね
次はステアリングロッドを取り付けましょう
写真では仮組状態ですがこのあと無事に接着しました
仮組状態ではこのロッドの下のほうに排気管が付くのですがまだ付けてありません
この後にしっかりと付けていますのでご心配なく!

1929年と1935年のブルーバードはだいたい完成しましたので次は難問の1964年のブルーバードですね
まずはクリアーを塗ったときに少しだけ埃がついた部分がありますのでその部分をペーパーで削っています

綺麗になったところで排気管などを取り付けようかと思ったのですが・・・なんと塗料が厚くて作っておいた排気管が入らなくなってしまいました・・・(汗)

もうワンサイズ細い真鍮パイプを使って作り直しましょう

作り方は同じですよ・・・ブログではあっという間に出来ていますが実際は1時間くらいかかります

ハンダを解いて分解してハンダの掃除をしたら完成ですね

次は塗装ですね
ウレタンサフを塗っておきましょう

次はホイールですね
当初は旋盤で削ればいいや・・・と思っていましたが、その形状から実はそう簡単で無いことが発覚しました
削ってみたらその形状からバイトが入らない部分がありまして一発では削れないのでした。
そこでパイプ状に削ってリムの部分を作ってから中央のディスクの部分を別部品で作ろうということにいたしました
まずはパイプ状にアウトラインを削っておきました

リムの内側を削っています
この部分もなかなか複雑ですね

そしてタイヤがはまる部分です
普通タイヤがつく部分はまっすぐにしておくのですが今回のSLRではタイヤは工業用のOリングを使っていますのでホイールの外周部分に溝を入れておかないとリアルに見えないと言う事情があります。

タイヤをはめてみますとこんな感じに見えます
溝がありますとOリングの内側の部分が溝に落としこまれる感じになりますからいかにもタイヤがホイールに取り付けられている感じとなるわけですね

リムを必要な幅に切り出しました

タイヤをはめてみました
なかなかいい感じですね〜

なぜ今回ホイールを作り直しているかと言いますと左側にあるものが完成品のホイールですね
シンナーに漬けたら気泡の部分にシンナーが入ってしまってグズグズになってしまいました
ボディ同様にレジンの素材に問題があったんでしょうね〜
ボディはパテを盛って修復できますがホイールは流石に無理ですからね。

センターのディッシュ部分を旋盤で削っています

ちょっと数が多いですが失敗しますと嫌なので・・・数を多めに作っておきました

リムとディッシュの部分を接着しました


明日は塗装をして1964年のブルーバードを完成させたいですね
完成しましたら早速お客様のもとにお送りいたします。
余分な時間があったらピックアップを作りますよ。