本日の山陰は午前中は南風が強くて荒れ模様でしたね。
空は鉛色なんですが、気温は高く春一番でしょうかね〜!?
北の空を見ますと黒い雲が厚くかかっていますからあの下は大雨を想像するのは私だけではないでしょう。
さすがに海の上だと思いますからどんなに大雨が降っても洪水にはなりません。
さて本日も修理を続けます・・・実はとんでもない様な量の修理が来ていますのでなかなか終わらないのです。
今日はここからですね〜
昨日塗装を終わって今日は組立てて完了と思っていましたが・・・まだやっています!!(笑)
朝一番の疲れていない目で見たシルバーはまた印象が違うんですよ・・・
もう何度塗り直したかわかりませんが・・・
テストピースで塗ってOKでも曲面の付いたパーツで塗りますとやっぱり何となく違います。
疲れていない目で見ますと・・・
クレオスのシルバーとフィニッシャーズのクロームシルバーを混ぜました。
クレオスのシルバーでは少し大人しい感じですね、一方フィニッシャーズのクロームシルバーはギラギラした粒が目立つ明るいシルバーです。
その中間色にする為に混ぜてみました。
結果まずまずの色になりましたのでこれを塗っています。
やっと何とかなった感じですかね〜
但しラッカーの変色の色はなかなか再現が難しいですね。
ほんの微量茶色を混ぜて微調整しておきました。
そして部品を取付けまして・・・完成ですね。
やはり想像通りシルバーは難しいです。
持っている塗料の中で一番明るいシルバーよりも明るい色は作れませんからね〜
フィニッシャーズのクロームシルバーを持っていて良かったです!
関東方面のK様の修理品を発送準備しております
最終確認とクリーニングです
透明なプラスチックのカバーにコンパウンドを掛けますがどれも大体ネル地が黒くなります。
プラスチックは静電気に依って汚れが付きやすいのですね。
修理が完了しました愛媛県のK様のアウディも最終の確認をして発送の準備を致しましょう。
ケースを交換しましたのでこんな感じになっています。
さて次の修理ですが・・・
何個入っているのかは不明ですが・・・お届け順に作業を致します
こちらは兵庫県のN様からのご依頼ですね。
3つ有りました・・・
珍しいな〜と思いますのはランボルギーニミウラが入っている事ですね。
今までミウラは修理した事が有りません・・・実はこの後に続く広島県のT様からもご依頼を頂いています。
それも片方はエンジン付きですがどちらもワイヤーホイール仕様なんですね・・・ただの偶然だと思いますが・・・。
そのミウラからですね・・・
中を開けてみましたら・・・一台づつどこが気になるのか書いてありました。
こうして下さいますと大変助かりますね。
早速分解致しました
フロントはワイパーも取り外しが必要なので少し面倒なんですね。
この後、残っている接着剤は全て掃除をして取り除きます
このミウラですがブラックなんですよね・・・
ブラックは一番気をつけなければならないのです、汚れますと綺麗にするのが大変。
また傷が付きますとほぼ元に戻りません(滝汗)
修理をするのに一番気をつけないといけない色ですね。
ちなみに次に気をつけなければならないのがメタリック/パール系ですね。
もちろんこれは補修が難しいからです。
それでも何とかウインドウを接着し元の姿に戻りました
幸いな事に収縮はまだそうでもなく・・・ウインドウをカットする必要は有りませんでした。
それとも昔のと比べたら収縮しにくい素材に変わったのかもしれませんね。
しばらくはテープだらけで過ごして頂きます。
次は512BBi ターボです
これもまたFウインドウとサイドウインドウです・・・
古いフェラーリのモデルは大体ここがダメです。
必ず一度取り外します・・・掃除も必須ですね。
面倒ですが手順は変わりません。
普通の制作に比べて修理の方が高くつくのは分解/掃除と補修が有るからです。
こちらもテーピングしておきましょう。
これで収縮しなければ一番良いのですが・・・
次はディノ246ですね
フロントウインドウとリアのウインドウのモールに問題が有る様ですね。
これは珍しいですね〜
こんなにモールが曲がっています
かなり収縮したんですね〜しかし上側は曲がっていません・・・?
下側だけ??
普通なら上下とも収縮しますので上下のモールが同じ様になるのですが・・・
それより前にこのディノのウインドウは今まで修理をした事がないのです。
と言うのもボディが収縮しますとモールは収縮出来ませんからウインドウをボディに押し付ける様になるのです。
つまり普通はウインドウが浮いたりする事は余り無いのです。
今回は収縮の度合いが大きかったんでしょうね。
モールが耐え切れなくなって接着剤を剥がして盛り上がってしまったと言う事でしょう。
外して接着し直しますが、そのまま付けますとウインドウの凹みに収まりませんでしたのでモールをどこかでカットしないと絶対に無理な状態でした。
この場合中央部分でカットしますと修理後にカットした部分が見えてしまいます。
そこでカットする部分を検討し両サイドの曲がりの入る直前部分でカットする事に致しました
ここならカットした部分も目立ちません。
それで接着した後の姿がこれになります・・・ほぼ見えません。
カットする部分もよく考えなければならないのです。
フロントウインドウですが浮いていると書かれていますが一見した感じではそうは見えません
良く見ますと・・・ワイパーが浮いています・・・見えますか?
ウインドウが浮いてワイパーのアームの部分を上に持ち上げているのです。
ワイパーの接着用のピンの部分もボディから浮いています
よっぽど強い力がかかったんですね〜。
明日はこのフロントウインドウの修理から始めますね。
余談ですが・・・
マフラーのエンドパイプが曇って来ていますね
この部分はメッキなのでよっぽどでなければこんなに曇ってしまう事はないのですが・・・
折角なので軽く磨いておきましょう。
明日も頑張って仕事を進めましょう〜(笑)
空は鉛色なんですが、気温は高く春一番でしょうかね〜!?
北の空を見ますと黒い雲が厚くかかっていますからあの下は大雨を想像するのは私だけではないでしょう。
さすがに海の上だと思いますからどんなに大雨が降っても洪水にはなりません。
さて本日も修理を続けます・・・実はとんでもない様な量の修理が来ていますのでなかなか終わらないのです。
今日はここからですね〜
昨日塗装を終わって今日は組立てて完了と思っていましたが・・・まだやっています!!(笑)
朝一番の疲れていない目で見たシルバーはまた印象が違うんですよ・・・
もう何度塗り直したかわかりませんが・・・
テストピースで塗ってOKでも曲面の付いたパーツで塗りますとやっぱり何となく違います。
疲れていない目で見ますと・・・
クレオスのシルバーとフィニッシャーズのクロームシルバーを混ぜました。
クレオスのシルバーでは少し大人しい感じですね、一方フィニッシャーズのクロームシルバーはギラギラした粒が目立つ明るいシルバーです。
その中間色にする為に混ぜてみました。
結果まずまずの色になりましたのでこれを塗っています。
やっと何とかなった感じですかね〜
但しラッカーの変色の色はなかなか再現が難しいですね。
ほんの微量茶色を混ぜて微調整しておきました。
そして部品を取付けまして・・・完成ですね。
やはり想像通りシルバーは難しいです。
持っている塗料の中で一番明るいシルバーよりも明るい色は作れませんからね〜
フィニッシャーズのクロームシルバーを持っていて良かったです!
関東方面のK様の修理品を発送準備しております
最終確認とクリーニングです
透明なプラスチックのカバーにコンパウンドを掛けますがどれも大体ネル地が黒くなります。
プラスチックは静電気に依って汚れが付きやすいのですね。
修理が完了しました愛媛県のK様のアウディも最終の確認をして発送の準備を致しましょう。
ケースを交換しましたのでこんな感じになっています。
さて次の修理ですが・・・
何個入っているのかは不明ですが・・・お届け順に作業を致します
こちらは兵庫県のN様からのご依頼ですね。
3つ有りました・・・
珍しいな〜と思いますのはランボルギーニミウラが入っている事ですね。
今までミウラは修理した事が有りません・・・実はこの後に続く広島県のT様からもご依頼を頂いています。
それも片方はエンジン付きですがどちらもワイヤーホイール仕様なんですね・・・ただの偶然だと思いますが・・・。
そのミウラからですね・・・
中を開けてみましたら・・・一台づつどこが気になるのか書いてありました。
こうして下さいますと大変助かりますね。
早速分解致しました
フロントはワイパーも取り外しが必要なので少し面倒なんですね。
この後、残っている接着剤は全て掃除をして取り除きます
このミウラですがブラックなんですよね・・・
ブラックは一番気をつけなければならないのです、汚れますと綺麗にするのが大変。
また傷が付きますとほぼ元に戻りません(滝汗)
修理をするのに一番気をつけないといけない色ですね。
ちなみに次に気をつけなければならないのがメタリック/パール系ですね。
もちろんこれは補修が難しいからです。
それでも何とかウインドウを接着し元の姿に戻りました
幸いな事に収縮はまだそうでもなく・・・ウインドウをカットする必要は有りませんでした。
それとも昔のと比べたら収縮しにくい素材に変わったのかもしれませんね。
しばらくはテープだらけで過ごして頂きます。
次は512BBi ターボです
これもまたFウインドウとサイドウインドウです・・・
古いフェラーリのモデルは大体ここがダメです。
必ず一度取り外します・・・掃除も必須ですね。
面倒ですが手順は変わりません。
普通の制作に比べて修理の方が高くつくのは分解/掃除と補修が有るからです。
こちらもテーピングしておきましょう。
これで収縮しなければ一番良いのですが・・・
次はディノ246ですね
フロントウインドウとリアのウインドウのモールに問題が有る様ですね。
これは珍しいですね〜
こんなにモールが曲がっています
かなり収縮したんですね〜しかし上側は曲がっていません・・・?
下側だけ??
普通なら上下とも収縮しますので上下のモールが同じ様になるのですが・・・
それより前にこのディノのウインドウは今まで修理をした事がないのです。
と言うのもボディが収縮しますとモールは収縮出来ませんからウインドウをボディに押し付ける様になるのです。
つまり普通はウインドウが浮いたりする事は余り無いのです。
今回は収縮の度合いが大きかったんでしょうね。
モールが耐え切れなくなって接着剤を剥がして盛り上がってしまったと言う事でしょう。
外して接着し直しますが、そのまま付けますとウインドウの凹みに収まりませんでしたのでモールをどこかでカットしないと絶対に無理な状態でした。
この場合中央部分でカットしますと修理後にカットした部分が見えてしまいます。
そこでカットする部分を検討し両サイドの曲がりの入る直前部分でカットする事に致しました
ここならカットした部分も目立ちません。
それで接着した後の姿がこれになります・・・ほぼ見えません。
カットする部分もよく考えなければならないのです。
フロントウインドウですが浮いていると書かれていますが一見した感じではそうは見えません
良く見ますと・・・ワイパーが浮いています・・・見えますか?
ウインドウが浮いてワイパーのアームの部分を上に持ち上げているのです。
ワイパーの接着用のピンの部分もボディから浮いています
よっぽど強い力がかかったんですね〜。
明日はこのフロントウインドウの修理から始めますね。
余談ですが・・・
マフラーのエンドパイプが曇って来ていますね
この部分はメッキなのでよっぽどでなければこんなに曇ってしまう事はないのですが・・・
折角なので軽く磨いておきましょう。
明日も頑張って仕事を進めましょう〜(笑)