本日の山陰は午前中からお昼過ぎまで雨が降っていました。
午後からは回復して夕方には晴れ間が出ていました、気温は低めで外に出ますと結構寒かったですね。
今日は家内の妹が手伝いに来ますし次男も居ますのでお客様への準備は万端ですね。
しかし予約は有りましたがお客様が順番に来られましたので私の手伝いは要りませんでした、余り準備が良いとこんな事です。
娘の車を借りて来ていましたのでついでにタイヤを冬用から夏用に交換致しました。
ついでにオイル交換やウォッシャー液の補充とかしておきましてこちらも準備万端ですね(笑)
さすがにお彼岸の中日を過ぎましたから・・・もう雪は降らないでしょう。
昨日、修理が必要な部分を分解したBBR製のフェラーリ275GTBですが今日は組立てに入りましょう。
まずは簡単そうなフロントのライトリングの部分からですね
剥がれてから時間が経っていたのか少し変形していましたのでまずは大まかに変形を直します。
薄いステンレス製のエッチング板なので変形がなかなか治りません・・・真鍮にメッキを掛けた物ですともう少し楽なんですけどね(笑)
まあ仕事に近道は有りません・・・。
次はライトのリングをライトカバーの形状になるべく合う様に曲げてゆきます
この曲げ方ですが中国製のモデルの場合かなり強めに曲げておいて押さえ込む様な形で接着する場合が多いのですがこの方法だと両端は良いのですが中央の部分は剥がれようとする力がかかり続けると思いますので私はライトカバーと同様の形状に曲げてやるのがよと思っています。
まあこれは私感ですから色々な考え方が有って良いと思いますが僕の目指したのは耐久性という事ですね。
元々平面のエッチング板を立体のライトカバーの形状に合わせるのはなかなか難しいです(笑)
それでも何とか形状を合わせてゴム系の接着剤で接着しました
硬化するまでマスキングテープで仮止めですね
お次はリアウインドウです。
モールがない状態でボディに合わせてみますとやはりボディが少し収縮しているみたいでして巧く凹みに収まりません。
僅かにサイドをカットして小さくしてやりましょう・・・ちなみに上下寸法は大丈夫そうですね。
上下寸法は収縮が小さいのか最初からウインドウの上下寸法が小さかったのかは不明です。
ちなみに黒い部分は裏側からの印刷でして接着剤を見せない様にしている様です。
この後裏から少し塗っておきましょう。
まずはモール無しの状態でボディに接着しました。
大きさが問題無いのはわかりますが・・・最近こんなに大きなウインドウを接着した事がなかったですから・・・緊張しますね。
緊張と言いますと・・・制作に比べて修理は大変緊張しますね〜
その為に家に帰りますと爆睡ですね。
次はモールだけを接着します
押さえはやはりマスキングテープの細切りです。
ウインドウ自体やボディを汚さない様に十分に気を付けましょう。
やっと修理完了ですね
仮留めして有ったマスキングテープを全て剥がしました・・・!
ボディの汚れなどをクリーニングして完了ですね。
さて何をしているでしょう??
先ほどの275GTBですよ(笑)
実はこのミニカーは未開封新品だったのです
どうやらお客様はカバーを開けずに大切に楽しんでおられたみたいなのです・・・カバーと台座の脱落を防ぐ為に丸い透明なシールで封印されているんです。
その封印がそのままでした。
今回は修理にあたってその封印を切らなければならないのですが・・・この封印を不用意に剥がしますと台座側がレザーの場合(今回の様にね)レザーが剥げてしまうケースが多いのです。
いくつか方法が有って暖めて粘着を弱くして剥がせば良いという方も有りますがそれでも絶対は有りません。
今回はカバーとケースの部分をナイフでカットして開封しました。
カバーの部分はエナメルシンナーで掃除をして粘着を完全に落としましたが最終的にこのシールを再現しておく事に致しました。
透明なシートを使いまして台座側はオリジナルのシールを剥がさず大きさを替えずに位置を合わせればまるで元々有ったままの姿に戻す事が出来ます。
パンチコンパスでカットしますが中央の穴が残らない様に針が刺さる部分はプラ板を貼っておきます、細かな事ですがお客様の気持ちを考えるとここまでやっておいた方が良いのではないかな・・・!?
修理というのは元の状態にしてお返しする事ですからねまたお客様の気持ちを思いやって修理させて頂く物だと思うのです。
ちなみにシール用のテープを貼ったらこんな感じになります。
元のテープと同じ大きさで同じ位置に貼っていますから見た感じは全くわからないと思います。
但し・・・中古品を新品と偽ったりとか・・・悪用しないで下さいね(笑)私のブログをご覧になられる方にはいらっしゃらないと信じております。
次は既に修理の終わったミウラですが・・・
アクリル製の台座に傷が多いのです。
お客様のお話ではこちらミニカーはまだご結婚される前に奥様からのプレゼントだったと伺っています。
まあ傷が付いたままではちょっと可愛そう(そんなメモリアルなミニカーがね)なので台座からミニカーを外して研磨する事に致しました。
外してみて気が付きましたがミニカーの前側を止める穴の周りにこんな傷が有りました・・・
穴の加工をする時に付いたものである事はわかりますが・・・
まあこれも折角なので修理しておきましょう
熱がかかったのか穴の周りがブツブツしていますので800番のペーパーで研磨する所からですね。
800番→1200番→2000番→3000番→8000番と均してゆきます・・・
そしてアクリル用のコンパウンドで磨きますと・・・何も無かった様に綺麗になりました
台座の研磨はご依頼に入っていませんので当方の勝手な加工です・・・こちらは修理費用はかかりません。
良いミニカーには心温まる良いお話がついてくる・・・そんな仕事にしたいですね。
明日も引き続き修理です・・・
まだ後80サイズ段ボールに5個修理品が有ります・・・うひょ〜!!
緊張の日々は続きそうですね。
午後からは回復して夕方には晴れ間が出ていました、気温は低めで外に出ますと結構寒かったですね。
今日は家内の妹が手伝いに来ますし次男も居ますのでお客様への準備は万端ですね。
しかし予約は有りましたがお客様が順番に来られましたので私の手伝いは要りませんでした、余り準備が良いとこんな事です。
娘の車を借りて来ていましたのでついでにタイヤを冬用から夏用に交換致しました。
ついでにオイル交換やウォッシャー液の補充とかしておきましてこちらも準備万端ですね(笑)
さすがにお彼岸の中日を過ぎましたから・・・もう雪は降らないでしょう。
昨日、修理が必要な部分を分解したBBR製のフェラーリ275GTBですが今日は組立てに入りましょう。
まずは簡単そうなフロントのライトリングの部分からですね
剥がれてから時間が経っていたのか少し変形していましたのでまずは大まかに変形を直します。
薄いステンレス製のエッチング板なので変形がなかなか治りません・・・真鍮にメッキを掛けた物ですともう少し楽なんですけどね(笑)
まあ仕事に近道は有りません・・・。
次はライトのリングをライトカバーの形状になるべく合う様に曲げてゆきます
この曲げ方ですが中国製のモデルの場合かなり強めに曲げておいて押さえ込む様な形で接着する場合が多いのですがこの方法だと両端は良いのですが中央の部分は剥がれようとする力がかかり続けると思いますので私はライトカバーと同様の形状に曲げてやるのがよと思っています。
まあこれは私感ですから色々な考え方が有って良いと思いますが僕の目指したのは耐久性という事ですね。
元々平面のエッチング板を立体のライトカバーの形状に合わせるのはなかなか難しいです(笑)
それでも何とか形状を合わせてゴム系の接着剤で接着しました
硬化するまでマスキングテープで仮止めですね
お次はリアウインドウです。
モールがない状態でボディに合わせてみますとやはりボディが少し収縮しているみたいでして巧く凹みに収まりません。
僅かにサイドをカットして小さくしてやりましょう・・・ちなみに上下寸法は大丈夫そうですね。
上下寸法は収縮が小さいのか最初からウインドウの上下寸法が小さかったのかは不明です。
ちなみに黒い部分は裏側からの印刷でして接着剤を見せない様にしている様です。
この後裏から少し塗っておきましょう。
まずはモール無しの状態でボディに接着しました。
大きさが問題無いのはわかりますが・・・最近こんなに大きなウインドウを接着した事がなかったですから・・・緊張しますね。
緊張と言いますと・・・制作に比べて修理は大変緊張しますね〜
その為に家に帰りますと爆睡ですね。
次はモールだけを接着します
押さえはやはりマスキングテープの細切りです。
ウインドウ自体やボディを汚さない様に十分に気を付けましょう。
やっと修理完了ですね
仮留めして有ったマスキングテープを全て剥がしました・・・!
ボディの汚れなどをクリーニングして完了ですね。
さて何をしているでしょう??
先ほどの275GTBですよ(笑)
実はこのミニカーは未開封新品だったのです
どうやらお客様はカバーを開けずに大切に楽しんでおられたみたいなのです・・・カバーと台座の脱落を防ぐ為に丸い透明なシールで封印されているんです。
その封印がそのままでした。
今回は修理にあたってその封印を切らなければならないのですが・・・この封印を不用意に剥がしますと台座側がレザーの場合(今回の様にね)レザーが剥げてしまうケースが多いのです。
いくつか方法が有って暖めて粘着を弱くして剥がせば良いという方も有りますがそれでも絶対は有りません。
今回はカバーとケースの部分をナイフでカットして開封しました。
カバーの部分はエナメルシンナーで掃除をして粘着を完全に落としましたが最終的にこのシールを再現しておく事に致しました。
透明なシートを使いまして台座側はオリジナルのシールを剥がさず大きさを替えずに位置を合わせればまるで元々有ったままの姿に戻す事が出来ます。
パンチコンパスでカットしますが中央の穴が残らない様に針が刺さる部分はプラ板を貼っておきます、細かな事ですがお客様の気持ちを考えるとここまでやっておいた方が良いのではないかな・・・!?
修理というのは元の状態にしてお返しする事ですからねまたお客様の気持ちを思いやって修理させて頂く物だと思うのです。
ちなみにシール用のテープを貼ったらこんな感じになります。
元のテープと同じ大きさで同じ位置に貼っていますから見た感じは全くわからないと思います。
但し・・・中古品を新品と偽ったりとか・・・悪用しないで下さいね(笑)私のブログをご覧になられる方にはいらっしゃらないと信じております。
次は既に修理の終わったミウラですが・・・
アクリル製の台座に傷が多いのです。
お客様のお話ではこちらミニカーはまだご結婚される前に奥様からのプレゼントだったと伺っています。
まあ傷が付いたままではちょっと可愛そう(そんなメモリアルなミニカーがね)なので台座からミニカーを外して研磨する事に致しました。
外してみて気が付きましたがミニカーの前側を止める穴の周りにこんな傷が有りました・・・
穴の加工をする時に付いたものである事はわかりますが・・・
まあこれも折角なので修理しておきましょう
熱がかかったのか穴の周りがブツブツしていますので800番のペーパーで研磨する所からですね。
800番→1200番→2000番→3000番→8000番と均してゆきます・・・
そしてアクリル用のコンパウンドで磨きますと・・・何も無かった様に綺麗になりました
台座の研磨はご依頼に入っていませんので当方の勝手な加工です・・・こちらは修理費用はかかりません。
良いミニカーには心温まる良いお話がついてくる・・・そんな仕事にしたいですね。
明日も引き続き修理です・・・
まだ後80サイズ段ボールに5個修理品が有ります・・・うひょ〜!!
緊張の日々は続きそうですね。