Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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エンジンのキャスティング

2019-08-30 20:26:47 | Golden Arrow 1929
本日の山陰は昨日の天気が嘘の様に穏やかで暑い夏が戻ってきました
と言っても35度もあるわけではなく・・・多分30度くらいじゃないかったかと思います。
外に出ますと結構暑くてムッとしていましたね。
雨が降ってから気温は確実に下がりましたね

朝一番ではオクラを収穫しましたが成長のスピードは確実に落ちた様に感じます。
あ〜最後のブルーベリーも収穫しなければならなかったですが・・・すっかり忘れていましたよ。
明日は忘れない様にしなければなりません。

本日の仕事は昨日のの最後の部分に書きました様に
ゴールデンアローのエンジンのキャスティングをしましょう

最初にシリコン型の分解からですね
こんな感じでシリコンが固まっていますので型枠を分解します。
画像はタメオの312T2のインダクションボックスですけどね〜。

こちらがゴールデンアローのエンジンパーツのシリコン型です
一部光硬化パテを使いましたがポリパテと違って硬化不良は起きませんでしたね〜
ポリパテは上にサフを塗っておかないとシリコンが当たりますと硬化不良を起こしてしまいます。

原型となるエンジン部品をシリコンから出しますとこんな感じになります
綺麗に型から抜けていますね

こんなに複雑なエンジンの原型でも真空脱泡機を使いますと綺麗にゴム型を作ることができますね。
普通はなかなか綺麗に作れないのですよね〜
やっぱり頑張って真空注型装置を買った意味がありましたね。
高価なものですからね〜さすがに商売ものでも懐は同じですから・・・借金するのは嫌いですしね(笑)

早速ですがレジンをキャストしてみました
今回はまだ加工をしなければなりませんので通常のレジンです

レジンが硬化しましたので取り出してみました
十分にシャープな出来ですね。

一台分のエンジンパーツはコレだけです
全部使うかどうかはわからないですが使う可能性があるものだけ一式複製をしています。

今日、半日頑張ってたったのこれだけです
気温が高いので硬化は早いのですが硬化時に温度が上がりますのでそれが少し下がってから脱型しないとキャスト品が曲がってしまうのです。
気泡が入ったものや曲がったものを除外しますとたったの4機分しか残りませんでした
まあ仕方がないかな〜(笑)

エンジンの向きが今ひとつよくわからないのですよ〜
少し考えて結論を出したいかな〜。

この方向性が決まらないとカットもできないし作り変えも進まないですよね〜
明日は312Tを進めましょう。