Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ボディの整形を再修理致しました

2012-02-22 17:02:41 | Honda NSX 1/12
本日は定休日なので本来なら更新もお休みとしたい所なのですが先日の月曜日に風邪をこじらして休んでしまいましたので本日は午後から仕事です。
普通の水曜日も更新こそ休みますが制作を進めたり庭の手入れをしておいたりと結構多忙ですね。

本日の制作は1/12のNSXを進めておきます。
2月の初めだったでしょうか色が決まり、塗料も購入し塗装を進める事になりましてサフを入れたボディを再び仮組していましたらどうもリアバンパーとボディサイドの形状が巧く合いません。整形をした時にはリアバンパーをビスを使ってボディに固定しながら整形をしたのですがビスで締めた時に応力がかかったままになった様でボディかバンパーが変形したままになっていた様です。プラモデルの場合はボディ外皮が薄いので応力が残ったままでの仮組になりやすい、特にビス止めの場合はかなりの確率でこんなふうになってしまいますので注意が必要です。バンパーを付けた状態でざっとヤスッて見るとこんな感じでどうも面が合いません。再度削って修正と言う事になります。
ビスを締めるとまた変わって来る恐れが有りますから確認は必要ですね。下の画像はまだ修正の途中ですのでサフが残っている部分は凹んでいる証拠ですね。これが無くなる位削りますが、削るだけで収まらないようなら再度パテを盛る事になりますね。


片側が合っていないと言う事はもう反対側も合わない訳でして、こちら側も直します。
サフの線が1本僅かに残っていますがこれくらい削ればもう大丈夫でしょう。合わせ目の部分だけ削らずにそのまわりの全体が滑らかなラインでつながる様にしておきます。
力のかけ具合で簡単に変形してしまいますのでこの辺りがプラモデルの弱点と言いますか注意が必要な部分になりますね。


Ford V8 Spyder BrandsHatch 1969 ProvenceMoulage 1/43

2012-02-21 17:23:07 | 最近手に入れたキットのご紹介
昨日は余り制作が出来ていないのでキットのご紹介もしておきましょう。
こちらのキットも少し前に入手した物で私のコレクションとしては珍しいかもしれませんがレジンキットになります。
このキットは今まで見た事が無かったのですが少し前にフェイスブックでお知り合いになった方から修理のご依頼を頂いた時にこのキットが存在する事を知ったのです。
確か英国で完成品をお買い求めになったとお聞きしていまして、手元に送られて来るまでどこのキットなのか全くわかりませんでした。
送られて来た物をひっくり返して見てみたらプロバンスムラージュと記されておりまして英国のどなたかが組み立てられた物とわかった次第です。
調べてみるとこの車はフォードのDFVエンジンを積んだP68と言う世界一美しいレーシングカー(僕にとってはフェラーリの330P4が1番だからこれは2番か!?)の発展モデルで世界一見難いレーシングカーと言われていたとか、いなかったとか・・・?
確かに当時の写真が二玄社から出ているフォードの本に出ていますが、とてもカッコイイとは言えない感じですね。
でも模型的にはインパクトを感じる形で私は意外と好きですね。
そう私もこの車の毒にやられてしまったかも・・・(笑)
友人を介してEbayで入手して頂きました。
レジンは一般的なプロバンスの少し柔軟性のある物と違いどちらかと言えばBBRの硬い物に近い感じの物が使われております。なのでプロバンスの物と比べれば少し重いかもしれません。レジンの色はプロバンス風にクリーム色ですが表面の艶は無くつや消し状態でBBRそのものと言う感じですね。
部品構成はプロバンスそのものでウイングとホイールセンターがレジンでホイールの本体はアルミの挽き物、それと少々のエッチングです。
シンプルですがこの完成品を知っている私にはこれで十分良い物が出来る事を知っていますから大変満足ですね。
私が欲しいキットを見つけて来て頂ける友人に感謝ですね。


こちらはオイルホースを追加です

2012-02-21 17:11:48 | Lancia Stratos
自動車のオイルクーラーと言うと昔のスカイラインGTRとかが付けていた長四角の物が一般的ですね。
アレは空冷式と言われる物でしてラジェエターの様なフィンの中を空気が通過する事で熱くなったオイルを冷却する物です。
ストラトスはどうなのかと言うと空冷式の物は装備していない様です。理由は定かでは有りませんが、ミッドシップと言う事で効率の良いフロント側までの距離が長くてオイルポンプの能力の問題とか有るのかもしれませんね。しかしストラトスにはもっと有効な物が取り付けられております。
それは水冷式のオイルクーラーでエンジンの冷却水を使ってオイルを冷やす物です。エンジンを始動した時に先に熱くなるのはオイルよりも冷却水ですのでエンジンが掛かった時には冷却水でオイルを暖めていますので立ち上がりが良くなりますね。エンジンが暖まってからはオイルの方が温度が上がりますので80度前後の冷却水でオイルの温度を効果的に下げる事が出来ます。画像で銀色のホースが2本見えておりますがその右端の筒状の物が水冷式のオイルクーラーです。左端はオレンジ色のオイルクリーナーの下側に連結されます。

ブリーザーホースを作りましょう

2012-02-21 16:54:12 | Lancia Stratos
昨日は余りにも体調が悪く制作が出来ませんでした。
土曜日には親戚の法事に出かけていましたが夕方から寒気と吐き気が襲って来ましてこれはもう典型的な私の風邪の症状でして、次の日は日曜日と言う事も有ってヤバいな~と思っていました。この所土日はCafeの方もアトリエの方も忙しくお休みをする訳にはいきませんので何とか出勤しました。
月曜日はさすがにダウンしておりまして最低限しなければならない事以外はせずに病院に行って休んでしまいました。
と言ってもアトリエには来ていましたが体が鉛で・・・いやいやホワイトメタルで(笑)出来ている様に重かったですね。
制作は何も出来ませんでした・・・(笑)
本日は何とか少しずつ再起をしていますが・・・申し訳ない事にかなり予定よりスケジュールが遅れていますね。

ストラダーレはガスタンクのブリーザーを作ります。
ブリーザーは樹脂のパイプで作ってありますが経年劣化で交換してある物が多く新車に近い時期の写真を見ると少し黄色みを帯びた樹脂のチューブが使ってある様ですのでハンダ線を使用して表面にメッシュ模様を転写して作ってみました。無塗装で使えばステンレスメッシュホースですし、黒く塗れば強化型のゴムホース、黄土色系で塗れば少し古くなった樹脂ホースになってしまいます。

ではストラダーレは??

2012-02-19 18:38:10 | Lancia Stratos
ストラダーレのジェネレーターは普通のエンジンルームの画像では見る事が出来ません。恐らくクランクプーリーとウォーターポンププーリーの前側に有るのではないかと想像しております。普通はこの三点の内ジェネレーターの位置を調整してベルトの張りを調整するのです。後側には何も無いのでガソリンタンクの陰に隠れた部分ではないかと・・・


エンジンをボディ側に搭載するとこんな感じですね。ジェネレーターの位置はリアのフレームを斜めに支えるステーに干渉しそうでちょっとギリギリなんですが何とかクリアーしています。実車画像を見ていて気が付きましたがエンジンの前のバルクヘッド部分に何やら黒いパネルが取り付けられている様ですね。エキゾーストが近いので断熱や遮音の目的で取り付けられているのでしょう・・・これも作っておきましょう。

エンジンをもう一度降ろして遮音材の付く部分にマスキングテープを貼ります。
そしてそれをアルミ板に貼付けて切り出して塗装します。
もちろんボディに合う様に微調整をしなければなりません。


フラットブラックに塗装をして取り付けます。
フラットブラックと簡単に書きましたがここは鉄以外の材質なので少しグレーを混ぜたフラットブラックにしてみました。
そうだこの遮熱材の上側に僅かにボディ色が残っていますがここに左右のガスタンクをつなぐブリーザーパイプを取り付けておかないと後では入らなくなってしまいます。
それの方も考えましょう。


余談ですが昨日親戚の法事に出かけましたがちょっと寒かった様で風邪をひいてしまった様です。
私の風邪はお腹から来ますのですぐにわかります。
関節も痛いですし・・・明日は月曜日ですから病院に行ってから出勤になるかもしれません。
皆さんも風邪には十分注意をして下さい。
こんな事なので明日は更新が遅くなるか出来ないかもしれません・・・(笑)