Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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そうそうこんな物を買いました・・・が

2012-09-17 17:32:31 | その他

上の画像は模型を作る方ならもうご存知のバフレックスという実車の塗装を研ぐペーパーです。
今まで色々な方から「使ってみたら」と言って何枚か頂いて使っていましたがいよいよ在庫が無くなってしまいまして新品を買いました。
少し前にもスーパーバフレックスという同様のペーパーを買っていましたがスーパーの方は裏側にマジックテープが付いていまして広く滑らかな面を研ぐなら良いのですが細かな部分を研磨するのはちょっと不具合でした。
上記の様にまだ頂き物が有った時は良かったのですが無くなってしまうとやっぱり不便という事ですね。

このバフレックスは薄く柔らかいシートの表面に研磨粒子が付いていて裏側には粘着性ののりがついておりますので1/43の場合は細かく切って指の腹に貼付けて研磨するというのが一般的でしょうか?
平面のゴミなどを取る場合には2000番のペーパーを先にかけておいてバフレックス3000番で研磨して削り傷を取ると言うのが効率が良いですね。
ウレタンクリアーのユズ肌を消すくらいならそう深い物じゃない限りこのバフレックスだけで消す事が出来ます。

ただ100枚入りが送料を含めて6400円くらいとちょっと高価ですね。
3000番という使い易い荒さでは有りますので他に替える物が無いですから・・・誰かとシェアして買うのが最適かと思いますね。
半分の50枚有ったら死ぬ程模型を作れます(笑)

内装も作っておきます

2012-09-17 11:36:01 | Heinkelキャビンクルーザー
台風はどうやら韓国の方面に向かっている様でして山陰は少し風が強い程度です。
雨は・・・降りませんね~降水確率は本日一日中50%なんですが・・・。
畑は一雨欲しそうですね。

ハインケルはフロントのドアが開閉致しますのでコクピット内もある程度作り込んでおきたくなりますね。
1/43模型の場合一番省略されやすいのがフロアマットでしょうか?
最近でこそ完成品のメイクアップ製アイドロンなどは実際にエッチングのフロアマットまで付いていますが、従来のキットではまだフロアマットが入っている物は大変まれだと思います。
今回のモデルではホイールアーチはボディカラー、足元だけはカーペットという内装が最小限しか付いていないという少しチープな雰囲気を持たせたいので敢えてフロアマットを作ってみます。

素材はアルミ板です、型取りはいつもの様に古ハガキを使い型紙を起こして最終的に削り合わせます。
角は少し丸めておくとちょっとだけ柔らかい感じが出る様に思います。

サイドウインドの内側の下側に内装も作りたくなって来ますね。
この部分は外装の塗料のミストが飛んで結構凸凹になってしまう事が有ります、その都度ペーパーは掛けるのですが・・・最終的には網の物入れが有りますのでその取り付けなどの事も考えると内装の内張りを付けてやった方が収まりが良いかと思います。
ちょっと複雑な形状になりますので時間がかかりましたが何とかアルミ板を切り出す事が出来ました。



ウ~ンやっぱりデータから作り直しですね

2012-09-16 19:12:00 | Heinkelキャビンクルーザー
本日は一般の方は3連休のなか日という事も有りまして行楽に出られた方も多かったんじゃないでしょうか?
何か良い事が有りましたでしょうか?
私は本日も仕事日ですので普通の生活を送っております。
少し嬉しかったのはお盆開けに植えた秋植えのジャガイモが土のなかで芽を伸ばしていた事でしょうか?
畝の部分が少し崩れていまして芽が出たジャガイモを確認する事が出来ました、このままでいけば後1週間くらいで芽が出るんじゃないでしょうか・・・?!

さて制作ですが、シートの生地をグリーン系のタータンチェックを使ってサンプル画像を見せて欲しいというリクエストにお応えして今まで通りの方法でダウンロードして印刷するのですがデータ的にグリーンの色が濃過ぎてブラックの様に見えてしまいます。
WinPCの方にデータを移してフォトショップで加工するもデータが荒過ぎてどうもうまくいかない事が発覚してしまいました。
どんな色のタータンチェックを使うにしてもどのみちイラストレーターでタータンチェックのデータを作らないと奇麗に印刷する事は難しいでしょうからデータを作ってみる事に致しました。
Webから拾って来たタータンチェックの一番大きな画像をWinPCに移してイラストレーターで立ち上げます。
これをベースにトレースしている画像がこちらです。


何となく良い感じになっていますがよく見るとまだダークブルーのラインが入っていませんでした、これを入れると又感じが違って来るのでしょう。各色でレイヤーを分けて後で色具合を変更出来る様にしておきました。
つまり線の太さが決まれば(プリンターの能力の関係もありますから)どんな色のタータンチェックでも印刷が可能と成るはずです。


タータンチェックはこの一マスだけではタータンチェックになりません、この画像が沢山並んで始めてタータンチェックのシート地になるのです。


希望の大きさまで縮小してプリントアウトしてみました。
この大きさでアルプスのプリンターで印刷出来るのかわかりませんが・・・取り敢えずインクジェットではこんな感じになりました。


作ったタータンチェックをシートの形状にしてみましたらこんな感じです・・・如何でしょうか??
私の好みから言わせて頂ければブルーかグリーン系のタータンチェックが良いかな~。
タータンチェックがきれいに印刷出来るかどうかわからないのに話しを難しくしている気もしますが・・・。


さて時間が少し余りましたので組み立てを進めておく事にいたしましょう。
ホイールは合わせホイールなのですが通常この合わせホイールは4本のホイール組み立て様のビスと4本のドラム取り付け様のナットで構成されています。ホイールリムの内側の部分には8カ所の0.4mmの穴をあけておりますがドラム側はまだ穴をあけておりませんのでホイールとドラムを接着しておいてホイールの穴をガイドにドラムに穴を開けます。

そして穴をあけて・・・実にアナログな穴のあけ方・・・です。

半分だけのスペアタイヤもタイヤを接着しておきましょう。

まずはホイールリムを組み立てるナットと言うかリベットを接着致します。
部品はアドラーズネストのリベットSです頭の大きさは0.6mm足の太さは0.3mmです。

次はドラムに取り付けるビスを植えておきましょう。
同じリベットを使うと違う役目をするナット(ビス)に見えないのでこちらは十字ビスにしておきましたが余り小さ過ぎて良く見えません、何となく違ったものであると言う事を認識して頂ければ良しとします。
左端に少し見えているスペアタイヤはドラムに付いていませんので穴4つの内の2つは穴だけです、他の2つはホイールのリムを組み上げる為のリベットを埋めてあります・・・しかしこの面はシートの下に隠れてしまいますので見えないかも・・・多分見えません。

ウレタン樹脂製の特製タイヤを付けてみるとこんな感じです。

ついついボディに取り付けてみたくなりました。






ウインドまわりの塗装が完了致しました

2012-09-15 12:52:26 | Heinkelキャビンクルーザー
沖縄方面は強い台風が近づいている様ですね、付近の方はお気をつけ下さい。
近年、台風が大きく強くなっている様に思うのは私だけでしょうか?
普通の雨でも集中豪雨の様に降って来ます。
以前であればシトシト降る雨も有った様に思いますが最近そんな雨は降った事が無いですね。
ドサ~ッと降ってぱっと止む雨ばかりの様な気がします。

ハインケルキャビンクルーザーはウインドまわりの塗装が終わりましたが若干タッチアップが必要な部分が出て来ました、複雑な形状ですので多少は仕方ないかもしれませんね。


心配されたフロントドアは今でもボディときちんと接合出来ますし開閉も問題有りません。
これは何かしら問題を起こしそうに思っていた私を安心させました。


ついでにナンバープレートを作っておきました。
先日デカールを作っていた物ですが、アルミ板を塗装しておきましてデカールを貼ってクリアコートをしてみました。
少し古いタイプも作りましたがやはりユーロプレートの方が良い感じでしたのでお客様から何か御希望が無い限りこちらを使おうと思います。


実は少々困った事が、先日シートの柄合わせをしていましたがお客様からグリーン系のタータンチェックも試して欲しいとリクエストが入りましていつものサイトに行って印刷を致しましたが印刷するとどう見てもグリーンには見えない位濃い物になってしまい・・・どう見てもグリーンじゃなくブラックに見えてしまう有様です。
一度ダウンロードしてから色を変更してみようかな~。

昨日は余りにも忙しくて・・・

2012-09-15 12:28:03 | Wolf-Ford WR5 1978
今日から雨という事で昨日は外仕事をこなしておりましたが、今日になっても少しパラパラするだけでまとまった雨は降らない感じですね。
せっかく昨日外仕事を片付けたのに・・・。
夜は夜で地元交通安全協会の理事として会議に出席し自宅に帰ってから遅い夕食でした。
さすがに疲労困憊してダウンしてしまいました。
気が付けば朝になっていました(笑)

と言う事で昨日公開する予定だったWolf WR-5の続きを・・・。
リアサスペンションを組上げたいのでは有りますがどうもThis Way Upのキットも実車と違う事が判明致しましたのでリアサスに限っては自作しなければならない様ですね。
と言う事はリアウイングとの位置関係やウイングステーとサスペンションアームの取り付けにも兼ね合いが有りますのでリアウイングを先に作っておかないとサスペンションの問題は解決しない様ですね。
またこのリアウイングが少々厄介でしてリアウイングはミッション後端部から左右に太いパイプが伸びておりまして翼端板を固定する構造になっているのです。この構造は流用ドナーになったウィリアムズFW06も同じ構造なので一見流用は容易い様に見えますがFW06はウイングカーでは有りませんのでリアウイングの幅が広く、WR-5はウイングカーなのでリアウイングの必要性が低いのか幅が狭いのです。
削れば良いじゃない?と思われた方は残念ながらそう簡単にはいかないのです。
翼端板はThis Way Upの物を使いたいのですがこれがまた位置決めの方法が違いが有りそのままでは使えないですし材質がステンレスという事も有って熱伝導性の良くないですからメタルのステーとのハンダ付けは難しい物になって来ます。
仕方が無いのでパイプ製のウイングステーを作る事に致しました。
旋盤で削り出します。
本来ならフリーになっている側に回転センターを当てながら削るのが正しい削り方ですが私は回転センターを持っていなかったので不安定ながらこんな感じで削っております。曲がりやすいので回転センターを買わなきゃいけませんね。


少し話がずれますが、
いつもペーパーを木片に貼付けて研磨作業をしますが皆さんは使う木片を削っていますか?
パテを付ける木ベラも研ぐ為の木片も使う面の大きさに寄って大きさを変えた物を使いますし使う都度ペーパーを台に固定しておいて研いで使っています。
研ぐのは正確に面を出したいと言う事も有ります。
またウイングなどの翼端板は大き過ぎる木片を使いますといつの間にか角の部分を削ってしまいますので私は削る対象物の1/2から1/3の幅の物を使う様にしています。全体を覆う様な物を使うと磨く対象物は見えませんし知らないうちに角を削ってしまいます。


エンジンの後部だけアセトンに浸けて分解致しました。
これはリアサスペンションのスタビライザーとアッパーアームの取り付けの変更に伴う分解になります。


そうこうしているうちにリアウイングのステーが完成致しました。

いかがでしょうか??