Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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本日、余り進んでいないですが・・・(笑)まあ下準備という事です

2012-12-07 21:35:48 | Wolf-Ford WR5 1978
この数日寒い日が続いていますね~、山陰も10℃を切る最高気温が続いています。
この寒さで中庭の子羊や子ヤギを小屋に避難させる事になりました。
まあこの子ヤギも子羊も作り物なのでどんなに寒くても平気なんですが見ている方が可哀相になってしまいまして避難をさせる事にいたしました。
その中の1つをよく見るとシッポの先に穴が空いてしまっていました。

毎日移動させていたので前日には穴は無かったと思うのですが・・・。
このままと言うのもナニですので修復をしてみました。
まず穴の周りを良く観察してみるとここの部分だけ樹脂の肉厚が薄いですね~。
仕方ないから粘度の高いポリパテを詰め込んでおいて一旦硬化させます、こうしないといくらパテが有っても穴が塞げません。

もう少し柔らかくした(FRP樹脂の主剤を少し混ぜ込みます)パテをシッポの形に盛り上げておいて少し置いて硬化しかけた所で爪楊枝を使って毛並みを掘り込みます。

この後フラットホワイトをボカシながら塗って修理完了です、冬の間はガレージの中で休んで頂きます、来年はまた活躍して頂きましょう。

さて製作の方ですが本格的にボディの塗装を始めます。
まあ昨日までは準備段階という所ですね・・・。
本日最初にしたのは塗料の準備です、準備と言ってもたいした事じゃ有りません再度塗料の調合をやり直しました。
昨日ざっと塗ってみてボディの大きさに対して透明感が強すぎる・・・トーンが強すぎるというのでしょうか・・・小さなボディに塗ると色目が少し濃く見えてしまうので黒っぽい印象になってしまったのです。
少しグレーを混ぜてトーンを落とし同時に不透明感を上げる様にいたしました。
グレーを混ぜる事で不透明になりますが色の止まりが良くなる様に思います。
完成した塗料に標準の量の硬化剤を混ぜてシンナーで薄めてから濾し紙で濾します。
この順番でないといけません塗料にシンナーを入れて硬化剤を入れると硬化剤の量を間違える元になりますから基本に忠実というのが良いですね。
前回使ったフィルターよりももっと細かな物でいい加減な粒でも濾し取ってしまいます。
目が細かいのでゆっくりと下に落ちますから焦らないのが一番です。

ボディの塗装を終わりました~!
画像は乾燥ブースの中なので少し暗くてブレてしまいました。

他の細かな部品も塗装を終わりました、順番を良く考えて塗り忘れがなければ時間はそうかかりません。
ただ組みながら少し塗り直したり調整が必要な事も有りますから完璧に塗装が終わった訳じゃないですけどね。


ここでちょっと休憩です
少し前のエントリーで2006年のフェラーリ248F-1の鈴鹿仕様の製作依頼の事を書きましたが当時の資料を探して雑誌をいくつか買いましたがシューマッハは決勝でリタイヤだったので画像が余りないんですね~雑誌には期待していた大きめの画像はどこにも有りませんでした。
当時のF-1モデリングにも日本GPの詳細な画像は数枚しかなかったですね・・・。
困っていたら某ショップの営業担当のSさんが何と日本GPを見に行っておられたと言う。その上何とパドックパスを買って真直近で写真を撮っておられたと言う、今回その画像を拝見出来る事になりました。
まさに持つべき物は・・・と言う事ですね。


その後デカールを見ていたのですが、余りにも印刷がシャープでないのです。
ざっと見た目には何も問題ないデカールですがスキャンして拡大してみると・・・この画像は一番小さなウォルターウルフの物ですが・・・


仕方ないのでデカールのデータを作っています。
まず文字を作って見る事にいたしました・・・上手くいけば全部作り直したい所では有りますが・・・意外かもしれませんが・・・慣れない作業!?で時間がかかりますね。

こんな場合は必殺の方法で作ります、この方法は早いはずです(笑)でも方法は内緒です(爆)

ボディの塗料を研ぎました

2012-12-06 18:13:03 | Wolf-Ford WR5 1978
本日は大変寒い日になった様ですが皆さんは如何お過ごしでしょうか?

私の方は昨日が定休日だったので昨日は外で畑仕事をしていました、この時点でもうモデルフィニッシャーなのか農家なのかよくわからない世界になっていますね、だけど外で体を動かす事も大切でしてストレスを発散させる事も大変大切な事なのです。
その時に安来市の設置した緊急情報を伝えるスピーカーから『強風波浪警報が発令された』との放送が有りました。
ここらは田舎なので外にいる人にわかる様に所々にスピーカーが設けられているのです。

でもまわりは風も無いし天気も良い・・・理由がわからなかったのです。
でも夜になってわかりました、夜中に強風/落雷/大雨(ほんの一瞬でしたが)と大荒れのオンパレードでした。
今朝のニュースによると日本海を爆弾低気圧が発達しながら北上するらしく大荒れの予報でした。
まあ山陰は実際には少し雪がパラついた程度で済んでおりますが・・・ここ数日の天気予報は雪のマークが続いております。

本日は一昨日のエントリーに有ります様にWR-5のボディの研磨をしております。
裏も表もボディカラーが無くなってしまう程研いでおります。
メタルのボディはやはり歪みが結構大きくサフの時点でも気をつけて十分に研磨したはずなのに・・・こんなにムラになってしまいます。
ムラになると言う事はそれだけ歪んでいると言う事なんですが・・・今のうちにやれる事はやっておかなければなりませんから・・・

研磨後の画像を注意深く見てみると仮組時点でボディの凹みを消した部分がまた凹んでいる様に見えるのは私だけでしょうか?
最初から凹んでいた部分は何度も研磨していますのでもう凹みが無かったと思うのですが・・・この時点でボディカラーが残っていると言う事はまた凹んでいると言う事なんですが・・・メタルがそう何度も凹むんでしょうか???


コクピットのカウルも研磨をしております。
ここは真鍮板で作られた部分も多いので歪みは少し少ないかな~

それでもなるべく歪みを出したくないので研磨は大事ですね。


リアウイングの内側なども結構磨き残しが出る部分ですねここも念入りに・・・


本日もう一度ボディカラーを塗ろうと思っていましたが、研磨だけでは面が出ない部分が発見されましたので本日もう一度細目のポリパテを盛っておいて塗装は明日に延期致しました。

ボディカラーが濃い色なので歪みや傷などは入念に消しておかなければなりません。

LF-Aは相変わらず・・・

2012-12-04 23:59:27 | LEXUS LF-A 1/18 No1
LF-Aは相変わらず同じ部分ばかりいじっている様な気がしますが・・・仕方ないかもね!
リアウイングの中研ぎを昨日済ませましたが本日は上塗りをいたしました。
エッジの塗料溜まりは無くシャープな仕上がりになりましたよ。

ダッシュボードはサフを塗りますと研ぎ忘れや忘れていは無いけど研ぎの甘い部分が見受けられましてサフが硬化してからもう一度磨き直しました。

上側にも研ぎの甘い部分が見えますね~。

下側は2カ所に問題が有りましたので研ぎ直しをしておきます。
またサフを塗らなきゃね~
ここで少し気が付いた事が有るのですがクレオスの缶サフ1000番を使っているのですが缶のデザインが変わった時に中身も変わった様に思いますね。
少し隠蔽力が弱くなった様だし乾燥後にサフの表面に艶が出るのです、確か前の塗料はもっと隠蔽力が強く艶消しだったと思うのですが・・・
値段が上がった上に隠蔽力が弱くなるのは問題ですね!

AMRuf 1/43 Ferrari275GTB LM 1966

2012-12-04 23:27:34 | 最近手に入れたキットのご紹介
正確に言えばこの度入手したキットではないのですが訳あってまた私の手元に戻って来ました。

ルフ氏の作ったキットの中で色々な車種が有りますがほとんどのキットでちょっと残念なのはこのボディサイド下側の膨らみです。
下側が膨らんでいるのがわかりますでしょうか?
ほとんどこのこの様な下膨れの形状になっているのです。
キャスティングの問題でこの様になっている訳じゃなさそうなのはシャーシもこの膨らんだ幅のサイズに合わせた物になっているからです。
変形でこの様になっているのであればシャーシだけは幅が狭くなっていなければならないからです。
他の部分の形状は色々捉え方が有る訳ですから仕方ないですがここだけは理解出来ないな~。

インストは手描きのルフ様式の物が付属しています、手描きのインストを見ると何だか少し安心するのは私だけでしょうか?
最近のインストは判で押した様に3Dデータを使った物が多くて何とも無機質な物を感じますね。
手描きを快く思うのは人間が古いからでしょうか??(笑)

まあ作るなら上の仕様かな・・・



本日朝食・・・では無く調色です

2012-12-04 23:04:42 | Wolf-Ford WR5 1978
本日も山陰は寒かったですね~午後には少し晴れ間も出まして日が当たれば少し暖かくなります。
そう言えば午前中に松江市まで不足していたウレタン塗料を買いに行きましたが北の空を見ると白いカーテンの様な・・・雪が降っていました。
いよいよ本格的な冬でしょうか!?

さて本日はWR-5のボディカラーを調色致しますがこれがまた結構微妙な色相ですね・・・これが結構迷ったり致しまして時間がかかってしまいます。
実車のカラーは見た事が無いのでメイクアップアイドロンのランボルギーニカウンタックの3号車のカラーを参考にします。こんな時は展示品が有ると便利です(笑)

ブルー系の色はデジカメで写した場合に正確な色にならない事が多いですね。
まあこれはPCのディスプレーの調整や元々性能の問題も有りますので色の事は参考までと言う事にしておいて下さい。
あくまでも目標の一つはアイドロンのウルフ3号車の色でもう少しトーンがはっきりした物をめざそうと考えております。

ベースになる色はブルーとブラックそして少々のホワイトで少し濁りを入れてやらないと正確に発色しないのです。
感じとすれば下の画像の色目が一番実物に近い様な気がします。

カウンタックの色はこんな感じですが如何でしょうか?
私が調色したものの方が濁りが少なくシャープな印象が有ると思いますが・・・。

塗料は調色が終わってからメッシュを使って全て濾します、こうする事で入っているゴミや塗料の粒をなど仕上げを悪くする物を濾しとってしまいます。

ボディに塗ってみます。
リアウイングはミッション後部を分解しておいてリアウイングとそのステーの部分に分けてからステーをセミグロスブラックに塗ってあるので必要な部分をマスキングしておいてから翼端板を塗ります。

濾した塗料を使っていますのでゴミはそうないのですが私の場合最初の塗装は中研ぎで削ってしまう事が多いので全てのボディカラーの部品にザックリと塗ります。
一晩置いてこのボディカラーを研ぎます。

本日は塗装をしている時間よりも調色している時間の方が長いですね。