Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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今日も忙しかった・・・明日はまた忙しい・・・。

2014-12-26 21:43:12 | Ferrari F2008
今日も冷たい雨が降っていましたね、クリスマスもすでに忘却の彼方に過ぎ去ってしまいまして今日は26日ですね。
まあ私の子供はもうすでに全員親元にいませんからクリスマスもへったくれも無いんですが、この所の体調不良で何も感じる間もなく過ぎてしまった感じですね。
子供の時には結構楽しみだった様な気がしていましたが・・・!?

まあ年末は忙しくなりますが交通事故だけは気を付けて過ごしたいものですね、今日も帰りにコンビニから一旦停止も何も無く車が飛び出して来まして危うく当たりそうになりました。
このコンビニは出入り口がかなり見通しが良いのに半分以上の車は一時停止をして無いのですよね~まあ自衛するしか方法が無いのは困りますね。
皆さんも事故には十分に注意をして下さいませ。

エンジンブロックですがエンジンなのか何なのかよくわからない構造物ですね~。
まあタメオキットがキットを開発する時点では秘密主義が徹底されてエンジンブロックの正確な形状のデータをもらえなかったんですね~多分・・・。
まあ今でもこの時代のエンジン部分の画像は少なく正確な形にするには資料が少な過ぎますね~
せめてエキゾーストの焼け色くらいしか表現出来ません・・・。

この辺りも資料が全くないのですがエキゾースト下側のアンダーパネルの内側には多分遮熱材が貼ってあるはずなので銀紙を貼っておきます。

エンジンをかなり何度も脱着して削り合わせやっとエンジンが収まりました・・・。
修正だけでもかなりの時間がかかりました・・・ただ丁寧に削り合わせをするしか無いのですが外した状態で展示するカウルを脱着出来る様にするにはかなりの手間暇がかかりますね。
元々が収まる様に出来ていないのだからしょうが無いのかな~。これでもカウルはペラペラですよ。

カウルを外すとこんな感じですね・・・もう少し補機類は付きますが多分タメオさんも資料が少なくて中身を作れなかったんでしょうね~。

次はラジエターを納めてゆきます。
こんなタイプのフルディティールを作ってゆく時には大きい部品を取り付けてゆきその度にカウルを嵌めて納まりを確認しながら組み立ててゆく必要があります。
ラジエターは金属色が標準の様なのでまず1000番のペーパーで磨きまして3000番のバフレックスで仕上げ、金属磨きで仕上げましょう。

磨いていくとこのキットは当たりが悪かったのか最近のタメオキットには珍しいのですがスがいくつか空いていましてハンダを盛って削る作業を何度か繰り返しました。
幸いにして同じキットのメタルを使いましたので色の変化は見えなくて不幸中の幸いと言う事でした。

次に酸化防止にラッカークリアーを塗りますが下地にミッチャクロンのプライマーを塗っておくのを忘れてはいけませんよ。
密着はかなり違いますからね~。

ラジエターのクリアーの乾くのを待つ間にステアリングギアボックスを取り付けます。
このギアボックスも昨日のうちにミッチャクロンからラッカークリアーという一連の酸化防止をしてありましたので下側のパワーステアリングユニット(?)を指定のセミグロスブラックで塗りまして取り付けました。

部品を収納しているボックの中の部品点数を少し減らしておこうと思いまして予備のノーズを組み立て始めました。
少しでも残る部品点数を減らしておく方が部品を見つけやすいのです。
また塗装や接着等硬化に時間がかかる場合それとは他の部品を組んでおくのも時間の有効利用ですからね、ただ待っているだけじゃあね~勿体ないですから。

一つのノーズに付きまだ4つの部品を付けなくてはなりませんからこれを組み立てるだけで16個の部品が無くなる訳ですから随分組み立て作業が進む事になります。

Wolf WR-1/3見てきました

2014-12-25 18:06:31 | Ferrari F2008
昨日は完全休業を頂きまして奈良県まで取材に行ってきました~!
途中体調不良になってしまいましてKさんには大変ご迷惑をかけてしまいまして申し訳なかったです。
Wolf WR-1/3を見ていた時間より病院で検査されていた時間の方が長かったり致しましたが(笑)
せっかく奈良まで来たのですから見ない訳にはいかない・・・少しボ~ッとしながらも詳細画像をいくつか撮影させて頂きました。
自宅に帰った頃には80%程までは回復したのですが今日もかかりつけの病院に行って点滴を受けてきました。
少し前のインフルからまだ体調が万全ではなかったのかもしれませんね~。
不覚にも自分の体が歳をとっていたのを忘れていたのかも・・・
下の画像左上は私の(?)348Zagato・・・まだバラバラでした。
でもボディパネルはZagatoによって全部作り直されている様ですね~。


さてそんな事も有りましたが今日も少し前に進めたいと思います。
普通F-1モデルの場合は下側を先に作って仮組台の上に固定して組上げて行く事が多いのですが、今回の場合アンダーカウルのスキッドプレートを削ってしまいましたのでこれを一番に取付けなければなりません。
実車は何の木を使っているのかわからないのですが(多分硬い広葉樹の板だと思いますが・・・)今回は楓の板を使いました。
実車と比べると色が少々違いますのでオイルステインを使って着色します。
この部分は素材の感じを生かす為にクリアーは無しです。

アンダーパネル裏側にスキッドプレートを貼付けました。
感じはなかなか良いと思いますがこの様な裏側にこだわってもな~と思ったり・・・。
まあ試行錯誤の一つと思って下さい。

ステアリング系はシートを付ける前に付けておかないといけません、
この車はステアリング前の構造材(?)がカーボンじゃなくてこの様な色を指定されていますね・・・F-1モデリングの写真に一部写っていましたが確かにこんな色なんですね~。
足が当たるから何か貼って有るのでしょうか?

インストの順番で考えますとこのフィンを付けなければなりませんが・・・何かちょっと邪魔ですね~。
指を引っかけなければ良いのですが・・・2008年と言うと空力パーツがてんこ盛りですからね~。

さっきと同じ様な画像ですが・・・
ちょっと違いますよ、ラジエターの取付け部分を接着しました、なぜこんな物をご紹介したのかですが、この部品実は左右に2分割されていましてしかも塗装後に付けるのはクリアランスの問題で非常に難しい設計なんですね。
仮組の時からこの部分が非常に心配でした・・・少し削りましたが何とか問題無く入りました細い部分が有りますので力を入れるとボディが歪んでしまうのは容易に想像出来るところです。

どんどん組立てますよ・・・
シートベルトをシートに組み込みました。
シートはメイクアップ製を送って下さっていましたがシートベルト幅が2インチの幅の狭い旧型なんですね。
ですからこの時代のF-1に付けると少し力が弱い感じがします、まあ色も少し地味ですし・・・手持ちのZモデル製の物に勝手ですが入れ替えました。
まあ色は塗り替えられますが幅は直せないのです・・・お許しください。

ここまで組立てますとやっと仮組台に乗せる事が出来ます。
シャーシとボディの合わせを確認してリアサスペンションの一部をボディ側に取付けます。
やはり塗装の厚みで少し迫ってしまう部分が有りますからその部分は丁寧に削って対処しています。
この時点での微調整は非常に怖いのですが比較的最近のTameoキットはカツカツの設計で余裕が無いからね~仕方ないのかもしれませんね~。

次は左側のバージボードですね。
裏側をセミグロスブラックで塗るのを忘れていましたのでこの時点で塗装しておきました。
もちろんマスキングしてエアブラシですよ~筆塗りは僕は上手では無いからね・・・。

バージボード左右とも取付けました。
少し削り合わせは有りましたが・・・やっぱり塗膜のせいですね。
何とか左右均等に収まっています。


7~80%の体調ながら今日はまずまず進んでいます。
明日は・・・朝起きてみないとわかりませんが劇的に体調が復活していると良いですね。

今日はゆったりと仕事が出来ました

2014-12-23 18:51:25 | Benz Tropfenwagen
本日午前中はなかなか良い天気でして少し暖かくこの数日では一番過ごしやすかったのではないでしょうか・・・久しぶりに雑用が無く朝からゆったりと仕事が出来ました。
この所はずっと過密スケジュールでしたので何かやっと落ち着いた感じがします。
昨日の夜は疲れからでしょうか口内炎が出てしまいまして歯も浮いた感じがしていましたのでまた風邪か?と心配しましたがどうもそうではなかったらしい、今風邪をひく訳にはいかないのです、明日はウルフF-1とご対面~なんですから(笑)
咳は少々気になりますが・・・。

さて今日はそのゆったりとした制作の方をご案内致しましょう。
昨日ボディカラーを塗ったトロップフェンワーゲンですがボディカラーも完全に硬化していますのでここで中研ぎを入れます。
ボディカラーの前、つまりサフの段階でも中研ぎを入れていますがどんなに注意を払ってもいくばくかのホコリは仕方が無いのかもしれません、特に空気が乾くこの時期に有っては静電気も起り易いですし着ている物が化繊系ですと旋盤などに触った途端にパチッとスパークする事も珍しくないです。
なのでボディカラーであっても一発で仕上げようと甘い事を考えずに一歩一歩確実に完成に近づければ良いんですよ。
と言う事で中研ぎ中です。
ボディだけではなく全ての部品で中研ぎを入れます。

全ての部品に中研ぎを入れましたら次はもう一度ボディカラーですね。
大体これでボディカラーは完成になるはずです。

他の部品もカラーを入れます。
こちらはマフラーですね・・・
何色が良いのか迷いましたがレース仕様では多分付いていなかったと思います、今回制作しているのはロードカー仕様の物ですからサイレンサーは付いてないとダメでしょうね~。
何色が良いのでしょうか?この部分の画像は余り残っていないので想像でガンメタにしました。
ブラックでも良かったかもしれませんが少し焼けた感じを出したかったのでガンメタを基本色にしました。
まあブラックでも悪くはなかったんですけどね・・・。

サイレンサーの継ぎ目やマフラーの温度の違いで部分的に色が違います今回はフラットブラックで煤を表現してみました・・・
サイレンサーの穴の中もまだ塗そうが必要ですしもう少し手がかかりそうです。

他の部分もボディカラーを塗ります。
この長くて細い部品はボディサイドの継ぎ目に貼るジョイントの様なパネルなのですがこの部品は今日初めてボディカラーを塗りました。
理由は後で曲げた状態で接着したいので塗料がカチカチですと塗膜が割れて剥げてしまうのです。
なのでウレタンカラーに軟化剤を入れて完全に硬化しない様に致します。

フロントのブレーキドラムを塗装致しました。
サスペンションのアームなどもカラーがわからなかったので実車がレーシングカーだった時の画像を出してきましたがどうも今一歩はっきりしないのです。
モノクロ画像でグレーなのでボディカラーの可能性も有りますがフレームと同じでグレーなのかもしれません。
フレームなどはグレーで仕上げますがブレーキのドラムだけはシルバーにしたい、理由はグレーだとスポークの間から見えるはずのドラムがほとんど見えないのです。
それでもシルバーですと少し見えますからね~。


本日は以上となります、明日は奈良方面に出かけますので制作も更新もお休み致します、よろしくお願い致します。



大変忙しい日々を過ごしております

2014-12-22 20:17:23 | Benz Tropfenwagen
12月に入って結構寒い日が続いておりますね~。
今年はエルニーニョが発生しているらしいのに、エルニーニョが発生した年は暖冬になるはずなのに一向に暖冬ではない感じがします。
気のせいかね~(?)

さて先日関西方面のまだ一度もお会いした事の無いお客様からご連絡を頂き、大変有り難い事にメイクアップニュースの1号から79号までを頂きました。
最初の何号かまではお返しする事になっていましたので全てコピーをさせて頂きました。
これを全てお持ちになっている事からも1984年当時からのメイクアップのファンの方である事がわかりますね~しかも大切に保管されていた訳ですから・・・。
コピーをしながら取り敢えず斜め読みをしていましたら最初の方って手書きした物をコピーして配布していたんですね~。

さすがに10号くらいになりますとワープロ打ちに変わっています、でも写真は貼付けた物をコピーしていたんでしょうか・・・
結構コントラストが強くなっています。
今でこそ画像はメール添付で送る事が出来ます、ヨーロッパからでも日本まで瞬時に届ける事が出来ますがこの1985年くらいですと有ってもファクシミリでしょう・・・しかもファックスでは写真はまだ奇麗には送る事が出来なかったはずでして・・・。
郵便で写真を送ってもらってこのメイクアップニュースをリリースされていたんでしょうね~頭が下がりますね。

一番最後は79号でスーペリアのフェラーリ312T2のモデルが発売された記事が載っています。
発行年月は1996年6月24日と鉛筆書きされていますね~。
さすがにこの頃になりますとPCを使った物になっていまして画像も比較的奇麗に出ていますね。

このメイクアップニュースですがせっかくですのでクリアーファイルに入れてアトリエの方にお越になればご覧頂ける様にしておきます、お譲りくださったお客様も模型の大好きな方(ご存知の方も多いかもしれません)なのでこうして役に立ってくれる事を望んでいらっしゃるのではないかと勝手に想像しております。
当時の値段は当たり前ですが、キットや完成品を作っていた方々の事や作品の事など興味深い内容ですね。
しかもディティールアップポイントや作り方まで・・・実に興味を引く内容ですよ。

今はメールで配信というパターンが多いですが値段と画像程度しか案内されないので、如何にも売る為のメール配信である事がお客様に伝わってしまうんじゃないかな~。
ましてディティールアップのポイントなど全く書かれているのを見た事がないのです・・・。
この古いメイクアップニュースですがコピー時に斜め読みをしただけでもそんな事を感じさせてくれますね、まるで私に「勉強しなさいよ!」と教えてくれている様に感じましたね。
お譲り頂いたお客様に感謝申し上げます。

さて昨日まで文化協会祭でしたが本日午前中はその片付け・・・少し遅れて到着しましたので既にほとんど終了していました。
それでも机を運んだり駐車場の案内看板を撤去したり・・・まあ少し役に立ちましたかね~??
そして帰りにローソンでコピーです・・・
ローソンでコピーを130枚近くしたら大変迷惑ですよね~でもあつかましく実行してしまいました~(笑)
一人おじさんが来られまして「まだまだ終わりそうにないですね~」と聞いてこられましたが「まだまだ時間がかかりそうです」ときっぱり・・・(汗)
どうやら他のコンビニに行かれた様です・・・ひんしゅく物ですね~。

コピーが完了したらアトリエに帰ってクリアファイルに入れておきましょう・・・
そしてアサヒほろにが会の正副打ち合わせ・・・(大変忙しい)

夕方になってやっと仕事です。
本日はトロップフェンワーゲンのボディ塗装を予定しておりまして夕方から夜にかけてならシンナーの匂いを気にしなくて作業が出来ます・・・何事も前向きに考えて行ないますよ(笑)
サフが塗られた部品を持ち手に固定して準備します。

ボディに塗ってみました・・・
真っ正面から光が当たりますと少々明るい感じですね。

上から蛍光灯の光で写真を撮りますとこんな感じです・・・

下の画像の方が現物に近い気がします・・・ただディスプレイの調子も有りますから余りあてにはならないかも・・・
明日自然光の下で見てみれば判断がつくんじゃないかな~。
もちろんアルミ板に塗って様子は見ているのですが立体の物に塗ってみないと正確にはわからないんですよね~
何度やっても塗装は難しいですね・・・・

組立ての前に・・・

2014-12-21 18:47:08 | Ferrari F2008
今日も早朝出勤です。
またもや朝4時起き!
5時にアトリエ到着ですね・・・
その上に今日は厨房の調理と薫製の仕事も請け負っています・・・なんて忙しい事か・・・。

もうクタクタなんですが・・・
その後薫製の道具を片付けまして
2時半頃になってやっと解放して頂きまして制作開始ですね~。
家内の方はまだまだ当分テイクアウトのケーキが有る様ですね、ケーキ屋さんじゃないのですがクリスマスが近いのでケーキの注文が集中するのでしょう。
美容院にも行きたいらしいのですがこの部分は私が何とかしてやる訳にもいかず・・・。
まあ時間をぬって無事に美容院に行けると良いですね~と応援してやる事位しか出来ません、自営業は全部自分で時間管理をしなければならないからなのです。

さて組立てを始めたいところなんですがボディのパーツを磨く作業が有りましたね、出来る部分から(と言うか簡単そうな部分から)磨いてゆきます。
まずはフロントのノーズです上の3つはペーパーをかけたところですね、コンパウンドを掛けますと下の1個の様にピカピカになります。

全部で5個のフロントノーズが完了しました。
実は画像的にはたったの2枚ですがこれを奇麗に磨くには3時間程かかっています、ノーズって結構複雑な面の集合体でしてうかつに磨きますと角の有る部分の下地が出たり致します。
これは避けたいので・・・丁寧に磨きました。

次は昨日作ったホイールにタイヤを取付けてみましょう。
これは全く問題なく簡単ですね。

続きましてボディのメインになる部分を磨きます。
ここの塗装は比較的巧く決まっていますので磨きは慎重に行なう必要が有ります、ですから時間がかかってしまうのです。
巧く塗装が出来ていてもミスをすればやり直しになってしまいますからね~。
そしてボディカウルの内側をセミグロスブラックで塗装致します。

ついでに同じ様な作業を必要とする部分をマスキングして塗装致します。

アンダーパネルの方も最後の加工が待っています。
リアウイングの翼端板を木片に付けたペーパーで平面が出る様に削りましてコンパウンドを掛けます。そしてその部分をマスキングしまして他の部分にセミグロスクリアーを塗りますとこんな感じですね。
本来ならアンダーパネルの黒い部分はカーボン模様かもしれませんが模型的にうるさくなりますのでポイントを決めてカーボン模様を使う事にしています。

上下を組み合わせますと・・・格好良いですね~~!
もう少し時間が有ったら良かったですね~。