Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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シャーシの固定を考えます

2022-06-20 22:42:31 | Ferrari F2007 ブラジルG.P.2007

本日の山陰はまたまた暑い1日ですね。
出勤して畑に出ますけど・・・
最初は畑に耕運機をかけます・・・と言うのも花オクラの苗がそろそろ植えてほしいらしく・・苗ポットの中で根が回ってしまい葉の色が良く無いのです、
他にも茄子やマイクロトマト(?)も葉の色が良く無いですね。
明日から雨らしいのでその前にもう一度畑を起こしておいて苗を植えておこうと思ったんです

いや〜気温が高くて畑で立ったり座ったりを繰り返すとクラクラするくらい暑のです(笑)
流石にあまりにも暑いので途中で休憩に戻りますとグリーンカーテンの為に植えていたスイカに花が咲きました。
まだツルは短いのにね〜ちなみにこちらは雄花です。
雄花は先に咲くのです。

そしてコチラがスイカになる雌花です花の下側が膨らんでいますよね。
ここがスイカになるのです。

苗を植えてCafeに戻ろうと思って歩いていたら・・・
ビワが食べごろになっておりましてついつい収穫してしまいました。

小さなバケツですが一杯になりました。
本日お越しのお客様にはサービスで出しておりました。
プラムもそろそろ食べ頃らしくて良い香りが漂います・・・こっちも収穫してみました。

大小ありますが・・・まあ勝手になっているものなんでね〜。

今日のランチタイムはかなり忙しかったですね。
普通なら昨日の日曜日の方がいくらか忙しかったりするのですが・・・。
月曜日の方が忙しいのは珍しいかもしれませんね。

洗い物が終わったら既に午後4時です・・・あ〜あ、疲れました。

で本業開始ですね。
今日はF -1マシンを仮組みするのに仮組み台に固定したいのですがそのままでは固定できません。
シャーシ側に2Mのナットをハンダつけしましてこれで固定しましょう。
メタルにネジを切っても良いのですが仮組み段階で何度も脱着しますとネジ山が潰れると困りますからね。

続いてサイドのインテークの部品を仮組みしました、この部品はバリを取るだけで綺麗に収まりましたので一安心です。
しかし・・・次の部品は簡単には収まりませんでした。

次の部品というのはラジエターなのです。
ボディの下側が内側にかなり絞り込まれていまして・・・しかもフルディティールなのでラジエターはフルサイズで作られています。
実車はカウルを広げて嵌め込むのでしょうけど・・・ホワイトメタルのボディでは広げたら元に戻らなくなってしまいます(笑)
ラジエターの幅をかなり削りました。
削りすぎには要注意ですね。

2台分ラジエターを納めました。
これでプロポーションモデルで前から見てもラジエターが仕切りになりますね。

続いて・・・
ボディとシャーシを接合する方法を考えました。
このキットはフルディティールと言っても背中の部分のカウルが取れるような構造なのでシャーシとカウルは接着剤で接着する構造なんですね。
でもきちんと固定しないと仮組みが正しくできないので極小のビスでビス止めすることにしました。

このキットには親切にもシャーシと展示ベースの間にスペーサーが準備されていますのでこれも接着しました。

明日は仮組み台に固定したりシートの仮組みを行いましょう。
明日も連続してF2007です。


812GTSのシートを塗りました

2022-06-19 21:39:45 | 1/18 Ferrari 812 GTS

本日の山陰も天気が良くて暑かったですね。
朝はいつも通りに畑の水やりです・・・あの梅雨入り宣言はどうなったの?って言いたいですね。

まあ小言を言ってもしょうがないので、グリーンカーテンの小玉スイカやテラスの植物にも水をやっておきました。
少々やっても長くは保たないのですよね〜。

さて今日は「父の日」ですね。
皆さんは子供さんからプレゼントが来ましたか?
私は娘からコレが来ました。
多分夏バテしないようにと言う事なんでしょう(笑)

今日はまず修理から・・・実はこの修理は今日のものではないのです・・・報告漏れですね。
599ベルリネッタと599X Xはシャーシが曲がっていまして修理しています。
アベンタドール2台は確かご報告をしてありますが599の2台はしてなかったような気がします。
ミニカーの構造はベルリネッタもX Xも変わらないので曲がる部分は同じように曲がります。

横から見ますと・・・

展示ベースから一旦外しまして床板を外します。
未修正なのでこんなに曲がっております。
結構強い力が働くのかもしれませんね〜



この後床板を平らに伸ばします・・・
そうしますと塗ってあるフラットブラックが剥げてしまうのです。
剥がして再塗装をしまして組み立てたのが下の姿です。
簡単そうに見えますが再塗装までしますと結構手間がかかってしまいます。
厚みの部分ならタッチアップで良いのですが・・・見える部分ですとそうもゆかないのです。
床下がスッキリしましたね。

最終確認で眺めていましたら・・・何か変です。

分かりますか?

そうなんですリアのフェラーリの跳ね馬がプジョーのライオンみたいに反り返っております。
馬に乗っていたら間違いなく落馬ですね(笑)

せっかくなので一旦剥がして接着剤を掃除しまして取り付けておきました。
結構強力に接着されていたので私の指が当たって曲がってしまったわけでは無さそうです。

X Xの方も床板は同じように治しておりますが・・・
スマホの電池切れで写真が写せませんでした。

このお客さまの修理はこれで終了しました、午後には発送しまして明日の午前中にはお届けできると思います。

さて、ここからが本当の本業ですね。
今日は812GTSですよ。
シート以外にも赤い内装の部分がありまして分解を進めましょう。
まずはドアの内装ですね。
塗り分けとか立体感を表現するために部品が分割されていますので分解して塗りやすくしておきます。

もう一つはダッシュボードです。
ダッシュボードはかなり違う部分が多くて困っちゃいますね(笑)
まずダッシュボードの下半分が赤いので分解します。
しかもダッシュボード上側の赤い線は実車には無いようなので何とかしなければなりませんね。

分解しますとこんな感じになります。
この状態ですと味気ないですね・・・。

この部分を分解したのには訳があります。
実車の写真を見ますと中央の凹んだラインの部分にはスモークの入ったクロームカラーの部分がありましてね・・・
この部分を先に何とかしないと下側の赤い部分が塗れないのです。

なのでどうしようかと思ったのですが・・・この部分にアルミ箔を貼り込んでみました。

そして上からウレタンクリアーにラッカーのブラックを混ぜた塗料を塗りました。
こうしますとスモークのカラーを纏ったクロームを再現できるのです。

次はシートですね
シートは赤いので下地にホワイトを塗りたいのですね・・・この時点で下側のセミグロスブラックで塗りましたのでマスキングしてホワイトを塗っております。

で・・・赤を塗りました。
赤はなかなか難しいですね〜
ボディカラーの赤はまだ楽なんです、シートなどの赤は表面の艶や素材の違いによって見え方が違ってくるのです。
赤にオレンジ色を混ぜて少しブルーを混ぜる・・・そして少し白で色をぼかしてみます。
で・・・作ったのがこの色です。

でも本当はこれではわからないのです。
最終的には艶消しにして初めてその色で良いのかわかるのです。
まあ実車を見ていればもっと近い色にできるのですが写真では撮影時の明るさやカメラの問題もありますからなかなか難しいですね。

この後艶消しのクリアーを塗ってみました

続いて塗ったのはフロントのインテークの部分ですね。
ミニカーではカーボン仕様だったのですが実車ではセミグロスブラックなんですね。

そしてダッシュボードの上側ですが変な赤い線のデカールを剥がしてからフラットブラックを塗りました。

もちろんサフも入れてあります。

昨日は臨時休業だったですが、今日は結構忙しかったですね。
明日はどんな1日になるのかな〜??

明日はF2007ですよ。


本日は修理です

2022-06-18 19:53:48 | ミニカー修理

本日の山陰は大変暑い1日となりました。
数日前の天気予報では雨、その後曇りに変更になりましたが蓋を開ければ晴れて空が青い・・・
昨日のブログの最後の部分にちょっとだけ書きましたが今日は結婚式でしたので暑いのを別とすれば天気が良くて何よりでした。

もう少し前に入籍をして既に一緒に暮らしておりますから、この結婚式は皆さんにご披露という形なんですが島根でもコロナが落ち着かなかったのでなかなか結婚式と言う事にならなかったんですね。
最近はかなり落ち着いてきましたがそれでも大勢の親戚を集めるわけにもゆかず最低限の人数で落ち着いた良い結婚式ではなかったかと思います。
私たちの時のように友人や親戚をたくさん呼んでの結婚式はこれからの時代は難しくなってゆくのでしょうね。
当然ながら新婚旅行はそのうちに・・・だそうです。
私の時は披露宴が終わるとまだ酔いも冷めないうちに出かけた(飛行機・・・確か伊丹空港に着陸前に揺れましたね・・・酔いが覚めちゃった)ものです。

まあアレはアレで良かったような気がしていますが、当時はそれが普通だった。

帰ってきてから少しブログを書いております。
さすがに今日は時間が無いです(笑)

今日の作業は修理です
ケーニッヒ512BBiターボです
フロント・サイドウインドウを脱着します。

お客様は実は同じものを2つお持ちのようで2台同じものが修理に入っております。
片側はサイドウインドウまで脱着しなくても良いかな〜と思いましたが、サイドウインドウの下側の1/3くらいが接着が甘かったのでやはり同じように脱着しておく事にしました。
後でまた外れますとガッカリされますからね・・・この部分は追加になりました。

同じ様に組み立てられていますから外れる部分も同じ・・・何と精度の高い組み立てをおこなっているのでしょうか!?
多分組み立てるお嬢さんの手向きとか癖がありますから同じ様になってしまうのでしょう。

ウインドウを接着して・・・
この後片側のモデルはリアのルーフスポイラーが瞬間接着剤で修理されていまして少し接着剤がはみ出していますのでそれも修理しておきます。
下の写真で向かって右側の個体の接着部分が白く見えますね・・・その部分を修理しました。

その時に気がつきましたが・・・
こんな部分にも接着剤がついています。
多分誰かが気がついて取ろうとした傷も拡大しますと見えてきますね。

こんな場合は少々荒療治をしないと治らないのです・・・
2000番のペーパーで削ります。
クリアーの層がありますからそこまでは削っても大丈夫です。

その後ラプロス8000番で研磨しました。
この後はコンパウンドで磨けば綺麗になります。

こちらも同じ様な512BBiターボですがマーカーが白でありますから違った個体とわかりますね。
これはまだ軽症なのでフロントウインドウだけです。

接着剤を掃除してタッチアップをしてから組み立てます。
これくらいですと修理もすぐに終わります。

気がついたのが・・・屋根の上のゴミつきですね。
クリアーコート時にゴミが噛み込んでしまったんでしょう・・・
とても気になりますのでこのままお返しするのは忍びないですねこの際掃除しておきます(ここは頼まれていないし見積りにもありませんのでサービスです)

同じ様に2000番で研磨して・・・

ラプロスです。
これでもまだ細かな傷が見えますね。

コンパウンドのハード1をかけますと綺麗になります。
仕上がり具合で行きますと90%くらいかな〜(笑)

続いてウルトラフィニッシュで磨きましてツルピカですねこれでお客様も喜んでくださるでしょう。

そして1000馬力の!?テスタロッサのケーニッヒですが・・・一見どこも悪く無いような気がしてお客様に確認させていただきましたら・・・何とテスタロッサの特徴であるリアのスリットのエッチングが曲がっていました。
ボディが収縮したことで曲がってしまったんですね・・・取り外して曲がりを修正しておきました。

ただし曲がりを修正と言ってもまっすぐ伸ばすとボディの幅より出っぱってしまいます。
少し後ろに出す感じにしないと収まりがつかないのですよね・・・
完璧にするには新しいエッチングを作るかカットして加工しないとダメなんですよね。
これ以上収縮が進むならそれも考えないといけなくなりますね。
再塗装を前提ならカットして直すのですが・・・費用的には修理の範囲を越えてしまいますから考えどころです。

続いて599X Xですね。

フロントウインドウの脱着の見積もりですが・・・確かそうだったと思う。
リアウインドウがブラックアウトされた仕様なのでウインドウの歪みが見えやすくて・・・やっぱり脱着しておいた方が良いかと判断しました。まずはフロントウインドウからですね。
外した時にマットブラックのボディカラーが・・・一緒に剥がれてしまいましたが、これは想定内です。

リアウインドウを外すために作業をしていますとリアのサイドウインドウまで浮いてきました。
多分既に外れていたんですね、多分Cピラーの部品で押さえられていたのかもしれません。

反対側のCピラーも念のために外して確認しましたがこちらは問題なさそうでしたので右側のみウインドウを再接着しました。

結局フロント・リア・リアのサイドCピラー左右と、結構大掛かりになってしまったという・・・(笑)
たまにはこんな事もあります。

今日はここまでです。
明日は通常営業です・・・
本業は多分812GTSを進めることになるかと思います。


シャーシの構造を変更します

2022-06-17 21:04:52 | Hino Samurai

本日の山陰は天気が良くて暑かったですよ〜!!
湿度も高くて蒸し蒸し・・・です。
この晴れ間も今週いっぱいかせいぜい月曜日くらいまでらしく、その後は雨マークが並んでいますね。

今日も畑の作物に水をやりました、水やりをするだけでも額から汗が流れましたよ。

そして・・・昨日不調だった芝刈り機の具合を見ます。
黒い排気が出ていて力が無いので・・・燃料が多すぎるという判断をしました。
キャブレターのオーバーフローを疑いましてキャブの所についているカバーを外しましたら原因がわかりました。
このカバーですがエアクリーナーのカバーを兼ねていまして・・・エアクリーナーを外したら埃(芝を刈った時のゴミ)がフェルト状になっていまして・・・原因はコレでした。
エアクリーナーのゴミをエアーで飛ばしまして掃除をします。
ついでなので知り合いのホンダディラーのHさんに電話してエアクリーナーを注文しておきました。
考えたら芝刈り機を中古で京都まで買いに行って以降一度も交換してなかったんです。
まあ芝刈り機もご機嫌も悪くなりますよね。

ついでにプラグも確認しましたら真っ黒けでして・・・新品はなかったので磨いておきました。
ついでにエンジンオイルも交換して新しいオイルを入れておきました。
試運転でエンジンをかけましたら・・・とても調子が良くなりました。
次の芝刈りでも頑張ってくれそうです。

そして厨房係です。
今日も大変ご予約が多く配膳までに時間がかかってしまい申し訳ありませんでした。
厨房係・・・頑張っていますがここからは中々上達しませんね。

午後少し遅くなってから本業開始です。
今日はヒノサムライです。

前回はルーフのスリットの取り付けまで進めていたと思います。
このモデルカーですが構造が少し複雑でして・・・通常はボディとシャーシは前後に1本ずつのビスで留められているのです・・・しかしこのモデルはビス止めは前側に1本だけなのです。
では後ろ側はどうやって支えるのかと言いますとシートとサイドシルの部品をボディの中に後ろ側から差し込んでサイドシルの部分でボディを支えシートの下の部分でシャーシを支えるという実に不安定な構造なんですね。

ノーズの後ろ側についているのがシャーシを支えるビス止めの部分です。
前側の車軸はシャーシのホイールハウスの中に穴を開けなさいと・・・いうことなんです。
その後ろ側(左側)に見える平坦な部分がシートの裏側です。
後ろはシャーシをここに接着しなさいということなんですね。

シャーシの幅が少し足りなくて・・・0.6mmの洋白角線をハンダつけします。
ここが左右にブラブラ動きますと位置関係が掴みにくいのです。
前後ろをピンポイントでハンダつけしておきまして・・・位置関係を決めます。
そしてこの状態で一度ボディに合わせて見ますと良いですね。

そして問題がない様でしたら全面をハンダつけします。
いつまでもハンダゴテを当てていますとシャーシが溶けてしまうのでこの部分はテキパキと作業を進めます。

で・・・次ですが

シートとサイドシルの部分を鋸でカットしました。
ここは別々の方が作業がやりやすいのではないかと判断しました。

サイドシル部分とシャーシを仮組みまして・・・1.0mmほど高さが不足していましたのでサイドシルの下側に1.0mmの洋白角線をハンダつけしますとシャーシの高さがちょうど良くなりました。

こんな具合ですね。
これですとシートとサイドシルは別々に作業ができます。
ただし、シートとサイドシルの間には実車ではレザーのカバーが付けられている様なのでそのクリアランスは最小限しておきたい所です。
シャーシとサイドシルの取り付けは下からビス止めをしたい所なのですが・・・この先で考えることにしましょう。

もう少し進めましょう
エンジンルームとコクピットの間のバルクヘッドですがアルミのエッチングが準備されています。
このアルミのエッチングですが他のメーカーではあまり見たことがありません。
実は普通のエッチング液の中にアルミ板を入れますと結構な勢いで溶けます、なのでこのエッチングを作るのには濃度の調整とかいろいろご苦労があったのではないかと思います。



ですが・・・このパーツは使えません。
元々はプロポーションモデルなのでこれでよかったのかもしれませんが・・・少し小さいのですよ。
まあボディの内側を少し削っていますから余計に小さくなってしまうのですが・・・。

ホワイトメタルの板でバルクヘッドを作り直して見ました。
これでどうかな?
両端の部分だけをピンポイントでハンダ付けしまして角度を調整しましょう。

このモデルは最新の3Dプリントで作られているわけではありませんので左右は若干形状がちがいます。
なので微調整は必要ですね。

さて今日も修理をします。
修理のお客様もお待ちですから・・・

本日の患者さんはケーニッヒの512B Bですね
この個体も修理が多い個体です。
フロントウインドウとサイドウインドウです、しかもご丁寧に同じモデルが2台です。

大体はフロントウインドウがこんな感じに浮いてしまいます。
サイドウインドウは大きく口を開くことはありませんが押さえて見ますとパクパクしていますので・・・
2台目の方は見積もり時にはまだ大丈夫かな〜と思いましたがフロントが浮いているということは近いうちにサイドウインドウも浮いてくる可能性が高いので方針を変更して直しておくことにしました。

ウインドウを全部外して・・・バラバラですね。

ウインドウを接着します。
接着剤が硬化するまで一晩このままにしておきましょう。

さて、今日はこれで時間となりました。

明日は結婚式のために臨時休業を頂くことになっております。
お間違えのなきように・・・私の結婚式ではありませんよ(まあ言わなくてもわかりますよね・・・笑)

早く帰れれば午後から制作の時間はとれると思いますが、よくわかりません。


F2007はラジエター部分の取り付け

2022-06-16 21:38:43 | Ferrari F2007 ブラジルG.P.2007

本日の山陰は天気が良くて蒸し暑かったですね。
雲は少し多めで、しかも結構厚い雲でした。
遠くの方では雨が降っているのではないかと・・・言う様な空模様でした。

実は昨日のブログには書かなかったことがあります、いやそんなに大したことじゃないのですが・・・(笑)
シロアリの駆除が思ったよりも早めに終わりまして、アトリエに戻ったのが少し早かったので中庭の芝の際刈りを行なっておいたんですね。
シロアリの駆除は私の予定から言いますと全く余計なことでして・・・本当は当方の母親が留守番をしていますので任せておけば良かったのですが・・・数日前になって「私は用事があるから出かけますと・・・」
先週から前回のお休みには中庭の芝刈りをしようと思っていましたか火曜日は前の夜に降った雨や当日にぱらついた雨のおかげで芝刈りができなかったんですね。
お休みはもう水曜日しか無いわけでして・・・少しでも進めておこうと思いまして夕方少し遅くまで際を刈っておいたわけです。
下の写真では影が長く伸びかけていますので夕方であることがわかりますね、まあそれでも日が長くなっていますからまだまだ刈れますね。

そして本日朝一番から・・・アトリエにも上がらずすぐに芝刈りです。
頑張れば2時間ほどで終了しますが・・・圧倒的に忙しい芝刈りとなります(笑)
普通なら刈った芝が袋の中にいっぱいになりますと畑の方に運んで捨てていましたがいちいち運ぶ時間がもったいなので軽トラックをCafeの駐車場に持ってきておきまして荷台にまとめておきます。
そうしますと刈った芝を運んで捨てる時間が少なくて済みます。
右側の芝の色が薄い部分が芝刈り済みの部分。左側の濃いグリーンの部分はこれから刈る部分ですね。
今日は芝刈り機のキャブがオーバーフロー気味で調子が良くなかったですね。
近いうちにキャブをオーバーホールしなければなりませんね。

ちなみに・・・頑張っている私を家内がCafeの窓越しに写したのが下の写真です(笑)
麦わら帽子をかぶって・・・既に「おっさん」です

今日のお昼は比較的暇でしたね・・・また明日は沢山ご予約を頂いている様でして・・・待ち時間が長くなってご迷惑をかけてしまうかもしれませんね〜。
まあ束の間の休息と言うことで・・・たまにはこんなことも良いでしょう。

芝刈りも終わったので午後からは心置きなく本業を始めます。

今日は修理からですね。
芝刈りの後のウォーミングアップですね(笑)

今日の患者さんは599GTBですね
フロントとサイドのウインドウそしてミラーが外れています。
そして床板の修正も・・・となかなか盛りだくさんですね。

ウインドウを外しましたが・・・ドアミラーが完全に外れてしまった右側のウインドウですが・・・エッチングに瞬間接着剤が付いていまして壊してしまったので一生懸命修理をした痕があります。
瞬間接着剤はやめましょう(笑)
仕方がないので接着剤を塗装ごと剥がしてしまいました。
そのまま接着しますと白くなっていますので見栄えが良くないのです。
まだドアミラーの取り付けピンが1本残っていますのでエポキシ系でつけた方が綺麗になると思います。
ミラーの足がつく部分はこの様に凹みが付けてあるのです・・・多分誰もご存知ないでしょうね。
この後セミグロスブラックで塗っておきました。

ウインドウを全て外しまして
接着部分にタッチアップをしておきました。

リアウインドウですがウインドウを外しますと内側に印刷している黒い枠の印刷も剥げてしまうのです
こんな場合は裏からタッチアップです。
こんな場合はラッカーのブラックで良いのです。
但しはみ出さないようにしておかなければなりません。

タッチアップしますと表からではわからないのです。
見た感じでは分からないでしょ?

各ウインドウを接着しました。
仮止めはマスキングテープですね。

ワイパーを取り付けまして・・・
ドアミラーも接着します。
重力ので下を向きますと困りますからマスキングテープで仮止めします。

そしてF2007ですね。
フルディティールのキットをプロポーションモデルで作る場合には色々と問題が出るんです。
例えばF-1モデルの場合ラジエターの部分をどうするのかは迷う部分ですね。

サイドポンツーンのインテークの部品だけですとこのまま取り付けることができるのですが・・・

ラジエターの部品が付きますとボディの中に収まらないのです。
この時代のタメオのフルディティールキットはカウルが付かないと言われる所以ではないかと思います。
下の写真のように大きく削り取ってしまわないとカウルの内側に収まらないのです。

インナーパーツを削ってカウルの内側に収めるためにはかなり削らないとダメですね。
下側からは結構カウルのパーツが出て来ますがこれくらいですとカウルの修正も楽になりますね。

随分出っぱっているみたいですが・・なんとかなりそうですね。

さて明日はサムライを更新しましょう。
修理ももちろん更新いたします。