院内版感染症情報 ~2006年第13週(3/27~4/2)
☆3月にかけてロタウイルス、RSウイルス、溶連菌が流行
今年のインフルエンザは、2月中旬がピークで3月初めまで流行が残りましたが、その後ほぼ終息しています。
2~3月にかけて、嘔吐と下痢、発熱が主症状となるロタウイルス性胃腸炎が流行しました。例年春先まで流行が残ります。
同じ厳冬期から春先にかけて毎年流行るRSウイルスによる気管支炎・細気管支炎では、特に乳児で通常の治療では改善せずに入院加療を要する場合もみられました。似たような経過で咳がひどくなるマイコプラズマ感染症は、マクロライド系の抗生物質(クラリスなど)が効きますので、咳が多く急速な進展が懸念される場合に主に使われます。
水ぼうそう、おたふくかぜの局地的な流行が残っています。溶連菌感染症は、前号で少な目の印象とお伝えしましたが、その後増加傾向にあります。
☆3月にかけてロタウイルス、RSウイルス、溶連菌が流行
今年のインフルエンザは、2月中旬がピークで3月初めまで流行が残りましたが、その後ほぼ終息しています。
2~3月にかけて、嘔吐と下痢、発熱が主症状となるロタウイルス性胃腸炎が流行しました。例年春先まで流行が残ります。
同じ厳冬期から春先にかけて毎年流行るRSウイルスによる気管支炎・細気管支炎では、特に乳児で通常の治療では改善せずに入院加療を要する場合もみられました。似たような経過で咳がひどくなるマイコプラズマ感染症は、マクロライド系の抗生物質(クラリスなど)が効きますので、咳が多く急速な進展が懸念される場合に主に使われます。
水ぼうそう、おたふくかぜの局地的な流行が残っています。溶連菌感染症は、前号で少な目の印象とお伝えしましたが、その後増加傾向にあります。