秋なすが鈴なりに実をつけました。8月始めに切り戻しをしたあと
元気がなくなり、実も一本の木に1こか2こしか成りませんでした。
9月に入ると元気になり、茎・葉が茂り花もたくさん咲いたと
思ったら、次つぎに実が成りはじめました。
3日に一度収穫しますが、30こ2キロもとれます。
家人と2人では食べ切れないので、しかるべく処理をしますが、
たまってきます。ずいぶん前、なすときゅうりを酸っぱくなるまで
塩漬けして、紫葉漬けを作ったのを思い出しました。
そのときは本格的な漬け方でしたが、今回はかなり手抜きです。
「・・・紫葉漬け風」としたのは、そのためです。
梅干しの漬け汁と赤紫蘇を使いましたが、これは正解でした。
赤い色と酸っぱさが効き、できあがりの紫葉漬けは、ホンモノに
近い味になりました。
今はナスもきゅうりも安く出回っています。曲がりきゅうりなどは
ホントにやすいです。みょうがもびっくりするほど安いですね。
今日みたら1パック14~5こもあるのが100円でした。
高いときは3こで200円もするのに・・・です。
夕方みょうが畑であっという間に、20こくらいもとれました。
たくさん取れるから安いので、今が漬け込みのチャンスです。
紫葉漬けを細かく刻んでお茶漬けにするとおいしいですね。
漬け物を作るのは面倒ですが、たのしいものです。
ぜひ一度、自分でつくってみて欲しいとおもいました。
はたけのなす5本を、8月はじめに切り戻しをしました。切り戻しは「更新選定」とも言い、茂りすぎた茎・葉を
全体の3分の1くらいを切り取ります。そのあと出る新しい芽が立派な茎に育って、秋茄子の実をつけるのです。
切り戻したあとできるなすは小ぶりで鈴なりに成ります。どんな料理にしてもおいしいですが漬け物が最高です。
材料
きゅうり 3本 500g
なす 6本 500g
みょうが 5本 70g
しょうが 1こ 50g
しそ梅漬けのしそ 40g
しお 30g
作り方
下漬け
きゅうりを一つまみのしおで板ずりして、漬物器にいれる。
みょうがは、たて半分に切ってきゅうりのすき間にいれる。
塩15gを100ccの水に溶かしてきゅうりにかけて重しをする。
しょうがは、皮つきのまま薄切りして、きゅうりのすきまにいれる。
なすのへたをとりたて半分に切ってしおを摺り込む。
漬物器に並べ入れて、しお15gを全体にふって重石をかける。
水が出にくいようなら、水50~70ccをなすに振りかけて
重石をする。
下漬けは、きゅうり、なすともに2日間漬ける。
本漬け
きゅうりとなすはよく絞って、小口から細かくきざむ。
みょうがは、半割りしたのを、たて三つに切る。
薄切りしょうがは、5mm.のたんざくにきざむ。
梅漬けのしそは、こまかくきざむ。
材料全部をよく混ぜ合わせて、漬物器に入れ
(あれば)梅干の漬け酢を大さじ3杯を入れる。
重しを一杯にかけて、1日目は冷蔵庫に入れる。
一晩で、漬け汁が材料をかぶるくらいになる。
重石をはずして、材料を良く混ぜて、重石をする。
あと2日間は常温において、日に一度材料を混ぜる。
4日目からが食べごろ・・・保存は漬物器に漬けたまま
冷蔵庫に入れるのが無難です。
漬物器は、写真の即席漬物器が手軽でべんりとおもいます。
ねだんは、2千円前後です。