男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

三尺ささげと千石豆煮

2007年09月25日 | 豆類・とうふ類
三尺ささげと千石豆・・どちらも今は一般的でありませんが・・・。

「三尺ささげ」も本物の薄緑色の京野菜で無くなり、「若みどり」として
濃い緑色の(食感はこの方がしゃきっとしています)ものが、一般的になりました。
こちらは、店頭に出ているので、見つけたら調理して見て下さい。

千石豆は、滅多に見かけなくなりました。
生の豆は独特の匂いがあって、それを嫌う方もあります。
でも煮たら匂いも消え、美味しいものです。


  三尺ささげ・千石豆とも、今は一般的ではなくなりました(スーパーでは見かけません)。
  写真の三尺ささげは、京野菜のささげではなく、同種の「若みどり」と言います
  京野菜のささげは、若みどりに比べ緑の色が薄いです(でも食感は若みどりの方が良いと思います)。
  タネは種苗店で売っています。

  千石豆(藤豆とも言います)は、種苗店でも見かけなくなりました。
  ウォーキングの時、道端の畑に植えてあるのを見つけて、種を少し分けて貰いました。
  花色が赤紫と白がありますが、写真のは白花の実です。
  京料理の老舗「辻留」辻嘉一さんお好みの豆でした。
  家の前の借畑に今年も植え付けました。青い野菜が少ない夏に重宝しています。

  その、ささげと千石豆に新ごぼう・さつま揚げ・厚揚げを一緒に煮物にして見ました。
  ささげや千石豆の代わりにモロッコ豆やインゲン豆でも美味しいと思います。

材料
  ささげ   150g
  千石豆   150g
  新ごぼう  1本(150g)
   さつま揚げ  2枚(120g)
  厚揚げ    2枚(135g)
  日本酒 1/3カップ
  みりん 1/3カップ
  出汁醤油  大さじ2~3杯

作り方
 ささげは3cmに切り揃え、千石豆は筋を取り、サッと下茹でする。
 ごぼうはたわしで水洗いし(皮をこそげない)3~5mmのそぎ切りして水に離して
 アク抜きする。
 さつま揚げと厚揚げは一口大に切る。
鍋に水と調味料全部と具材全てを加えて火に書け、一煮立ちしたら中火にして
15分~20分煮て出来上がり。




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鯵の生姜煮

2007年09月23日 | 魚介類
彼岸の中日が過ぎた・・と言うのに日中の猛暑は
収まりそうもありません。

それでも、海の幸と山の幸は秋を感じさせてくれています。
海のものと言うと、さんま・鯵・鯖・鮭・紅葉鯛などなどですが、
今回は、とりあえず鯵にしました。

造りでもOK・・そんな鯵を生姜でクッツリ丸炊きした本当に
美味しい一品です。

本ネタは吉兆初代のものですが、少し簡素にアレンジして
作って食べて見ましたが、本当に美味しかったです。
これは、お酒の肴・・と言うより、温かいご飯に最適のものでした。

「活けの鯵」と言っても1尾150円くらい、安いもんです。
一寸手間はかかりますが、じっくり炊いて見て下さい。

  鯵の丸炊きです。2尾としていますが、鯵の大きさ・鍋の大きさ・煮汁の量の兼ね合いから
  鯵4尾にした方が良いでしょう。
  その時の煮汁は日本酒・水各1カップと醤油60ccくらい、生姜は2かけにします。
  竹皮は5枚100円くらいです。煮物に重宝するので常備することをお勧めします。

材料
活きの良い鯵   2尾(頭と尾を取って15cmくらいの大きさのもの)
生姜         1かけ(50g)
日本酒      2/3カップ
水 2/3カップ
醤油 1/3カップ弱(50ccくらい)

作り方
 活きの良い鯵を、頭・鱗・ぜいご・はらわた・尾を取りきれいに水洗いする。
 生姜は皮付きのまま薄切りして、細く纎切りする。

 鍋に、(あれば)竹皮を敷いて、纎切り生姜1/2をならべて、鯵の頭・尾を
 交互にならべ残りの纎切り生姜を鯵の上に乗せる。

 日本酒・水・醤油を加え火にかける。
 煮立ったら、落し蓋をして弱火でコトコトと2時間くらい煮る。

 はじめは、鯵がかぶるくらいのつゆですが(この時味見して吸い加減にする)
 煮込んでいくと、半分くらいになります。

 更に煮込んで、なべ底に少し・・そんな頃、煮汁を丹念にすくって鯵の身に
 着せかけ、着せかけして下さい。
 つゆが殆どなくなりかけたら、強火にしてワーット煮揚げて下さい(写真3です)。

 器に盛って、生姜も一緒に残りの煮汁をかけて食べます。
 熱いご飯にうってつけ、本当に美味しいです。
 夫婦二人では、1尾を半分づつで充分でした。


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 い わ しの イ タ リ ア ン 風(材料は2人分です)

2007年09月21日 | 魚介類
材料
片口いわし 14尾    280g
トマト 1個      100g  この料理には生のトマトが適しています。
玉ねぎ 1個    150g
にんにく 1かけ     10g
パセリ 2本     30g

調味料
オリーブオイル 大さじ1杯      8g
塩 小さじ1杯      1g  私はクレイジーソルト(下記)を使います。
ローリエ 2枚
白ワイン 1/3カップ    60cc
ワインビネガー 大さじ2杯

作り方
①いわしは頭と尾を取り、腹を割いて腸を掻きだして洗い、立塩(3%の塩水)に10分浸し
ざるに揚げてペーパーで水分を拭き取って置く。
②玉ねぎとトマトは2センチ角くらいの粗みじんに切る。
③にんにくとパセリは細かくみじんに切る。
④フライパンを火にかけて、オリーブオイルを入れにんにくを加えて中火で炒める。
⑤にんにくに香りが立ったらいわしを並べ入れて中火よりやや強めの火で
両面をきつね色に焼き、クレイジーソルトを振り入れる。
⑥その上にローリエを置き、玉ねぎとマトを敷き詰めてワインビネガーとワインを
全体に注ぎ入れて、ふたをし中火で5~6分煮る。
⑦途中、焦げ付かないようにフライパンを火にかけたまま、ゆすっておく(何回か繰り返す)。
⑧玉ねぎとトマトが煮えたら出来上がり。パセリのみじん切り(ドライパセリでもOK)

パセリの代わりにバジルも良い(食べるときタバスコを使うと美味しい)。
ビネガーを使うので、骨まで柔らかく食べられます。

クレイジソルトについて・・・ご存知かも知れませんが・・・

クレイジーソルトは品名をハーブ&スパイスミックス調味料と言いアメリカ産の輸入品です。
成分は岩塩、ペッパー、オニオン、ガーリック、タイム、セロリ、オレガノ、マージョラムと記してあります。
肉類、魚貝、サラダなどの料理やチャーハンやスープにも適していて、1缶あると重宝します。
家庭用の112g入りが600円前後です。

全量の熱量=500kcal、食物繊維=5.2g、塩分=1.1g(1人分はその1/2)です。








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ごぼうめしのひつまぶし風

2007年09月20日 | 野菜類
「ウナギが危ない」・・・ウナギの稚魚の漁獲規制が
新聞などで報道されています。

「うな丼」「ウナギの佃煮」「うざく」「蒲焼」などなど、うなぎが大好物の
私にとっては一大事であります。
今日の日経朝刊の春秋欄には「ウナギ」「くろまぐろ」「たら」の
漁獲規制など、水産資源保護への動きが「急」とありました。

タイミング良く・・と言うのではありませんが、1~2週間前のTVの
料理番組で、嵐山吉兆の料理長、徳岡邦夫さんの「ごぼうめし」が
紹介されていました(徳岡さんは、吉兆創業者湯木貞一のお孫さんです)。

「土用丑の日」を待つまでも無く、「ごぼうめしのひつまぶし風」をお試し下さい。

材料
  米 1.5合
  ごぼう 中1本  100g
  しょうが 一かけ   15g
  ちくわ   1本
  うなぎ蒲焼 中1尾


調味料
  日本酒   20cc  
  醤油   大さじ   2杯
  水   300cc

作り方  

   米はきれいに研いで、ざるに上げておく。
   ごぼうは、細かなささがきにして、水に漬けてあく抜きする。
   しょうがはせん切りに、ちくわは細かくみじん切りする。
   うなぎは、2~3センチのざく切りにする。

釜に、米・日本酒・ごぼう・しょうが・ちくわを入れて水を張って火にかける。
(水加減は・・・ごぼうから水分が出るのを計算して、ちょっとばかり少な目にする。)
炊き上がって水が引いた頃合いを見て、うなぎをご飯の上に乗せて蒸らす。
充分に蒸したら、全体をご飯の底からざっくり混ぜ合わせる。

生姜が炊き込んであるので、このままで美味しいが、山椒の葉を乗せる・粉山椒を振る・・それもOKです。


 この料理はTV番組で見たのをアレンジしました。
京・嵐山吉兆の料理長徳岡邦夫さんが、料理番組で実演していたものです。
TVでは、ちくわの代わりに鶏肉だったように思います。

(ちくわやかまぼこなど練り製品からは、けっこう良い出汁が出ます。
ここでは、5本入りパック100円のちくわを使いましたが美味しかったです。)

応用です
うなぎの代わりに、焼き肉を乗せても美味しいと思います。
このときは、炊き上がったご飯を器に盛って、焼肉を上にのせ「焼肉丼」風にします。お肉は、「牛」でも「ぶた」でも「鶏」でも良いですが、一番の出会いはやはり牛肉でしょう。





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ぶっかけうどん

2007年09月20日 | パスタ・麺類・粉もん・ふ
彼岸入りと言うのに真夏並みの暑さが続いています。
ぼつぼつ、温かいうどんも欲しい・・そんな気分にはなりませんね。

今日はお昼に焼きうどんを食べましたが、いつものお昼は
大抵冷たい麺類でしのいでいます。

冷たく冷やしたうどんに、好みのトッピングで「ぶっかけうどん」に・・
というのがこの夏のお昼の定番でした。

まだまだ暑い日が続きそうです。
どうぞしっかり栄養を取って(この際メタボリック症候群は忘れて)
体力増進を優先したいですね。

材料
冷凍うどん        2玉
豚細切れ       100g
生わかめ        50g
オクラ         5本
炒りごま    大さじ2杯
青ねぎ        2本
胡麻だれ     大さじ6杯
ポン酢     大さじ4杯
水     大さじ6杯

胡麻だれのつゆ 胡麻だれ大さじ6杯とポン酢大さじ4杯を合わせ、大さじ5~6杯の水で薄めて味を調える。

作り方
冷凍うどんは戻して茹でて冷ます。
豚肉は食べやすい大きさに切って熱湯で茹で、ざるに揚げて熱いうちに酒小さじ1と
醤油小さじ半分を振り、箸でかき混ぜておく。
オクラも熱湯で茹で、ざるに揚げて水で冷まして、小口きりにする。
炒りゴマは切りごまに・青ねぎは刻んでおく。
器にうどんを盛りつゆをかけて、豚肉・オクラ・わかめ・ごま・青ねぎをトッピングして出来上がり。

その他のぶっかけうどん

 ○ 掻き揚げ(スーパーの惣菜売り場で好みの物を買う)とおろし大根の「掻き揚げのぶっかけ」。

 ○ しめじと榎だけ(舞茸他のきのこ)をサッと茹でて、熱いうちに酒と出し醤油を絡めたのをトッピングした
   「きのこのぶっかけ」。

 ○ 温泉卵とたっぷりの刻み海苔とねぎを乗せた「のりたまぶっかけ」。

 ○ 梅干し(余り辛くないもの)とおろし大根に刻みねぎを乗せた「うめおろし」

 ○ わかめと筍の水煮の刻んだのを、出汁醤油に酒と水を加えたつゆでサッと煮て冷ましたのを乗せた
    「わかたけのぶっかけ」。

 ○ たっぷりの「天かす」と「ちくわなど練り物」にねぎを乗せた「天かすのぶっかけ」。

 ○ トマト・レタス・きゅうり・貝割れ菜・人参・ねぎ・玉ねぎ・大根などの野菜をサラダ風に刻んだのを乗せて、
   胡麻だれのつゆで食べる「サラダぶっかけ」。

 ○ 山菜を乗せたり、納豆と青ねぎ、キムチなどを色んな食材で楽しめます。

 ○ すき焼きの残りのつゆに卵を加えてサッと煮たのを「温めたうどん」に乗せるぶっかけも美味しいですよ。

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   油揚と野菜のたき合わせ 材料は4人分

2007年09月14日 | 豆類・とうふ類
去る4月某日、京都・嵐山の「らんざん」に泊まりました。
嵐山を正面に、左隣はかの「嵐山吉兆」右隣は「嵐亭」です。

私たち夫婦のメモリアルデーに予約しました。
広い庭越しに嵐山を望むツインの部屋で本当にゆっくりしました。

夕食はレストランで、会席料理を頂きましたが、その中の一品に
美味しい炊き合わせがありました。
ごぼうが筒切りで炊いてあって、ばかばかしい程に味は薄いのですが
出汁がしっかり効いて、ごぼうの香りと素材の味が新鮮でした。
ごぼうの他になにがあったかは、思い出せません。

今回のレシピはそのマネゴトです。
ばかばかしい程の薄味がこんなにも美味しい・・それを試して見ました。

何回か試作して、家人や子供らに食べさせて「美味しい」と言って貰って
レシピ紹介にまで漕ぎ着けました。

泊まった「らんざん」は年金基金の施設で2年前までは、研修施設として
公開していませんでした。
プライスは平日ツインで一泊二食で@15,750円です。

隣の吉兆は昼会席@36,750円より、夕会席@42,000円よりです。
嵐亭の今のプライスは知りませんが、随分前、夫婦連れで7~8組で
お昼の会食をしました。夫婦一組@30,000円でした。
京・嵐山の一流の場所にある宿に泊まって@15,750円はお値打ちです。

私たちも、メモリアルデーとは言いながら、そのプライスだから泊まれました。
興味のある方は、ネットで「らんざん」で検索して見て下さい。
思いのほか、簡単に予約できますよ。

材料
大根 130g
人参 100g
ごぼう 100g
椎茸 4枚
出し昆布 15cm角 15g
油揚げ 1枚 25g
アスパラガス 2本 15g

調味料
日本酒 半カップ
鰹まる 大さじ  1
こんぶだしの素 小さじ 1/2
白醤油 小さじ 1/2
水 2カップ

下ごしらえ
大根と人参は薄く皮を剥き、大根はいちょう切り、人参は半月に切る(夫々7~8mm)。
ごぼうはたわしでこすり洗い(皮を削がない)して、4~5cmに筒切り。
椎茸はぬるま湯で戻して、石付を取り(小さければそのまま)大きいものは半分に切る。
出し昆布はをカップ2の水に漬けて戻し、3センチ角に切る。
油揚は2~3cm角に切る。
アスパラガスは根元から4~5cmを薄く皮むきして4~5cmに筒切り。

煮る
アスパラガス以外の食材と、調味料と昆布を漬けた水を鍋に入れて火にかける。
沸騰したら落とし蓋をして、中火~弱火にし10~15分煮る。
大根(またはごぼう)に串を刺して、スッと通れば火を落としてそのまま冷ます。
アスパラガスは、塩一つまみ入れた沸騰した湯で数分茹でる(茹ですぎない)。

この料理は、具材の香りと持ち味を楽しむ・・そのため醤油味を極端にまで少なく
してあります。  その代わり、出し味はしっかり目に味つけします。 
煮上がる前に味見して、とても物足りなければほんの少し醤油か塩を加えて下さい。

応用です
厚揚げを7~8mmに切って炊き合わせても良いし、湯葉・生麩も良いでしょう。
ただ、余りに薄味なので、煮上がる前にこれを引き上げて、も少し濃い味にして
盛りつけると良いでしょう。
ホタテも、貝柱から美味しい味が出てこれはこれで美味しいです。

野菜では、蓮根や姫竹(またはハチク)なども良いと思います。
青い野菜は、インゲンや絹さや・スナップ豆なども美味しいです。
サトイモやじゃがいもなどの芋類は煮崩れるので、途中から加えるか、別に煮て
盛りつけるのが良いと思います。
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活鯖を楽しむ

2007年09月06日 | 魚介類

なじみの魚屋をのぞくのが楽しみでウォーキングします。
店はショッピングセンターの中にある、兵庫県漁連が経営しているお店です。

良い魚がビックリするくらい安いときがあれば、けっこうな値段のときもあります。

春先の黒めばるの型の良いのが1尾280円だったり
ベラの大きいのが1尾260円の値段だと・・・
とても幸せな気分になります(活きの良いベラは刺身にすると最高です)。

先日、その店に「超」活きの良い鯖がありました。
めばる・ベラのような値段という訳には行かず、1尾2500円とけっこうな
値段でしたが、料理してその値打ちが分かりました。

お店で2枚おろしにして貰いました。
いつも「あら」を一緒に貰うので「頭はどうします?」と聞かれて
「頭は要らない」と答えました。
でも、船場汁にした「あら汁」の美味しさに、捨てた「頭」が惜しい・・と思いました。

そんな鯖で作った「鯖寿司」は至福の美味しさですね。
秋鯖のシーズンになり、楽しみが増えました。

活鯖を楽しむ

   活鯖の良いもがあったときの料理です。
   魚屋で頭と腸をとってもらい三枚おろしにしてもらいます。
   ①片身はお造りにして、②もう片身はしめ鯖にして、③中骨と腹骨ぶつ切り   にして千六本に刻んだ大根とで「船場汁」を作ります。1尾の鯖が三通りで   楽しめます。

お造り  
  腹骨をすき取るように切り取って、薄皮を取ったら、背側と腹側の間の横骨が ある血合いを切り落として、好みの大きさに造ります。
  今の季節だと、しその葉を刻んだのをお皿に敷いて、上にお造りを盛り合わせます。
  そして薬味は、好みにもよりますが、わさびよりもおろし生姜が良く合うと思います。

 船場汁

  鯖の中骨と腹骨にべた塩をして、10分くらいしたら塩を水洗いして落とします。
  鍋に汁椀2杯分の水に、日本酒半カップ加えて沸騰させた中に鯖の骨と千六本に刻んだ
  大根を入れて一煮立したら中火で3~4分したら出来上がりです。
  活きの良い鯖なら臭みが無く、脂がのって美味しい船場汁が味わえます。
  おろし生姜の絞り汁を少し落としていただきます。

 しめ鯖の作り方
  片身の鯖の腹骨を切り取ったら、べた塩をして(塩は伯方の塩・赤穂の塩のような粗塩を使う)   
  すのこの上か、ペーパータオルを四つ折にした上において、1~2時間冷蔵庫に入れます。
  時間が経ったら、鯖を冷水でざっと洗って塩を除き、酢でしめます。
  厚手のペーパータオルを二つ折にして酢洗いした鯖をくるみ、ペーパーに酢を滲みこませる。
  (酢は米酢を使いみりんを少し加える。)
  ペーパーの裏にも酢が回っているのを確かめて、細長いタッパーなどに移し、半日から1日
  冷蔵庫で酢締めします。夕方までに作り終えたら、翌日の昼でも夕方でも食べられます。
  作り方は、上の「お造り」のやり方と同じです。
  食べ方は(塩と酢で味つけしてあるので)、そのまま溶き芥子をのせても良いし、つけ醤油で
  食べるのも良いが、芥子酢味噌も美味しいです。
そのほか、卯の花和えも美味しい。卯の花の味付けは別のレシピ「小いわしの卯の花寿司」を参考にして下さい。
  (2日以上置くときは、ペーパータオルに含んだ酢を良く絞ってその上からラップで包んでおくと良い。
  こうして作ったしめ鯖は、中まで酢が入り込まないので、しっとりした美味しい仕上がりになります。)
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叩きオクラのとろろそば

2007年09月06日 | パスタ・麺類・粉もん・ふ
暑い日が続きます。
夜は涼しい風が入りますが、日中はまだ30℃以上で
なかなかしぶとい暑さは収まりそうもありません。

暑い日の昼食は、喉越しの良い麺類になり勝ちです。
前の畑に植えたオクラ13株から、毎日7~8個のオクラが
収穫できます。
オクラの花は黄色で観賞用にもなるきれいな花です。
この花が美味しく食べられる・・と知ったのは
数年前でした。
もぎたての花を、マヨネーズを少しだけつけて食べると、
オクラ同様、粘っこいのですが、美味しい味でした。

叩きオクラのとろろ風のそばですが、1人当り5本も使うと
粘ばっこ過ぎるくらいですが、とろろ芋に負けない美味しさです。
今、イクラの出荷の真っ最中で、お安く買える時です。

叩くのが面倒ですが、一度お試し下さい。

叩きオクラのとろろそば

材料
干しそば   200g
オクラ   10本
大葉   10枚  
創味つゆ 大さじ4杯

作り方
大葉は細く刻んで水に晒しておく。
オクラは熱湯で3~4分茹でて、冷水にとって
ペーパーで水分をふき取って細かく刻む。
(白い種は柔らかいので、食べるのに支障はないが気になるときは除く。
除く方法・オクラの5角形の角を切り、縦長に並んだタネを箸先で掻き取る。)
刻んだオクラをまな板の上で、丹念に包丁の刃で
(ミンチ肉を作るようにして)叩く。

そばを茹でる
オクラを叩く間にそばを茹でる。
そばを茹でる時間は、袋に書いてある時間より
1分くらい早目に、1本取り上げて噛んで見る。
一寸ばかり固い位でざるに揚げ、多目の水で冷まして
手早くもみ洗いしてざるに揚げて水切りする。
器に盛ってつゆ(創味つゆなら1:1)をかけ
叩きオクラと刻んだ大葉を乗せる。


そばにこだわるのなら、10割そば・二八そばの乾麺を
使うと美味しい(1袋200g入りが安い店で190円、高い店だと300円くらい・・安い店で買うこと)。
選ぶとき袋の原材料のところを見て(そば粉・小麦粉・・の順番なら、そば粉が50%以上、
小麦粉・そば粉・・の順番な、らそば粉は50%未満。そば好きの方のご参考まで。)

温かい汁そばも、二八そばを茹でて使うと美味しいそばが家で作れます。
つゆも昆布とかつおで作るのがベストですが、出汁醤油を使えば手軽にそば作りが出来ます。
天ぷらは手間がかかりますが、ニシンの棒煮を買って作るニシンそばは、良いそばとニシンが
あれば、京・「松葉のにしんそば」にも負けない美味しい「ニシンそば」が出来ます。

嵐山天竜寺・正門前のそば屋「いわを」は、「天ぷらそば」が美味しいと評判の店ですが、
ここのそばは確か、干しそばを使っていました。
嵐山に行き、お昼時になるとここの天ぷらそばを注文します。
はじめて食べたとき、てっきり生そば使っていると思いましたが、干しそばを使っている・・・
と聞いて乾麺もけっこう美味しい・・と見直しました。


大葉とおろし大根のそば
細かく刻んだたっぷりの大葉と少し辛目のおろし大根、それに切りごまを添えた「おろしそば」も
暑い夏には(勿論他の季節でも)美味しいです。


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焼き豆腐と野菜のオイスターソース炒め(2人分)

2007年09月04日 | 豆類・とうふ類
この料理には思い出がありまして・・・。
10年以上も前、今は無き大阪・福島の
ホテル・プラザの中華料理店で食べました。

料理の名前はどうだったか忘れましたが、
「焼き豆腐のオイスター味」は今でも覚えています。
そのとき以来病みつきになって、私の炒め物料理の
ベースになりました。

焼き豆腐を丁寧に作れば、この料理は8割方
出来上がったようなものです。

豆腐が苦手(と言う方は少ないでしょうが)なときは
豚肉・鶏肉・牛肉でお試し下さい。
(その方が美味しいかも・・・。)

材料
  木綿豆腐 1/2丁
  人参 1/3本
  ピーマン 1こ
  玉ねぎ 1/2こ
  干し椎茸 2枚
  日本酒 大さじ2~3杯
  オイスターソース 大さじ2杯
  鰹まる 小さじ1杯
  サラダオイル

作り方

焼き豆腐を作る
  豆腐半丁を縦に2等分し、7~8ミリの厚さに切る。
  フライパンにサラダオイルを入れて熱し、切った豆腐を並べ入れて焼き目がつくまで
  炒める(こんがり焦げ目がつくまで焼くと豆腐が崩れない)。
  両面をしっかりきつね色になるまで炒めて、器に移す。

野菜の下ごしらえ
  人参は幅1.5センチ厚さ2~3mmの短冊に切る。
   ピーマンは二つ割りにして芯と種を取って、1~1.5cm幅に切る。
  玉ねぎは1.5㎝幅のくし型に切る。
干し椎茸は水で戻して、1.5cm幅に切る。

中華なべでいためる
   中華鍋を火に掛けて、サラダオイル(好みでごま油も美味しい)を大さじ2杯入れて
   下拵えした野菜を入れて炒める。
   野菜がしんなりしたら、焼き豆腐を加えて炒める。
   焦げ付きそうになったら、日本酒を振りかけて、鰹まるを加えて全体をなじませる。
   オイスターソースを加え、手早くかき混ぜて煮汁が無くなったら出来上がり。

応用です

  もっと濃厚な味を好むとき→トマトピューレまたはケチャップを加える。
  あっさりと仕上げるとき→オイスターソースの代わりに醤油か塩・胡椒で仕上げる。

材料の応用は・・

  えりんぎ・しめじなどのきのこ類。
  セロリ・なす・ズッキーニ・インゲン豆など。
  急ぐときは、豆腐の代わりに厚揚げを使うと、焼き豆腐を作る手間が省ける。

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イタリアン風すき焼き

2007年09月04日 | 肉類・たまご
この暑いのに「すき焼き」とは・・と思われると思います。
でも、さっぱりしたすき焼きなので、一度お試し下さい。
鍋物風にしないで、ガスレンジで煮て器に盛っても美味しいのが
このすき焼きの良いところ。

それに上等のお肉は必要有りません。
切り落としで充分です。
写真のお肉はオーストラリア産の切り落としです。
それでもトマトと玉ねぎの美味しさが、充分に補って呉れて
美味しい煮物になりました。

体脂肪や内臓脂肪の指数を下げようとして、野菜や魚中心の
食材ばかりにしたら、頬がこけて来ました。
8月に入り、暑さに負けないように、肉類も取ろうと思いました。
レシピは以前作ったのを思い出しながら作ってみたら
記憶通りの美味しさでした。

材料
牛肉    300g
トマト(大)      2こ
玉ねぎ(中) 2こ
なす  (中) 2本
インゲン豆     1パック
にんにく      1かけ
鷹の爪      1本

調味料
創味つゆ(出汁醤油) 30cc
日本酒 30cc
さとう    大さじ 1~2杯
オリーブオイル 大さじ1~2杯

下ごしらえ

肉は(煮やすい様に)ばらしておく。
玉ねぎは縦半分に切って8mmくらいの半月に切る
トマトは縦半分に切り、くし型に切る。
ナスは3cmくらいの筒切り。
インゲン豆は4~5cmに切り茹でる。
にんにくは芽を取って、半分に切って叩いておく。
鷹の爪は種を取って、二つに切る。

作り方
鍋にオリーブオイルを入れて火にかけ、にんにくと鷹の爪を加える。
にんにくの香りが立ったら、トマトと玉ねぎとナスを加える。
トマトから水分が出たら、肉を加えて日本酒と創味つゆ(出汁醤油)と砂糖を加え
火を強める(玉ねぎから甘味がでるのでさとうは控えめに)。
トマトから出る水分が多いので、水は出来るだけ控える。
(トマトの旨みと玉ねぎに甘味でお肉の味が一層引き立つ。)

締めに茹でたパスタを入れて、
(味が薄いようなら)トマトソースを
足して味付けする。


このすき焼きは、トマト・玉ねぎ・お肉を
たっぷり食べられる。
牛肉は切り落としで充分です。
上等のお肉は不要です。
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今日は何の日・ふっふ~♪

2007年09月01日 | Weblog
たまには違う内容で。

今日は「防災の日」で、「私のお誕生日」です。



おめでとう。

それから、いただいた写真を、このブログに晴れるファイルに変える

技を習得しましたので、今までのブログにお料理の出来上がりなどを

載せました。これからもそっけない文字だけでなく画像も入れていきますね。

報告まで。
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