昨日は、あつい1日で、お昼は「のどごしの良いおそば」に
しました。そばは「7割りそば」の干しそばを茹でます。
先週は3回、お昼にそばを食べました。1回目は京・左京区
の花背の蕎麦屋で、その翌日は嵐山・天龍寺前のお店で
食べました。花背のも天龍寺前のも冷たい「十割そば」です。
あとの1回がレシピの「おろしそば」でした。
1回目は、旧友3人と「鞍馬」に行ったときのことでした。
お昼は足を延し花背の蕎麦屋さんで食べることにします。
鞍馬から30分で着くはずなのに、hairpin curveの山道を
エンヤラ・エンヤラと走りますが、中々到着地に届きません。
その内「あと5キロで美山荘」と言う道しるべをみて、どうやら
通り過ごしたことに気づきます。「美山荘」は大悲山・峰定寺
の境内にある摘み草料理の有名店です。値段が高いので
泊まったことはなく、玄関口を見たことがあるだけです。
後戻りすること15分、やっと目的の蕎麦やさんに着きました。
このあと自作のおろし蕎麦をくわえ、1週間に3回食べました。
食べてみての感想ですが、3回とも満足できるおいしさでした。
それぞれ一長一短がありますが、お店で食べる蕎麦も自分で
つくる蕎麦もけっこうおいしい蕎麦でした。自分がつくるのは
干しそばを茹で、そばつゆも出来合いのつゆを使いますが、
それなりにおいしいし、たっぷり食べられるのが良いですね。
お蕎麦屋さんの量は、どうしてだかお腹一杯になりません。
それに、大方の店では、つゆも薬味も少ないように思います。
その点、自分がつくると好きなだけ食べられ、薬味もたっぷり
用意できます。肝心のわさびも、手ごろな値段で買えます。
干しそばも、その成分に関係なくおいしいそばがあります。
ただ、自分で茹でるときは、茹で加減にだけは細心の注意を
払ってほしい・・・アルデンテの一歩手前で茹で上げるのが、
おいしい蕎麦をつくる、最大のコツと思います。
干しそばを買うときは、そばの量が多いのを選びます。袋の裏に「原材料」が多いものの順に書いてあります。
一番目に「そば」とあればそば粉が50%超です。小麦粉が一番目なら小麦粉が50%超であるということです。
「○○そば」といかにもそば粉たっぷりの干しそばのように表示していても、裏を見て確かめてから求めましょう。
材料
干しそば 2束 200g
そばつゆ ストレート 200cc
大葉 10枚 30g
きりごま 大さじ 1 5g
やきのり 全形 1枚 3g
だいこん 5cm 200g
作り方
そばを茹でる前に、そばつゆと薬味を用意します
そばつゆは、出来合いのものでよろしい・・つゆに凝りはじめると
きりがありません。薄めるものでもストレートのものでも、どちら
でもOKですが、ストレートのほうが使いやすいと思います。
薬味の用意をする
大葉は、重ねて細い繊切りにする。
ごまは、サッと炒ってからまな板の上で切る。
焼き海苔は、たて4つに折って、端から細切りにする。
大根は皮をむいておろす・・・これは最後にします。
大根はすりおろして、すぐに食べるのが一番おいしい。
一番あとに・・・そばが茹で上がる直前におろします。
蕎麦をゆでる
1束100gに対し、2リットル以上のお湯でゆでる。
2束なら少なくても4リットル・・これは多いほうがよろしい。
湯が沸騰して、沸き立ってから、干しそばを捌き入れる。
時間は、袋に書いてあるより、少し短めにします。
火加減は、沸き加減をみながら、中火と弱火で調節する。
吹きこぼれるようなら弱火におとし、湯が静まれば強める。
茹で時間がきたら、1本取り上げて噛んで見る。
茹で上がったら
パスタを茹でるときのアルデンテより、もう少し茹でたくらい
のところで、ザルにとってすぐに冷水に移す。
そばを揉み洗いしてざるにあげて、水気を切って器に盛る。
そばつゆをかけ、おろし大根、大葉、切りごま、焼き海苔の順に
トッピングしてすぐに食べる。そばは茹でたてが一番おいしいです。