厚揚げと根菜の味噌煮です。味噌は岡崎の八丁味噌を、厚揚げは木綿揚げを使い | ||||||||
ます。大豆製品の厚揚げは、タンパク質とカルシウムが豊富な食材。厚揚げだけを | ||||||||
グリルで焼き生姜醤油で食べてもおいしい。日常の料理に活用したい食材です。 | ||||||||
材料 | ||||||||
厚揚げ | 1パック | 120g | ・・2cm大の角切り | |||||
大根 | 5cm | 80g | ・・皮むきして1cm巾のいちょう切り | |||||
人参 | 7cm | 80g | ・・皮むきして7mm巾の半月切り | |||||
ごぼう | 1本 | 60g | ・・たわしでこすり洗いして、2cm大の乱切り | |||||
こんにゃく | 1/2枚 | 60g | ・・2cm大の角切り | |||||
調味料 | ||||||||
サラダオイル | 大さじ1 | 10g | ||||||
だしの素 | 1パック | 4g | ||||||
みりん | 大さじ1 | 10cc | ||||||
赤味噌 | 大さじ2 | 20g | ||||||
水 | 1.5カップ | 270cc | ||||||
作り方 | ||||||||
1.厚揚げ以外の材料を熱したオイルで炒める。 | ||||||||
2.全体にオイルが回って、野菜がしんなりしたら水を加える。 | ||||||||
3.沸き立ったら厚揚げを加え、だしの素を加える。 | ||||||||
4.みりんと赤味噌を加え、味見して調える。 | ||||||||
5.煮汁がひたひたになったらできあがり。 |
前々回に続いて「数」の話に戻します。今回は「平均値」と「中央値」について。平均値とはデータの合計をデータの個数で割った数値。中央値は、データを大きさの順に並べ変えたとき真ん中になる数値を言います。
5年前わたしは、原発不明がんが見つかって治療を受けました。見つけてくれたのは整形外科のDr.です。私は脊椎管狭窄症の持病で、毎年7月定期的に脊椎のMRI検査を続けていました。5年前の検査のとき、首のところに「影がある」と伝えられ、別の病院を紹介されました。 紹介された病院では、がんであるというのは直ぐに分かったものの「原発不明がん」というのが分かるまで2か月かかりました。ネットで調べると、原発不明がん治療後の余命の「中央値」は10か月とあり、中央値の意味を調べました。
中央値と平均値の違いは、例えば原発不明がんの余命の場合、私のように5年以上生存する人がいて、5か月、6か月という人もいる。総じて余命が短い中、極端に長い人がいるばあい、平均余命はその数値の影響で嵩上げされ、実態から外れてしまいます。中央値は真ん中の数値なので、平均余命の実態に近い数値になります。
山口県の周防大島という島に、高額納税者が複数人移住した結果、住民の平均所得が300万円程度だったのが、1100万円になったと言います。住民一人当たりの平均所得が300万円の島に、年収億単位の人が複数人加わると、平均値が異常に嵩上げされる好例です。
今のわたしは、畑作業のムリが祟って腰痛でナンギしていますが、原発不明がんの発見が早かったのは腰痛検査のおかげ。「禍福はあざなえる縄のごとし」なのであります。
レシピはスペアリブと野菜のトマト煮と、厚揚げと根菜の味噌煮です。野菜たっぷり、タンパク質タップリですが脂質も多い。脂質摂取を控えている方は、適宜食材をアレンジして下さい。
スペアリブと野菜のトマト煮です。スペアリブは豚バラ肉の骨付きで、骨を除いた | ||||||||
正味量は180gでした。それでも脂質多く全体熱量740㎉のうち、脂質が540㎉。 | ||||||||
こういう料理は活動量の多い若い人向き、高齢の方は食べても少しにします。 | ||||||||
材 料 | ||||||||
スペアリブ | 6本 | 350g | ・・塩胡椒を振ってしばらおく | |||||
玉ねぎ | 1/2こ | 80g | ・・4cm大のざく切り | |||||
人参 | 3センチ | 30g | ・・1cm巾の半月切り | |||||
ピーマン | 1こ | 30g | ・・4cm大の角切り | |||||
パプリカ | 1/4こ | 40g | ・・同 上 | |||||
ナス | 1こ | 60g | ・・2cm巾の筒切り | |||||
モロッコ豆 | 8本 | 40g | ・・筋取りして長いのは半分に切る | |||||
トマト | 1こ | 200g | ・・ヘタを取って6等分の縦割りに切る | |||||
調味料 | ||||||||
マギー | 2こ | 8g | ||||||
白ワイン | 1/3カップ | 60cc | ||||||
塩、・胡椒 | 適宜 | |||||||
オリーブオイル | 大さじ1 | 10g | ||||||
作り方 | ||||||||
1.オイル10gを熱しスペアリブを炒めてトレーに移す。 | ||||||||
2.スペアリブを炒めた後のオイルで玉ねぎと人参を炒める。 | ||||||||
3.全体にオイルが回ったら、ピーマン・パプリカ・ナスを加えて炒める。 | ||||||||
4.野菜がしんなりしたら、トマトとモロッコ豆を加え、白ワイン・マギーを加える。 | ||||||||
5.トレーのスペアリブを加えて中火で7~8分煮込む。 | ||||||||
6.味見して調え出来上がり。 |
レモンハーブをタメしました。夫いわく「レモンハーブや」でした~300gの野菜ってこの袋の半分以上の体積ほど入れないと300gにならないんです。こんなちょっとの調味料でカバーできるのか?と思いましたが、2回目行けるやん、と思うくらいの調味料量です。
残った調味料にオリーブオイルを入れてドレッシングにもできそうです。野菜のだしも出てるし。
おやつラテのナッツからタメしてみました。おやつです。甘いです。でもカフェイン0なので、きっと胃には優しいはずです✨寝る前に飲んだらよく眠れるかな~乳成分を含むとか書いていますし。
美味しいです。アーモンドミルクも使ってるし。他のも飲んでみたいです。
脂身の少ない牛肉を細かく叩いて、炒め玉ねぎなどを混ぜて作るミンチカツです。 | |||||||||
言うなれば、ハンバーグが「ころもを着た」揚げ物料理。1こ当り熱量250kCalの | |||||||||
うち、中身は150kCal・ころもと揚げ油が100kCal(うち揚げ油が75kCal)あります。 | |||||||||
材 料 | ・・2人分 | ||||||||
牛ひき肉 | 200g | ・・脂身がない牛もも肉を包丁でミンチ状に叩く | |||||||
玉ネギ | 100g | ・・皮むきしてみじん切り | |||||||
ニンニク | 10g | ・・皮と芽を取ってみじん切り | |||||||
パン粉 | 大さじ2 | 20g | ・・牛乳と混ぜ合わせておく | ||||||
牛乳 | 大さじ2 | 20g | |||||||
バター | 小さじ1 | 5g | |||||||
塩コショウ・ナツメグ | 適宜 | ||||||||
揚げ油 | 32g | ・・実測消費量 | |||||||
つけ合わせ | |||||||||
胡瓜 | 適宜 | ||||||||
レタス | 適宜 | ||||||||
ころもの材料 | |||||||||
小麦粉 | 8g | ・・実測消費量 | |||||||
溶き卵 | 20g | ・・同 | |||||||
パン粉 | 15g | ・・同 | |||||||
作り方 | |||||||||
1.バターを溶かしてニンニクを炒め、香りが立ったら玉ねぎを加えて炒める。 | |||||||||
2.玉ねぎがあめ色になるまで炒め、器に移して冷ましておく。 | |||||||||
3.牛ひき肉をボウルに入れ、塩胡椒・ナツメグを加えてまぜる。 | |||||||||
4.(3)に牛乳に浸したパン粉を加えて全体をよく混ぜながらこねる。 | |||||||||
5.(4)に(2)の炒め玉ねぎを加え、満遍なく混ぜてこねる | |||||||||
6.(5)を4等分にして小判型にまとめ、小麦粉・卵液・パン粉の順に衣ころも付けする。 | |||||||||
7.170℃に熱した揚げ油で、きつね色になるまで揚げてスノコにとって油きりする。 | |||||||||
8.器にもりつけ、胡瓜とレタスを添える。 |
この春は例年に比べて異常天候と思います。まず第一に雨が多い、第二に風の強い日が多い、
それに寒暖差が激しい、桜の開花が例年より10日も遅れた・などがあります。このうち特に
目立つのが「雨の日が多く」その雨量が多いことです。
私は家の真ん前の田んぼを借り、秋口(10月)から初夏(5月)の間、野菜作りを楽しんで
います。雨天でない日は、毎日のように畑に入り、芽吹いた芽を間引く、追肥をする、作物
によっては支柱をする、生えてくる雑草を抜く・・などの作業が欠かせません。
畑は元々が田んぼで排水が悪く、水が引くのに日にちがかかる。なので今年のように断続的
に雨が降ると、畑の畝と畝の間の溝(谷という)がぬかるんで乾く間がありません。
そんな中、百人一首の「我が袖は潮干に見えぬ沖の石の 人こそ知らね乾く間もなし」の一
句を思い出し、次の替え歌を作りました。「我が畑は雨降り続きで陽が射さず 谷間が濡れ
て乾く間もなし」。谷間というのは、畝と畝の間の溝のことです。
この歌を採り上げた江戸小話があります。さる旦那が囲いの女に着物を作ってやった。着物
に百人一首の「下の句」を模様に入れた。お尻のところに「けふ九重ににほひぬるかな」、
その反対の前のあたりに「人こそ知らね乾く間もなし」と染め上げた。
江戸小話はエスプリが効いていて、今読んでも面白いですね。
レシピは「ビフカツ」と「牛ミンチカツ」で私が好きな料理です。食パンにビフカツを挟む
「カツサンド」は好物ですが、やはりカロリーが高い。牛ミンチカツの序文に書きましたが、
1こ250Kcalのうち、100Kcalがころもと揚げ油。割合にすると40%が外側、中身は60%で、
フライ物は概ねこんなものです。ビフカツも牛ミンチカツも、牛肉は脂が少ないのを使って
これが精いっぱいでした。フライ物を作るときの参考になさって下さい。
牛肉のフライ=ビフカツは、豚肉のフライ=トンカツより(作り方が)難しい。何故か | |||||||
と言うとビフカツの場合、肉が硬く縮んでころもが剥がれてしまうことがある。上手に | |||||||
作るには、肉の厚さと揚げる時間のバランスにあるという。案外に難しい料理です。 | |||||||
材 料 | |||||||
牛もも肉 | 2枚 | 160g | ・・厚さ6~8ミリ程度で赤身のもの(脂身のないもの) | ||||
ピーマン | 1こ | 40g | |||||
パプリカ・赤 | 1/4こ | 40g | |||||
レタス | 2枚 | 20g | |||||
フライの衣 | |||||||
小麦粉 | 6g | ・・実際の使用量 | |||||
玉子 | 28g | ・・同 | |||||
パン粉 | 20g | ・・同 | |||||
オイル | 20g | ・・実際の使用量 | |||||
作り方 | |||||||
1.牛もも肉に塩こしょうを全体に軽く振りつける。 | |||||||
2.トレーに、ころもの材料をそれぞれ入れ、小麦粉、溶き卵、パン粉の順にころもをつける。 | |||||||
3.揚げ油を180℃~190℃に熱し、2.のころもをつけた肉を入れる。 | |||||||
4.揚げる時間は肉の厚さ6ミリなら40秒、8ミリなら60秒程度。 | |||||||
・・揚げたビフカツを入れるお皿を予めレンジで温めておく・・ | |||||||
5.引き上げてスノコに乗せてしばらく置き、器に盛りつける。 | |||||||
・・ビフカツを切って盛り付けるときは、揚げ立てより少し時間をおいて切る・・ |