年の瀬の総選挙で、国民は消去法?で安倍自民党を選びました。明26日
発足するその新政権に「私の注文」と題した記事が日経朝刊にありました。
「Gゼロ後の世界」の著者イアン・ブレマー氏の注文の中に、「JIBs」という
新語が出てきました。初耳な言葉なので、下記抜粋でお送りします。
氏は、エネルギー政策は原発稼働にカジを切り返すべきで、対外的には
TPPへは参加すべき。対中関係は安倍さんが首相として訪中した’06年と
環境が変わった。中国は大きくなりもう日本は必要がないと感じている。
米国と同盟国の日本には一段と強硬な姿勢を示してくるだろう。
安倍さんは1月に訪米するだろう。その後すぐに訪中すべきで強く安定
した日中関係が双方の利益になる・・と示すのが大事である。日本は
細心の注意を払って相手の手に乗らないことだ。尖閣問題を大きくし
てはならない。
Gゼロ時代は日本、イスラエル、英国という3か国のグループも生んだ。
頭文字から「JIBs」と私は呼んでいる。3か国の共通点は、1.近隣国
の仲間から外れ、2.国内の政治情勢で効果的な政策がとれず、3.
地政学的にも難しい立場にあり、4.何れも米国の同盟国である・・。
(24年12月21日付日経朝刊の5ページ左上に掲載されています。)
「JIBs」は、ブレマー氏の造語のようです。wikipediaには収録されて
いませんでしたが、そうした見方もあるのを複雑な思いで読みました。
レシピは「きずし」にできる鮮度のさばを三枚におろしたのを、日本酒に
ひたして強火で蒸すだけの簡単な料理です。作る前は、クセの強いさばの
料理法にしてはどうも・と思いましたが、できあがりはさば特有のクセが
薄れ、上品でおいしい一品になりました。今が旬のさばでお試し下さい。
さばの料理で、これほど簡単であっさりしておいしいのは始めてです。「暮らしの手帖の評判料理」という雑誌で
見て作りたいと思う料理の一つでした。その日、魚屋さんをのぞいたのは閉店間際でめぼしいのがなく、さば1尾
を求め三枚おろしにしてもらいます。これをを酒蒸しにしましたがたべてびっくりのおいしさで当分はまりそうです。
材 料 さば 1尾 300g ・・正味量
しお 適宜
日本酒 1/4カップ 45cc
ダイコン 3㎝ 70g ・・すりおろす
白ネギ 5㎝ 10g ・・小口からきざむ
一味唐辛子 少々
酢 大さじ 2 20cc
醤油 大さじ 2 20cc
作り方 さばは3枚おろしにつくり、頭の方を使う。
尻尾の2枚は、塩さばにして焼いてもよし
船場汁に仕立ててもよい。
・・この料理は、できたら尻尾を使わずに、
人数分の半身が必要です・・
さばに塩を当てます・・けっこう強い塩にする
・・塩焼きするときにあてる塩・・くらいに強い
塩にします。
10分して塩を洗い流して、紙で水気をとり
蒸し皿に入れて、酒をふりかける。
蒸し器に水を入れて強火にかけ、蒸気が
あがったら、さばの蒸し皿をいれる。
蒸す時間は10分、器に入れておろし大根と
刻みネギを添える。
食べるとき、酢醤油と一味唐辛子をそえる。
酢は柑橘酢があればベストですが、普通の
お酢でもかまいません。