男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

1467 ごぼうの佃煮

2024年09月25日 | 野菜類
今回レシピテーマは食物繊維を採り上げました。食物繊維は主に植物性食品に含まれ、人の消
化酵素で消化することのできない物質で、整腸作用など身体の中で有用な働きをすることから、
5大栄養素に次ぐ、第6の栄養素と言われています。
 
タンパク質・脂質・炭水化物などは、消化管の中で消化酵素によって分解され、小腸から吸収
されるが、食物繊維は(消化酵素の作用を受けずに)小腸を通過し、大腸まで達する成分です。
 
食物繊維は、整腸作用の働きで便通をよくします。また、脂質・糖・ナトリウムなどを吸着し
便などで体外に排出する働きがあります。そのため、毎日の食事で食物繊維を摂ることで脂質
異常症や糖尿病・高血圧症など、生活習慣病の予防・改善に効果が期待できます。
 
食物繊維一日の摂取量は、厚労省の推奨基準では成人男性21g以上、女性が18g以上を目標値
としています。これに対して日本人の摂取量は、男性が17.5g前後、女性16g前後で、必要量
に未達な状態です。
 
食物繊維が豊富な食品は、まめ類・きのこ類・いも類・海藻類などがあります。ゴマやクルミ
など種実類も(食物繊維が)豊富ですが、脂質が多いので食べ方に注意が要ります。この中で
年間通じて入手できて値段が安い食品は、豆類では水煮大豆とおから、きのこ類では乾し椎茸、
芋類ではサツマイモ、海藻類はひじき。野菜類から切干大根とごぼうなどがあります。
 
上記水煮大豆以下の食品を、50g食べるときの食物繊維量を以下に列記します。
水煮大豆6.8g、おから11.5g、乾し椎茸(茹で)6.7g、サツマイモ(蒸し)1.1g、
ひじき(茹で)と切干大根(茹で)が夫々1.8g、ごぼう(茹で)3.0gです。
 
ごぼうを、醤油とみりん・日本酒で煮付けた常備菜で、食物繊維の補給食として
作りました。ごぼうは年間通じて入手でき、値段も安定している野菜の一つです。
レシピは、食物繊維補給用に作り置きすると重宝するお惣菜です。
      
材 料     
ごぼう1本200g・・たわしでこすり洗いする。
      
調味料     
濃口醬油大さじ 330cc   
溜まり醬油大さじ 110cc   
みりん大さじ 330cc   
日本酒大さじ 330cc   
だしの素1パック8g   
      
作り方     
1.ごぼうを5~6ミリ巾の斜め切りし、冷水に浸してアク抜きする。 
・・浸す時間は6~7分、そのあとザルに上げて水気を切る・・ 
2.調味料全部を鍋に入れ強火にかける。  
3.煮汁が沸きたってからごぼうをを入れる。  
4.はじめの2分は強火で煮て、中火に落とし煮汁が無くなるまで煮る。
5.トレーなとに移して冷ます。   
      

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 1466 こんにゃくの辛煮 | トップ | 1468  ナスとさつま揚げの旨煮 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

野菜類」カテゴリの最新記事