男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

さわらの柚庵焼き

2013年12月10日 | 魚介類

レシピはさわら二題・・柚庵焼きと大根との炊き合わせです。さわらは魚に春と書くので旬は春と
思われがちです。さわらは、晩春から初夏にかけて、産卵のため瀬戸内海に押し寄せてきます。
その時季が豊漁になるのでこの名がついた・・と言い、さわらの本当の旬は「寒鰆」と呼ばれる
産卵前の、脂がのった12月から2月が最もおいしいと言います(Wikipedia旬の魚貝百科より)。

いきつけの伊丹水産・小売部の平台に、魚体が1メートルほどの鰆が1尾・・値段は4,000円とあり
刺身用、半身OK・・の札がついていました。買いたいのは山々ですが、二人世帯の我が家には
大きすぎて持て余す・・とパスします。しかし、刺身、照焼き、塩焼、煮魚など3~4回に分ければ
それなりに楽しめる・・値段も一食あたりにすれば4~500円とそれほど高いものでもありません。

そう考えて今日こそは・・と勢い込んでお店に行くと、大ぶりの切身が一切れあるだけでした。
とりあえずこれをゲットして、上身と中骨と皮に分け、刺身と煮魚にします。冬場の鰆は脂がのり、
マグロの中トロに匹敵するおいしさ・・と言われますが、その通りにおいしい刺身でした。

脂がのった魚は、獲れたての新鮮なものより、2~3日熟成させて食べる方がおいしいと言います。
レシピの二品は別の日にゲットしたさわらの切身を使いました。これからおいしくなる鰆を、色々な
料理にして楽しんでほしいと思います。

柚庵焼きは、幽庵焼き又は祐庵焼きとも書きます。この料理の創案者「北村祐庵(堅田幽庵)=
江戸時代の茶人にして食通であった」に因んでつけられました。魚の切り身に酒、みりん,醤油を
合せたつけだれにつけて焼いた料理です。つけだれに柚子の輪切りを加えたのが柚庵焼きです。


材 料 さわら切り身 2切れ 140g
柚子 1/2こ 40g ・・5mm厚さにスライスする
日本酒 大さじ 1 10cc
みりん 大さじ 1 10cc
醤油 大さじ 2 20cc
塩 大さじ 1

作り方 さわらに薄塩する
さわら切り身の両面に塩を振って
すのこに並べる。
・・塩は薄塩にして30分おく・・

柚庵地を作る
日本酒、みりん、醤油を合わせ、柚子
の薄切りを混ぜる。
甘い目が好みなら、砂糖を少し加える。

さわらを柚庵地につける
さわらの切り身から出た水分を拭き取り
柚庵地にからませる。
柚庵地は切り身全体がどっぷり浸かる
量でないので、時々裏返して3時間おく。

さわらをフライパンで焼く
さわらを柚庵地から引き揚げて、浸け汁を
拭きとって、フライパンで焼く。
フライパンを熱し、オイルを薄く引きさわらの
皮目を表にして焼く・・始めは強火、しばらく
焼いて中火にする。
さわらの半分に火が入ったら、裏返して焼く。
火は中火のまま。酒小さじ1を鍋に落してフタ
をして焼くと、中身までしっとり焼ける。終いに
強火にして、皮に焦げ目をつけできあがり。



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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2018-04-06 20:40:17
間違ってますよ。

柚子の輪切りを加えたのが柚庵焼というのは後からつけた、ただの当て字です。

幽庵焼き又は祐庵焼は、北村祐庵茶人、創案者のレシピには元々柚子を使うレシピです。

多分お品書きでわかりやすいように柚庵焼と当てたんじゃないですか?
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