男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

キューピー平飼い卵マヨネーズ

2023年12月21日 | モラタメ
平飼い卵のマヨネーズはキューピー。キューピーは酸っぱめのマヨネーズですが、この平飼い卵のマヨネーズは昔懐かしい味です。最近のキューピーマヨネーズより優しい。酢にこだわっているのがわかります。🦐えびせんべいにつけても美味しいです✨年末に帰って来る息子に1瓶あげよう。
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1434 焼き豆腐と根菜の煮しめ

2023年12月20日 | 豆類・とうふ類
精進の煮しめで、うす味に仕上げてあります。豆腐と椎茸以外はオーソドックスに根菜を
主材にしました。味つけは保存性を考え、も少し濃い目にしてもよろしい。具材を煮る前に
油で炒めるのは煮崩れ防止のため。焼き豆腐の代わりに厚揚げ・鶏肉も良いと思います。

材料 ・・4人分

木綿豆腐 1パック 160g ・・水切りして1センチ巾に切り、両面をオイルできつね色に焼く
レンコン 1節 160g ・・皮むきして7~8ミリ巾の筒切り(大きいのは半月に切る)
人参 1本 80g ・・同
だいこん 4センチ 100g ・・皮むきして1センチ巾のいちょう切り
ごぼう 1本 60g ・・たわしで洗い、6~7ミリの斜め切り
里芋 4こ 90g ・・皮むきして3センチ大に切り、茹でてぬめりを取る
乾し椎茸 4こ 70g ・・ぬるま湯に戻して軸を取る
しらたき 1パック 100g ・・熱湯で茹でておく
絹さや 1パック 30g ・・筋を取って塩茹でしておく
サラダオイル 大さじ1 10cc ・・焼き豆腐を作るのにつかう
調味料
椎茸の戻し汁 2カップ 180cc
日本酒 1/3カップ 60cc
みりん 大さじ3 30cc
醤油 大さじ2 20cc
砂糖 大さじ2 20g
サラダオイル 大さじ1 10cc
作り方
1.サラダオイル調味料全部を鍋に入れ、中火で沸き立つまで煮て火を止める。
2.焼き豆腐と絹さや以外の具材を、熱したオイルで炒める。
・・オイルで炒めると、具材がオイルでコーティングされ、煮崩れしにくい・・
3.オイルが回ったら焼き豆腐を加えて1.の調味料を入れ、落し蓋をして中火で煮る。
4.焦げ付き防止のため、時々(落し蓋を外して)鍋返しして弱火に落とす。
5.煮汁が無くなるまで煮て出来上がり。
6.器に盛りつけ、茹でた絹さやをトッピングする。
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1433 里芋の肉じゃが風

2023年12月19日 | イモ類
前回、古代メソポタミアでは10進法と12進法・60進法を使っていたとお伝えしました。今回
は12進法の「12」という数字についてお伝えします。12進法は、1年に12回月の満ち欠けが
あることからシュメール(古代メソポタミア)人が考え出したと言います。

古代の人々は、仲間内で食料や生活必需品を分け合っていて、平等に分けると言うことが大切
でした。そこで考え出されたのが「12」でした。「12」は2・3・4・6と約数が多く、分配す
るのに都合が良い数で、色んな場面で使われたと言います。

「12」という数にこだわりが強いのは、ゲルマン語系(英語やドイツ語・スエーデン語など)
で顕著なようです。ゲルマン語系の1から19までの数え方は、12までは固有の数詞、あと13
から19まではthirteenからnaineteenまで「~teen」で表わし、12が区切りになっています。

イギリスの通貨=ポンドは20世紀後半まで、20進法と12進法の組み合わせで、1ポンドは20
シリング、1シリングは12ペンスでした。また米国など一部の国で使われているヤードポンド
法の長さの単位1フィートは12インチで、12進法の名残りがあります。

「12」という数字は、洋の東西を問わず色んなところに出てきます。西洋では旧約聖書の中の
「イスラエル12支族」、新約聖書の「イエスと12人の弟子」、ギリシャ神話の「オリンポスの
12神」や、北欧の「アース12神」などがあります。

一方、東洋では中国・殷代発祥の干支の「12支」、仏教伝来の「12縁起」があります。古の
中国では、皇帝の礼服の模様が「12章」と言われ、我が国では、平安時代公家など高貴な家の
女性の正装は「十二単=じゅうにひとえ」を着ていました。

そのほか星占いの12星座、音楽では1オクターブ間の12音音階(ピアノの鍵盤は1オクターブ
の間に、全音の白が7つ・半音の黒が5つで合せて12)があります。日常生活ではビールや鉛筆
が「12本で1ダース」と言う単位は、馴染み深いものがあります。

本題のレシピは煮物二題「里芋の肉じゃが風」と「焼き豆腐と根菜の煮しめ」で、食材に今が
旬の里芋を使いました。「肉じゃが風」は煮汁を増やした「芋煮の鍋」にアレンジすると寒い
日のご馳走になります。煮しめの蓮根や大根など根菜も今が旬。根菜は体を温めると言います。
12月22日からは24節気での冬至に入ります。寒い日の食事に根菜の煮物がお勧めです。
肉じゃがのジャガイモの代わりに里芋で作る煮物です。具材も味つけも肉じゃがと同じで、
里芋を下茹でしてぬめりをとってから煮込みます。里芋は火の通りが早いので、弱火で
くっつり煮込むのがポイントです。煮崩れがなくやわらかでおいしくできあがります。

材料 ・・3~4人分

薄切り牛肉 1パック 200g ・・大きいのは3センチ巾に切る
里芋 3こ 200g ・・皮むきして3センチ大に切る
玉ネギ 1lこ 200g ・・皮むきしてタテ六っつに切る
にんじん 1本 90g ・・皮むきして3センチ大の乱切り
しらたき 1パック 100g ・・一口大にまとめて結ぶ
春菊 1/2パック 60g ・・水洗いしておく
調味料
すき焼きのたれ 大さじ5 50cc
創味つゆ 大さじ2 20cc
みりん 大さじ2 20cc
日本酒 1/3かっぷ 60cc
砂糖 大さじ2 20g

作り方
下こしらえした里芋を熱湯で茹でてぬめりを取る。
・・里芋は水から茹で、煮立ったら2分ほどでゆでこぼす(半煮え程度でよい)・・
調味料全部を鍋に入れ、強火で煮立てる。
沸き立ったら牛肉をほぐしながら入れて煮る。
牛肉の色が変わったら、玉ネギ・人参・しらたきの順に加えて煮る。
全体に火がまわったら、下茹でした里芋を加え、落し蓋をして弱火で煮る。
煮る時間は10分ほど・・途中で鍋返しして煮汁を全体に絡めながら煮る。
鍋の具材を寄せ、空いたすきまに春菊を入れクタッとなるまで煮て出来上がり。
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1432 親子丼

2023年12月08日 | ご飯類
鶏肉と玉ねぎを甘辛く煮て、玉子でとじた親子丼です。鶏肉・玉ねぎ・玉子は火の通りが
早いので、ご飯があれば30分足らずでできる。コストも安く、栄養的にも優れものです。
カルシウムが少ないので、小松菜と油揚げの味噌汁などを添えて召し上がって下さい。

材 料 ・・1人分

ご飯 1杯分 130g
鶏もも肉 70g
玉ねぎ 1/2こ 70g
玉子 1こ 60g

調味料
出汁 1/3カップ 60cc
日本酒 大さじ2 20cc
すき焼きのたれ 大さじ1 10cc
醤油 適宜

作り方
1.醤油以外の調味料全部を鍋に入れて強火にかける。
2.煮汁が沸き立ったら玉ねぎを入れて煮る。
3.玉ねぎがやわらかくなったら鶏肉を加えて3~4分煮る。
4.味見して調え、溶き卵を廻し入れ(鍋に)ふたをして火を止める。
・・甘味勝ちのときは、醤油を少し加えて調える・・
5.しばらく置いて、卵が半熟状になったら出来上がり。
6.温かいご飯の上に盛り付けて出来上がり。、
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1431 姫貝の炊き込みご飯

2023年12月07日 | ご飯類
前回までこよみの話をお伝えしましたが、今回は時間についてお伝えします。1日を昼と夜に分け
て夫々12等分して1時間とし、1時間を60に分割して1分、更に1分を60に分割して1秒としました。
1日が午前と午後それぞれ12時間になったのは、古代エジプトの日時計で、1日を昼と夜の12時間に
分けたことが発祥と言います。

昼と夜を12等分する「12」は、月の満ち欠けが1年に12回あって、これが暦法に取り入られました。
12という数は、半分にも、4等分にも分けられ、3等分、6等分、そして12等分にも分けられる・・
分割するのに便利な数字で、日常生活でいろんな所で使われました。

分(minute)は、ラテン語の「minutus=小さく分けた部分」が語源と言い、秒(second)は第2
の小さく分けた部分(second minute)が語源になっています。英語で「秒」と「2番目」が同じ
「second」と呼ぶ所以です。因みに、ミニスカートとかミニトマトなど小さなものに「ミニ」と名
付けるのはここから来ています。

1時間を60に分ける=60進法は古代メソポタミア・シュメールの頃が発祥と言います。彼らは太陽の
位置の移動から1年がおよそ360日であることも把握しており、これを元に円周を360の部分(=度)
に分ける方法も作り出したとされています。

古代メソポタミアでは、10進法と12進法と60進法が使われたと言う。10進法は両手の指の数がもと
です。12進法と60進法は、人差し指から小指まで、4本指の3つの関節=12を親指で終いまで数える
るともう一方の手の指を一つ折り曲げる。5本の指全てを折り曲げると60になる・・と言う数え方が
あった。この数え方なら両手の指で最大60まで数えることができる。それが12進法と60進法のもと
にになったという説もあります。

1時間を60に分けて1分(1minute)とし、1分を60に分け1秒(second)としたのは、BC150年頃
の天文学者プトレマイオスと言い、中世になって色んな時計が発明されて現在に至ります。
以上関連のURLをおきます。時間の長さ | 時と暦の知識 | 日本時計協会 (JCWA)

レシピはご飯もの二つ、姫貝の炊き込みご飯と親子丼です。姫貝に限らず貝の炊き込みご飯は活きた
貝を使うと美味しい。親子丼は、鶏肉と玉子を出汁と醤油で味付けしますが、玉ねぎを加えすき焼き
風の甘辛い味にしました。手早くできるのでお昼ご飯にお試しください。

姫貝はふるさと・瀬戸内で良く食べた貝です。大きさ7cmほどの2枚貝で、開くと赤と白の身が
きれいで、姫の名がついたのでしょう。行きつけのスーパーで見つけましたが、5cmほどの大
きさでした。スーパーなどで見かけたらゲットしてみて下さい。直火で焼いても美味しいです。

材 料

米 1.5合 225g ・・研ぎ洗いしてザルに揚げる
具材
姫貝 8こ 120g ・・酒蒸しして殻から外し、二つか三つに切る。
‥分量は殻から外した正味量、煮汁はあとで使う。
ごぼう 10センチ 20g ・・ささがき又は細かく刻む
椎茸(乾し) 2枚 15g ‥ぬるま湯に戻して細かく刻む
大根 3センチ 50g ・・皮むきして5ミリ角に刻む
油揚げ 1/3枚 10g ・・みじん切り
ほうれんそう 2本 30g ・・茹でて2cm巾に切る (トッピング用)

調味料
淡口醤油 大さじ1 10cc
だしの素 小さじ1/2 2g
日本酒 大さじ2 20cc
水 適宜

作り方
1.研ぎ洗いした米と、ほうれんそう以外の具材を釜に入れる。
2.姫貝の煮汁と椎茸の戻し汁と調味料を合わせて300ccに調える。
・・大根など具材の水分があるので、300㏄と少な目にした・・
3.1.に2.を加え点火する。
4.炊き上がったら、釜底からざっくりと混ぜ、器に盛りつけてホウレンソウを乗せる。
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