私の理想の死に方は、
以前勤めていた鍼灸院の大院長のそれです。
なくなる1年前に、何かで倒れた時に、
「あと1年かな」と思ったかどうかは解りませんが、
大院長しかできないこと、たとえば地蔵盆の提灯の電気の配線を、
若院長や若手の鍼灸師に教えるため、
配線図を描いたりしていました。
そして、夏の暑い日に畑へ出て、
倒れてしまい寝込んでしまいました。
主治医に紙で「入院はいや」と書いて、
自宅療養で、最後の3日まで、トイレは自分で行ってました。
その間若院長などにお灸など施術させ、ゆっくり
フェイドアウトしたのです。
1年前に倒れてから、食も減り、
ゆっくりゆっくり
ゆっくりゆっくり
ゆっくりゆっくり
ゆっくりゆっくり
天国へ逝った訳です。
1年前から「ぼちぼちやな」と思えるように、
健康で、それを悟れる人になりたいと思います。