レシピは、薄切りした「きゅうり」を食パンに挟んだシンプルなサンドイッチで、出自は食の
雑誌の記事からです。いつかは作ってみたい「サンドイッチ」として記録しておきました。
サンドイッチは好きで良く食べますが、スーパーやコンビニ、パン工房などで買ったもので、
自分で作ることは稀でした。理由は自分で作るより、出来合いの方がおいしかったから・・
言い換えれば、サンドイッチ作りが得意でなかったからです。とりわけ、食パンをサンド用に
薄く切るのが苦手でした。今はサンド用に薄切りしたのが店頭に並び、便利になりました。
今回のきゅうりのサンドイッチを作るため、近くのパン工房で薄切りした1斤入りのパックを
買ってきて、パン1枚の厚さを測ると1cm・・1斤10枚切りでした。件のレシピは7ミリの厚さと
あるので再訪し、7ミリにスライスするよう頼みましたが断られました。仕方なくスーパーなど
を亘り歩いて調べ、1斤12枚切りをみつけました。
ところで、疑問に思うのが「1斤」という計量単位です。今はメートル法に統一された筈なのに
食パンは計量に「斤」が使われ、公正競争規約で「1斤=340g(以上)」の定めがあると言う・・
かつて砂糖の計量単位も「斤」でした。砂糖の1斤は尺貫法で160匁=600g、食パンの1斤と
比べると260gの差があります。
明治のころ、食パンが導入した時は1斤=120匁=450gであったと言います。当時の斤の計量
は幾通りかあり、英国の1ポンド(=453.6g)に近い450g=120匁を「1英斤」とする計量単位が
ありました。当時の食パン1斤450gは、時を経るごとに質量も減り、今の340gになりました。
斤は元々中国の計量単位・・1斤=16両、1両=4分、1分=6銖、1銖は中くらいの秬黍(クロキビ)
100粒の質量と定められ、唐の時代は1斤は約600gでした。今の中国では1斤=10両=500g
と定めていると言います(以上Wikipedia「斤」、星田直彦著「単位171の新知識」より抜粋)。
面白い!と思ったのは上記「1両=4分」で、江戸時代のお金の単位「1両=4分」にevenな点
でした。1斤=16両の16進法は、ヤート゛ポンド法の1ポンド=16オンスと同じです。1分=6銖の
6進法も興味ありますが、紙面と資料が尽きました。噺を本論に戻します。お送りするレシピは
二つともシンプルな味のサンドイッチです。暑い日のお昼などにお試し頂きたいと思います。
きゅうりだけのサンドイッチです。作り方は食の雑誌「四季の味」のスクラップを参考にしました。
見出しに「最高に美味しいきゅうりのサンドイッチの作り方」と題し7頁に亘り詳細に書いています。
レシピは、原作通りは叶わず、一部アレンジしてわたしなりに美味しいと思った作り方にしました。
材 料
食パン 4枚 160g ・・サンド用の10枚切り
きゅうり 1本 120g ・・2㎜厚さ、パンに合せた長さにスライス
塩胡椒 少々
バター 大さじ 2 18g ・・常温にしばらくおく
練り芥子 少々
マスタード 小さじ 1
マヨネーズ 小さじ 2 8g
作り方
パンに塗るバターソースを作る
常温において、柔らかくなったバターに練り芥子と
粒マスタードを加え、ムラのないように混ぜる。
更に、マヨネーズを加えねりこむように混ぜる。
食パンにバターソースを塗る
パン片面にソースを薄く塗りのばす。
きゅうりを2~3mm巾に切り、パンにはさむ
きゅうりを縦に薄く・・均等にスライスして、まな板に
広げておく。
バターソースを塗った上に、スライスしたきゅうりを
のせ、きゅうりの上から塩胡椒を軽く振る。
きゅうりの上に、バターソースを塗ったパンをのせ
なじませるように軽く押さえる。
雑誌の記事からです。いつかは作ってみたい「サンドイッチ」として記録しておきました。
サンドイッチは好きで良く食べますが、スーパーやコンビニ、パン工房などで買ったもので、
自分で作ることは稀でした。理由は自分で作るより、出来合いの方がおいしかったから・・
言い換えれば、サンドイッチ作りが得意でなかったからです。とりわけ、食パンをサンド用に
薄く切るのが苦手でした。今はサンド用に薄切りしたのが店頭に並び、便利になりました。
今回のきゅうりのサンドイッチを作るため、近くのパン工房で薄切りした1斤入りのパックを
買ってきて、パン1枚の厚さを測ると1cm・・1斤10枚切りでした。件のレシピは7ミリの厚さと
あるので再訪し、7ミリにスライスするよう頼みましたが断られました。仕方なくスーパーなど
を亘り歩いて調べ、1斤12枚切りをみつけました。
ところで、疑問に思うのが「1斤」という計量単位です。今はメートル法に統一された筈なのに
食パンは計量に「斤」が使われ、公正競争規約で「1斤=340g(以上)」の定めがあると言う・・
かつて砂糖の計量単位も「斤」でした。砂糖の1斤は尺貫法で160匁=600g、食パンの1斤と
比べると260gの差があります。
明治のころ、食パンが導入した時は1斤=120匁=450gであったと言います。当時の斤の計量
は幾通りかあり、英国の1ポンド(=453.6g)に近い450g=120匁を「1英斤」とする計量単位が
ありました。当時の食パン1斤450gは、時を経るごとに質量も減り、今の340gになりました。
斤は元々中国の計量単位・・1斤=16両、1両=4分、1分=6銖、1銖は中くらいの秬黍(クロキビ)
100粒の質量と定められ、唐の時代は1斤は約600gでした。今の中国では1斤=10両=500g
と定めていると言います(以上Wikipedia「斤」、星田直彦著「単位171の新知識」より抜粋)。
面白い!と思ったのは上記「1両=4分」で、江戸時代のお金の単位「1両=4分」にevenな点
でした。1斤=16両の16進法は、ヤート゛ポンド法の1ポンド=16オンスと同じです。1分=6銖の
6進法も興味ありますが、紙面と資料が尽きました。噺を本論に戻します。お送りするレシピは
二つともシンプルな味のサンドイッチです。暑い日のお昼などにお試し頂きたいと思います。
きゅうりだけのサンドイッチです。作り方は食の雑誌「四季の味」のスクラップを参考にしました。
見出しに「最高に美味しいきゅうりのサンドイッチの作り方」と題し7頁に亘り詳細に書いています。
レシピは、原作通りは叶わず、一部アレンジしてわたしなりに美味しいと思った作り方にしました。
材 料
食パン 4枚 160g ・・サンド用の10枚切り
きゅうり 1本 120g ・・2㎜厚さ、パンに合せた長さにスライス
塩胡椒 少々
バター 大さじ 2 18g ・・常温にしばらくおく
練り芥子 少々
マスタード 小さじ 1
マヨネーズ 小さじ 2 8g
作り方
パンに塗るバターソースを作る
常温において、柔らかくなったバターに練り芥子と
粒マスタードを加え、ムラのないように混ぜる。
更に、マヨネーズを加えねりこむように混ぜる。
食パンにバターソースを塗る
パン片面にソースを薄く塗りのばす。
きゅうりを2~3mm巾に切り、パンにはさむ
きゅうりを縦に薄く・・均等にスライスして、まな板に
広げておく。
バターソースを塗った上に、スライスしたきゅうりを
のせ、きゅうりの上から塩胡椒を軽く振る。
きゅうりの上に、バターソースを塗ったパンをのせ
なじませるように軽く押さえる。