毎日続く猛暑に目がくらんで、日中はとても外を歩けません。
先日は、舞鶴では史上最高の温度だったそうで、「年のせいでこんなに暑いと感じるのか」と、
体力の衰えを嘆いていましたが、その日は史上最高の気温だったと聞き納得しました。
いつもの魚屋さんをたずねると、小えびが売れ残っていました。
この日は100g150円の値札でした。 計って貰うと600gあると言うので全部買います。
先日同様かき揚げの天丼にしましたが、前回は捨て去ったエビの頭がこのたびは捨てがたい。
エビとナスは出合いの食材です。そこでレシピのようになすの出汁にして炊くことを思いつきました。
私の個人的な考えですが「男は本来ケチである」と思います。
異論ある男の方は、奥様に聞いてご覧なさい・・・「男はケチ」を肯定される奥様が少なくないのでは・・と思います。
私の場合は食材を捨てるのが、ムダに思えてならない「ケチ」であります。
あるエッセイを読んで、手をうって同意しました。
冷蔵庫の中の食材の、30~40%は捨てられる運命にある・・・
冷蔵庫に入れられたおかずの残りは「無期禁固刑」の宣告をうけたも同然である・・
禁固刑が解けて釈放されると同時にゴミ箱に島送りにされる・・・
世の多くの主婦は、痛んだ食材や、食べ残りのおかずをまことに大胆に捨てるが、これらの一つ一つが
100円・10円・1円などの硬貨だとしたら、簡単には捨てないだろう・・・そんな主旨でした。
剥いた大根の皮一切れもムダにはしない・・・ある名料理人の言葉です。
大根の葉一枚でもきれいなものなら、捨てないで茹でて菜めしの材料に、
魚のあらは味噌汁に、いりこ(いわしの煮干)のだしがらは、頭と骨を取って、
甘辛く煮るとおいしい佃煮ができる・・・と言ったのはグルメで有名な作家でした。
原油相場と穀物価格の急騰をうけ、生活関連のあらゆるものが「タチの悪い値上がり」する昨今です。
すこしのムダもをなくして「ケチ」にいそしみ、生活防衛の一助に・・・と、捨てられそうな食材を
冷蔵庫から取り出し、「さて、何を作ろうか」と思案するこのごろであります。
小エビのかき揚げ用に買ったエビは600g、頭と尾を取り大きいのは腹の皮も剥いた殻が300gでした。
ちょうど半分捨てることになります。活きの良いエビなので、このまま捨てるのはなんとしてももったいない、
このエビ殻の出汁でナスを炊いたらおいしいだろう・・・捨てないでナスの旨煮を作ってみることにします。
バラのまま煮て出汁をとるより、茶袋に詰めてナスと一緒にじっくりと炊き込んだほうが、①扱いやすい
②おいしい味がつく ③出来上がりがきれい・・・そう思って面倒でも詰めたら茶袋5つになりました。
煮上がったナスは、エビの甘い出汁を吸い込んで、上品な甘さの旨煮になりました。
同じようにエビ殻の出汁に、醤油と酒とみりんで味つけしたつゆに、茹でて冷水でしめたそうめんを
ひたして食べたらおいしいだろう・・・と、これは次のレシピの課題にします。
材料
なす 4本
ピーマン 6こ
調味料
日本酒 大さじ3~4杯
味醤油 大さじ2杯
濃口醤油 大さじ4杯
みりん 小さじ2杯
さとう 小さじ1杯
水 1カップ半
オイル 大さじ2杯
小エビの剥き殻 300g
作り方
なすは縦半分に切って、表に5mm巾の切れ目を入れて
一口大に切る。
ピーマンは縦4つ割りにしてタネをとる。
小エビの剥き殻を茶袋4~5個に詰める。
調味料全部と水を中火にかけ、ゆっくり煮てアルコールをとばす。
酒・みりんだけを煮切るときは沸騰させない=中火以下にして7~8分コトコト煮る。
そこへエビの殻を詰めた茶袋を入れてエビの旨味を煮出す。
茶袋を天地返ししながらゆっくり煮転がすとエビの旨味がでる。
別の鍋にオイルを入れて火にかけて、なすとピーマンを炒め
エビのだし汁を茶袋ごと、移し入れて落しぶたをし、中火より
少し弱い火でゆっくり(20~30分かけて)煮含める。
ナスの煮汁が残ったので、千石豆を煮ましたが、インゲン豆などもよろしいと思います。
先日は、舞鶴では史上最高の温度だったそうで、「年のせいでこんなに暑いと感じるのか」と、
体力の衰えを嘆いていましたが、その日は史上最高の気温だったと聞き納得しました。
いつもの魚屋さんをたずねると、小えびが売れ残っていました。
この日は100g150円の値札でした。 計って貰うと600gあると言うので全部買います。
先日同様かき揚げの天丼にしましたが、前回は捨て去ったエビの頭がこのたびは捨てがたい。
エビとナスは出合いの食材です。そこでレシピのようになすの出汁にして炊くことを思いつきました。
私の個人的な考えですが「男は本来ケチである」と思います。
異論ある男の方は、奥様に聞いてご覧なさい・・・「男はケチ」を肯定される奥様が少なくないのでは・・と思います。
私の場合は食材を捨てるのが、ムダに思えてならない「ケチ」であります。
あるエッセイを読んで、手をうって同意しました。
冷蔵庫の中の食材の、30~40%は捨てられる運命にある・・・
冷蔵庫に入れられたおかずの残りは「無期禁固刑」の宣告をうけたも同然である・・
禁固刑が解けて釈放されると同時にゴミ箱に島送りにされる・・・
世の多くの主婦は、痛んだ食材や、食べ残りのおかずをまことに大胆に捨てるが、これらの一つ一つが
100円・10円・1円などの硬貨だとしたら、簡単には捨てないだろう・・・そんな主旨でした。
剥いた大根の皮一切れもムダにはしない・・・ある名料理人の言葉です。
大根の葉一枚でもきれいなものなら、捨てないで茹でて菜めしの材料に、
魚のあらは味噌汁に、いりこ(いわしの煮干)のだしがらは、頭と骨を取って、
甘辛く煮るとおいしい佃煮ができる・・・と言ったのはグルメで有名な作家でした。
原油相場と穀物価格の急騰をうけ、生活関連のあらゆるものが「タチの悪い値上がり」する昨今です。
すこしのムダもをなくして「ケチ」にいそしみ、生活防衛の一助に・・・と、捨てられそうな食材を
冷蔵庫から取り出し、「さて、何を作ろうか」と思案するこのごろであります。
小エビのかき揚げ用に買ったエビは600g、頭と尾を取り大きいのは腹の皮も剥いた殻が300gでした。
ちょうど半分捨てることになります。活きの良いエビなので、このまま捨てるのはなんとしてももったいない、
このエビ殻の出汁でナスを炊いたらおいしいだろう・・・捨てないでナスの旨煮を作ってみることにします。
バラのまま煮て出汁をとるより、茶袋に詰めてナスと一緒にじっくりと炊き込んだほうが、①扱いやすい
②おいしい味がつく ③出来上がりがきれい・・・そう思って面倒でも詰めたら茶袋5つになりました。
煮上がったナスは、エビの甘い出汁を吸い込んで、上品な甘さの旨煮になりました。
同じようにエビ殻の出汁に、醤油と酒とみりんで味つけしたつゆに、茹でて冷水でしめたそうめんを
ひたして食べたらおいしいだろう・・・と、これは次のレシピの課題にします。
材料
なす 4本
ピーマン 6こ
調味料
日本酒 大さじ3~4杯
味醤油 大さじ2杯
濃口醤油 大さじ4杯
みりん 小さじ2杯
さとう 小さじ1杯
水 1カップ半
オイル 大さじ2杯
小エビの剥き殻 300g
作り方
なすは縦半分に切って、表に5mm巾の切れ目を入れて
一口大に切る。
ピーマンは縦4つ割りにしてタネをとる。
小エビの剥き殻を茶袋4~5個に詰める。
調味料全部と水を中火にかけ、ゆっくり煮てアルコールをとばす。
酒・みりんだけを煮切るときは沸騰させない=中火以下にして7~8分コトコト煮る。
そこへエビの殻を詰めた茶袋を入れてエビの旨味を煮出す。
茶袋を天地返ししながらゆっくり煮転がすとエビの旨味がでる。
別の鍋にオイルを入れて火にかけて、なすとピーマンを炒め
エビのだし汁を茶袋ごと、移し入れて落しぶたをし、中火より
少し弱い火でゆっくり(20~30分かけて)煮含める。
ナスの煮汁が残ったので、千石豆を煮ましたが、インゲン豆などもよろしいと思います。