レシピはソーセージベースのカレーとシチューです。ソーセージはJhonsonville社製の
フランクフルトを使います。Costcoで買うと6本入り396g入りが2パックで1,100円ほど。
安い上においしいので、専らこれを愛用しています。
ソーセージの歴史はハムよりも古く、ホメロスのオデュッセイアに、ヤギの胃袋に血と脂身
を詰めたのを、携行食として持たせた・・と言います(wikipedia「ソーセージ」より)。
ソーセージの種類は多々ありますが、一般的なものは三つ・・ウィンナとフランクフルトと
ポロニアです。
ウィンナは羊の腸で作る・・太さは20㎜未満でオーストリア・ウイーンに由来します。フランク
は太さ20㎜~36㎜未満、豚の腸で作る・・ドイツ・フランクフルトに由来します。ポロニアは
太さ36㎜以上で牛の腸で作る・・イタリア・ポローニヤに由来します。
日本には第1次世界大戦時に、捕虜として習志野に収容されたドイツ兵がソーセージ作り
の秘伝を伝えた時からと言います。日本人が作った国産ソーセージが始めて出品された
のは大正6年(1917)11月1日でした。日本記念日協会は、その日を記念して11月1日を
「ソーセージの日」と定めました(記念日制定は今年2015年・・です)。
その矢先、ソーセージやベーコンなど加工食肉を食べると大腸がんになるリスクがある・・
10月26日、世界保健機関(WHO)発表の最新ニュースです。
WHOの専門組織、国際がん研究機関は26日、ホットドッグ、ソーセージ、ベーコンなどの
加工肉が大腸がんのリスクを高めるほか、赤身肉も同様のリスクがあるとのリポートを
発表しました。下に関連のURLを置きます。
加工肉に大腸がんリスク、WHO専門機関が報告・・newsweekより
http://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2015/10/158586.php
有史以来親しまれたソーセージを食べると大腸がんになるリスクがあると言うリポートを
読んで戸惑う人が多いと思います。中で一番に困る人と言えば、子供の弁当のおかずに
「たこウインナー」を作るお母さんたちだろうと思います。
お送りするレシピはこのリポートが出る前に作りました。今まで体に良い・・と言われた食材
が、ある日一転して体に悪い・・と言うリポートに接すると困惑します。ソーセージのリポート
はどう展開するか様子見しながらも、食べるのを・・急に止めるわけには行きません。
お昼ご飯に作った即席のカレーです。作り置きのカレーソースの瓶詰と、在庫のフランクフルト
ソーセージを使い、ニンジンと玉ねぎだけで作りました。淋しい食材でしたが、瓶詰カレーソース
がおいしく馴染んでいて、満足できるカレー・・家人が珍しく「おいしい!」と褒めてくれました。
材 料
フランクフルト 2本 140g ・・一口大の乱切り
玉ねぎ 1/2こ 150g ・・3㎝角に切る
にんじん 10cm 100g ・・一口大の乱切り
バター 大さじ 1 10g
調味料
カレーソース 2カップ 360g ・・カレーソースをつくるレシピ№550を参考
作り方
厚手の鍋にバターを入れ中火にかける。
バターが溶けたら、ニンジンと玉ねぎを加え、
しんなりするまで炒める。
カレーソースと水半カップを加えて中火で
煮込む。
フツフツし出したら、ソーセージを加え、20分
ほど煮込んでできあがり。